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どういう幻想もっている方か知りませんが、「民主的な意思決定」が必ずしも最大多数の幸福でないいい例が中東で。
たとえばイラン。革命前のパーレビ王朝、は今のエジプトのムバラク政権同様いろいろ批判はあるけど西洋式の自由化と資本主義社会化をイスラム社会に当てはめようとしていた。それを否として、革命でホメイニ政権ができて個人の自由を奪い、資本主義を否定した。
おそらく、エジプトで今回起こる革命はこれをなぞるでしょう。革命政権はイランのホメイニ政権的な「イスラム主義」を掲げるでしょうね。
>この反動で良い国に生まれ変われるのではないかな。
ないわ。
民主主義の内制度的な部分ってのは最後に世論を集計する部分だけであり、社会的な問題を解決し続ける仕組みとして実際に継続的に運営していくためには世論形成の仕組み(初等~高等教育制度、マスコミ、専門家を登用する仕組み)が整っている必要がある。でないと問題解決能力が発揮できず各種の社会問題が放置され、悪化してしまうので不満が蓄積することになる。
特に民主主義と相性が悪い前時代的な世襲王権を維持したままでというのは中々難しい。(独裁そのものは民主制下でも発生はしますが、世襲はさすがに相性が良くなくて代替わり後に倒れる事例も多い。)実際、王権と民主制の同居は日本も一回は失敗したわけだし。古くは英国も革命をやり直してる。歴史上の啓蒙君主たちも一通り啓蒙が行き届いたところで退位させられたり革命がおきたりしている。
エルシャダイ臨時政府樹立、と空目して「お前は何を言っているんだ」と素で思ってしまった。寝よう。
まとめると「そんな臨時大統領で大丈夫か?」ということですね。寝よう
エルバラダイ(w
いや、彼がちゃんと掌握できていればみーんな安心できるんでしょうが。現地入り遅すぎ。危ういときは逃げていて、政権落ちるときになってから帰国したからだめでしょ神輿になるとしても。せめて昨年末に軟禁状態になってればw
都知事選に元国連事務次長出て惨敗した過去覚えてません?「国連」「国際機関」「ノーベル受賞者」のネームバリュー、って神通力ないですね。
既にその方向に進んでいるようですよ。イスラム系の団体が権力を握れば、あとはどうなるかわかりますね?個人の考え方なんてのは消されるものです。イランだってそうだったんですから。
ホメイニ(笑)いつの時代だよ...
イスラム側からホメイニ革命の意義を否定しているのは見たことないですが。「ホメイニ(笑)いつの時代だよ..」ってどういう意味でしょうか。
チュニジアやエジプトの人間舐めすぎだ。現地の人と接すると絶対そんな考え方は出てこない。
チュニジアはまだ「自由と共存できる宗教的自由」という、西欧ともイスラムとも違う新しい社会を作り出せるかも、と思いますけど。そういう事例はレバノンで数十年前に試行してだめだったってあるし。レバノンの事例を説明する必要ないですよね?見識高い人でしょうから
この反動で良い国に生まれ変われるのではないかな。
色々と残念な例を知っているので、そんなに楽天的にはなれないなぁ。今現在虐げられている立場にいる事やその時考えている理想と、その人が実際に権力を手にしたときにどうなるか、ってのは全くの別物だから。
日本から見て、エジプトは良い国のうちだったのではないかと思います。サウジアラビアにせよ、日本から見て良い国は、民主的ではない国なのかもしれません。
王朝と海外利権(日本のような)が富を分配し、国民には行き渡らない。けっきょく、それで近代化が促進されて国民にも利益がもたらされるけど、それを望むかどうかは本来は国民が決めるべきこと。
でもそうやって日本が利益を得ていて、現にその利益を享受して日々の生活を送ってるのだから、日本人としては、日本の国益を第一に考えるべきだと思います。
> でもそうやって日本が利益を得ていて、現にその利益を享受して日々の生活を> 送ってるのだから、日本人としては、日本の国益を第一に考えるべきだと思います。
まったくそのとおりで、日本人が今までのように世界中の資源を潤沢に使える生活を続けたいのなら、後進国の発展を願うべきではありません。世界の資源は限られているので、それをほしがる国や人が増えれば増えるほど、価格は急騰するし、日本の分け前は減ります。知識も与えるべきではありません。留学生を受け入れるとか、もってのほか。
