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「権威」という言葉を「信頼できる情報か」に言い換えてみれば毎日新聞の言いたいことも分かるんじゃないかと。
「上位のうち80~90%のページについては内容は正しいが、残り10~20%のページはまったく正しくない」 って傾向にある、というのが問題ではないかと。
大手新聞社ならその情報が事実であるかどうかに対して それなりのプライドを持っているだろうし
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「権威」という言葉 (スコア:2, おもしろおかしい)
ついつい弁護したくなるな。
「権威」という言葉を「信頼できる情報か」に言い換えてみれば
毎日新聞の言いたいことも分かるんじゃないかと。
大手新聞社ならその情報が事実であるかどうかに対して
それなりのプライドを持っているだろうし
ネット上みたくニュースに関しては二次情報がほとんど基礎になる世界には
記者や編集が気を使うそういうところ、マスメディアとして
信頼できる情報を届ける、みたいな職務意識はないわけだから
毎日の言うこともまず、間違っているとは言いにくい。
問題なのは「当たり前のようにガセが含まれている」ことを前提に
大抵のユーザーがネットを利用していることを毎日が空目しちゃったことでないかと。
「リンクが多い情報だから事実に近い」とは当のGoogleも言ってはいないんじゃないか?
まあ確かにそういう勘違いする人をたまに見掛けることはあるんだけどさ。
Re:「権威」という言葉 (スコア:3, すばらしい洞察)
その信頼の根拠を「権威」にあるかのように言ってしまってるあたりが、脊髄反射される元なんじゃないでしょうかね。
事実かどうかって判断はかなり難しくって、場合場合によって方法論が違ったりするので毎日の記者も「そういうことを専門家はちゃんとやってますよ」というつもりで「権威」という言葉を持ち出したのでしょうが、それって要は「私を信用してください」としか言ってないみたいなものなのですよね。
プロであることには相応の敬意は払いますが、「プロなんだから私を信じなさい」と言われても簡単に「はい信じます」とは答えられませんよね。
Re:「権威」という言葉 (スコア:2, すばらしい洞察)
被リンク率で,サイトを上位に持ってきたり,より内容に沿った広告を出すといった機能を持った「道具」であって,それを,使う側が(研究者も含めて)誤った認識で見ているのが悪いんじゃないの?
昔のように,「様々な検索エンジンの検索結果から目的の情報を探す」手間を,googleが担ってくれているだけで。
#ちなみに,「権威」と「権力」は意味が違うので混同しないようにしなきゃ。
Re:「権威」という言葉 (スコア:2, すばらしい洞察)
とはいえ、これは私たちが犯しやすい誤りでもありそうです。
実際には「googleで上位」な場合には、Web全般での参照数が多いことに当たります。このことが評価軸であれば、非常に高価値な情報提供をしていることになるでしょう。SEOが紛れ込むのもこのためかと思います。
逆に「情報の信頼性が高い」ことについて、googleの検索結果は無力でしょう。「参照数が多いところはだいたい間違ってないんじゃないの? みんなそう思ってるみたいだし」的な援用的判断は可能でしょうが、根拠はそれのみになります。
知識人/専門家による論文ベースの参照構造は基本的に「情報の信頼性」を元に判断されている場合が多かったと思われますが、googleはそうではない。
googleの検索結果に「信頼性」を読み込んではならない。
と言うだけの事ですよね。
逆に言えば「情報の信頼性」を基準にした、googleと同程度に気軽に利用できるpathがどこにもないというのはあるていど問題なのかもしれません。
ただそれは、googleの問題ではなくWWWそのものの問題であるように思います。
従来型のWWWを介さない「ある情報」へのアクセスは、辿っていく途中で「専門書」なり「事情通」なりを経過する必要があり、そのことによって一種の信頼性なり有用性を基準にしたフィルタリングを期待できましたが、googleはそれを行えない。という、書いてみれば非常に当たり前の事です。
googleではPageRankによってこの種の信頼性をあるていど担保していると主張しますが、WWWの参照構造の基本は「信頼性」ベースではなく、「面白がり」ベースになりがちな場合も少なくありませんから、PageRankの有効性も担保に留まってしまいます。
便利すぎてときどき忘れそうになりますが、これを忘れてはいけないと言う事でしょう。
Re:「権威」という言葉 (スコア:1)
現代社会における「権威」というのは「声がでかい」に近いのでは?
>「リンクが多い情報だから事実に近い」とは当のGoogleも言ってはいないんじゃないか?