相手国を近代化させるなど、もってのほかです。石油などの資源の対価としては、それよりは、ただ恵んであげるだけの援助がいいんじゃないでしょうか。
中国やインドなど人口の多い国が近代化への道を走り出してしまったので、もう手遅れかも知れませんが。
同感。人道的にはどうかと思うが、国益で考えれば海外援助なんてするべきじゃない。(援助しなければ殴られそうな)同盟国に対しては色々しておかないと危ないけど、後進国に国力を付けさせてあげるのは、いずれ自分で自分の首を占めることになると思う。
そういうドライなものの見方、嫌いじゃないですが、きちんと徹底すべきです。
国益にかなったって、それが自分個人や家族や友人や、自分の属する会社や組織の利益になるとは限りません。むしろ反する場合もあるかも知れません。
国益を尊重するのは、それがまわりまわって自分の利益になると思ったときだけではないでしょうか。もちろん、えらい人の前で国益を尊重するポーズをとることが自分の利益になると思った場合にどうするか、というのも含めてです。
逆に、仲良くしておくと自分の利益になりそうな外国人がいた場合も、厳密には国益に反するかもしれませんが、ふつう仲良くするんじゃないですかね。
なお、国益を無視すると入っていません。国益を通じて最終的にどれだけ自分に利益になったり損失になったりするかを考慮するのです。
そういや、アパルトヘイトがあった頃の南アフリカで、日本人は名誉白人というたいへんん名誉ある地位を占めていましたね。
おれ的にはそういう不名誉なのはいやなんだけど、国益としては、そういうのがよかったのだろうか。
じゃあ、日本でもやるべきかな?
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
さすがにここまでやると (スコア:0)
Re:さすがにここまでやると (スコア:2, すばらしい洞察)
どういう幻想もっている方か知りませんが、「民主的な意思決定」が必ずしも最大多数の幸福でないいい例が中東で。
たとえばイラン。革命前のパーレビ王朝、は今のエジプトのムバラク政権同様いろいろ批判はあるけど
西洋式の自由化と資本主義社会化をイスラム社会に当てはめようとしていた。
それを否として、革命でホメイニ政権ができて個人の自由を奪い、資本主義を否定した。
おそらく、エジプトで今回起こる革命はこれをなぞるでしょう。
革命政権はイランのホメイニ政権的な「イスラム主義」を掲げるでしょうね。
>この反動で良い国に生まれ変われるのではないかな。
ないわ。
制度だけではだめ (スコア:1)
民主主義の内制度的な部分ってのは最後に世論を集計する部分だけであり、
社会的な問題を解決し続ける仕組みとして実際に継続的に運営していくためには
世論形成の仕組み(初等~高等教育制度、マスコミ、専門家を登用する仕組み)が整っている必要がある。
でないと問題解決能力が発揮できず各種の社会問題が放置され、悪化してしまうので不満が蓄積することになる。
特に民主主義と相性が悪い前時代的な世襲王権を維持したままでというのは中々難しい。
(独裁そのものは民主制下でも発生はしますが、世襲はさすがに相性が良くなくて代替わり後に倒れる事例も多い。)
実際、王権と民主制の同居は日本も一回は失敗したわけだし。古くは英国も革命をやり直してる。
歴史上の啓蒙君主たちも一通り啓蒙が行き届いたところで退位させられたり革命がおきたりしている。
Re: (スコア:0)
その後大統領選挙というのが一番無難な線だと思いますが。
だめだ寝よう (スコア:1, おもしろおかしい)
エルシャダイ臨時政府樹立、と空目して「お前は何を言っているんだ」と素で思ってしまった。
寝よう。
Re:さすがにここまでやると (スコア:1, 参考になる)
エルバラダイ氏では長い間事実上の軍事政権だったエジプトを
臨時とはいえ統治できないと思われます
ムバラク氏よの親米路線を取ることを約束して米の全面バックアップを
受けるなら別でしょうが
中国に歩みよると言う手もありますか
Re: (スコア:0)
まとめると「そんな臨時大統領で大丈夫か?」ということですね。
寝よう
Re: (スコア:0)
エルバラダイ(w
いや、彼がちゃんと掌握できていればみーんな安心できるんでしょうが。
現地入り遅すぎ。危ういときは逃げていて、政権落ちるときになってから帰国したからだめでしょ
神輿になるとしても。せめて昨年末に軟禁状態になってればw
都知事選に元国連事務次長出て惨敗した過去覚えてません?
「国連」「国際機関」「ノーベル受賞者」のネームバリュー、って神通力ないですね。
Re: (スコア:0)
チュニジアやエジプトの人間舐めすぎだ。現地の人と接すると絶対そんな考え方は出てこない。
Re:さすがにここまでやると (スコア:1, 興味深い)
既にその方向に進んでいるようですよ。イスラム系の団体が権力を握れば、あとはどうなるかわかりますね?個人の考え方なんてのは消されるものです。イランだってそうだったんですから。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ホメイニ(笑)いつの時代だよ...
イスラム側からホメイニ革命の意義を否定しているのは見たことないですが。
「ホメイニ(笑)いつの時代だよ..」ってどういう意味でしょうか。
チュニジアやエジプトの人間舐めすぎだ。現地の人と接すると絶対そんな考え方は出てこない。
チュニジアはまだ「自由と共存できる宗教的自由」という、西欧ともイスラムとも違う新しい社会を作り出せるかも、と
思いますけど。そういう事例はレバノンで数十年前に試行してだめだったってあるし。
レバノンの事例を説明する必要ないですよね?見識高い人でしょうから
Re: (スコア:0)
少なくともイラン革命はそれ以前のパーレビ朝の時代よりも個人の自由が拡大され、
そして教育(特に女性)も整備され全体的に知的水準が上がったはずだが?
民主化リーダがいつのまにか「終身大統領」就任とか (スコア:2, すばらしい洞察)
この反動で良い国に生まれ変われるのではないかな。
色々と残念な例を知っているので、そんなに楽天的にはなれないなぁ。
今現在虐げられている立場にいる事やその時考えている理想と、その人が
実際に権力を手にしたときにどうなるか、ってのは全くの別物だから。
Re:民主化リーダがいつのまにか「終身大統領」就任とか (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:さすがにここまでやると (スコア:1, 興味深い)
日本から見て、エジプトは良い国のうちだったのではないかと思います。
サウジアラビアにせよ、日本から見て良い国は、民主的ではない国なのかもしれません。
王朝と海外利権(日本のような)が富を分配し、国民には行き渡らない。
けっきょく、それで近代化が促進されて国民にも利益がもたらされるけど、
それを望むかどうかは本来は国民が決めるべきこと。
でもそうやって日本が利益を得ていて、現にその利益を享受して日々の生活を
送ってるのだから、日本人としては、日本の国益を第一に考えるべきだと思います。
Re: (スコア:0)
> でもそうやって日本が利益を得ていて、現にその利益を享受して日々の生活を
> 送ってるのだから、日本人としては、日本の国益を第一に考えるべきだと思います。
まったくそのとおりで、日本人が今までのように世界中の資源を潤沢に使える生活を
続けたいのなら、後進国の発展を願うべきではありません。世界の資源は限られて
いるので、それをほしがる国や人が増えれば増えるほど、価格は急騰するし、
日本の分け前は減ります。知識も与えるべきではありません。留学生を受け入れる
とか、もってのほか。
相手国を近代化させるなど、もってのほかです。石油などの資源の対価としては、
それよりは、ただ恵んであげるだけの援助がいいんじゃないでしょうか。
中国やインドなど人口の多い国が近代化への道を走り出してしまったので、
もう手遅れかも知れませんが。
Re: (スコア:0)
同感。
人道的にはどうかと思うが、国益で考えれば海外援助なんてするべきじゃない。
(援助しなければ殴られそうな)同盟国に対しては色々しておかないと危ないけど、
後進国に国力を付けさせてあげるのは、いずれ自分で自分の首を占めることになると思う。
Re: (スコア:0)
そういうドライなものの見方、嫌いじゃないですが、きちんと徹底すべきです。
国益にかなったって、それが自分個人や家族や友人や、自分の属する会社や組織の
利益になるとは限りません。むしろ反する場合もあるかも知れません。
国益を尊重するのは、それがまわりまわって自分の利益になると思ったときだけ
ではないでしょうか。もちろん、えらい人の前で国益を尊重するポーズをとることが
自分の利益になると思った場合にどうするか、というのも含めてです。
逆に、仲良くしておくと自分の利益になりそうな外国人がいた場合も、厳密には国益に
反するかもしれませんが、ふつう仲良くするんじゃないですかね。
なお、国益を無視すると入っていません。国益を通じて最終的にどれだけ自分に
利益になったり損失になったりするかを考慮するのです。
Re: (スコア:0)
そういや、アパルトヘイトがあった頃の南アフリカで、
日本人は名誉白人というたいへんん名誉ある地位を占めていましたね。
おれ的にはそういう不名誉なのはいやなんだけど、
国益としては、そういうのがよかったのだろうか。
Re: (スコア:0)
じゃあ、日本でもやるべきかな?
Re: (スコア:0)