実際、google様のいうことは絶対ナリ、みたいな信者はいそうですねw
ただ、「事実に近いケースが多い」と言い換えれば嘘ではないと思います。
100%ではなく80~90%の確度の情報が必要な時は便利。
業務で色々調査する際にはofficialな裏づけが必要になるもんですが、メーカーが仕様非公開にしてるために公式情報が欲しくても手に入らない(または妙にコストがかかる)ケースがあったりして、そんな場合は野良情報で「事実に近い」情報を探る事になるんですよね。
---- 何ぃ!ザシャー
Re:「権威」という言葉 (スコア:0)
> 100%ではなく80~90%の確度の情報が必要な時は便利。
いや、その「80~90%」というのが、
「上位に来るのはどのページも、内容の80%~90%は正しい」
のならいいのですが、
「上位のうち80~90%のページについては内容は正しいが、残り10~20%のページはまったく正しくない」
って傾向にある、というのが問題ではないかと。
正しいのかどうかある程度でも見分けられる目があるならGoogleは便利ですが、
そうでない素人が上位のページの内容を盲信するするのは非常に危険だと思います。
Re:「権威」という言葉 (スコア:1)
そのとおりとは思います。
1つだけみてうっかり判断する事をせずに、3つか4つくらいピックアップ
(上位4件ではありません)して見比べれば自ずと分かると思うのと、
実際には第2・第3のキーワードでふるいにかけるだろうと言うのとで、
心配してるほど盲信する状況にはならないと期待してます。
正直、自称マスコミの発信する情報の方が信頼度が低い気がします。
何らかの意図で方向を捻じ曲げようとしてるかも知れないけど、プロ意識を疑うというか。
---- 何ぃ!ザシャー
Re:「権威」という言葉 (スコア:0)
Re:「権威」という言葉 (スコア:0)
Re:「権威」という言葉 (スコア:1)
「権威」と(科学的)真実とはまったく違うカテゴリのものです。
歴史的な真実は往々にして権威によって作られますが、それは「史観」とかいって、政治的なものですね。
#タレコミでのマスコミのスタンスは、報道がプロパガンダとして制御しにくくなったのを言い訳しているようにしか聞こえないですね。
#権威によるコメントモデレートシステムでも構築すれば、懸念している動機に賛同できるのですが・・・・はっ!それって「社説」では?
Re:「権威」という言葉 (スコア:0)
そこらへんに突っ込むから延髄反射しすぎとか言われるじゃないかと。
誤報が社の信用にモロに響くマスコミ側をしては
きちんと信頼できる情報をもたらす情報筋を「その道の権威」と呼ぶのも自然なことだろうし
それはインターネット内で「このサイトはアテになるか」を見極めるユーザーの感覚と一緒じゃないかと。
特に国際面では信頼できる情報筋に金を払ってニュースソースを得ている新聞社としては
情報の信憑性について、ネット界隈はまだまだ無頓着だとケチのひとつもつけたくなるんじゃないかね?
ガキみてーなことを、と騒いで終りにするか。
未だ「ニュースに関しては二次情報がもとになっている」ことが多い
インターネットの情報の信頼性について考えてみるか。
どっちかと言えば俺は後者のほうが好感持てるな
Re:「権威」という言葉 (スコア:1)
>そこらへんに突っ込むから延髄反射しすぎとか言われるじゃないかと。
至って興味深いネタでもありますから、マジレス的に反応している人も多いように感じます。例えば私とかw
>>二次情報
新聞など、報道の古参メディアさんたちは、今までは権威の傘を着なくても十分新聞自体が権威であったところを、わざわざ権威がどうのと持ち出してくる。という自信喪失めいた反応が問題でもあるかなと、思います。
ほとんどの報道が二次情報をもとにして報道しているわけで、「情報の正確さ=ソースへの近さ」を利用者側(購読者?)が追求し始めるというのは、顕著ではなかったけれど昔からあったものです。
情報の権威の喪失なんてのは、少し昔の社会学のもっとも陳腐な文化予測なわけで、メディア側は多様化など苦なくして乗り切るだろうというのが、大方の予想だったのですが。
Googleなどの検索エンジンでインターネット上の公開情報がインデックスされただけでこの騒ぎになるというのは、相当な茶番です。つまり、「噂が報道を追い越した」だけのことなんですから。
根も葉もない噂よりは、ちゃんと吟味された報道の方が安心できる。という当たり前の感覚を、報道側の不安材料で覆されるってのは、もうすでにメディアがギブアップしているようにも取れます。
#そういうのは、ちょっと勘弁してくださいよ!(えらそうなんだから、特に)
Re:「権威」という言葉 (スコア:0)
朝日新聞の爆弾発言(嘘です、本当は珊瑚に書き込みです)
NHKの爆弾発言(嘘です、本当はタクシー運転手に検閲)
っとまぁ、大手新聞含めて素人の駄文とあんまり変わらなかったりします。
違いは有料か無料かだけじゃないのかと思うことがある(本当)
権威の衣をかぶるマスコミ記者は実は素人にすら劣る。 (スコア:1, すばらしい洞察)
はどうかというと、特に日本では記事を書く人間の見識は実は
素人と大差はありません。それどころか劣る事すらあります。
欧米のマスコミ記者は、自分の取材対象は如何なるもので
あるかの教育を受けた上で、長くその分野に取り組み精通し
その分野の取材のプロになってゆきますが、日本ではほとんど
そういうものがないそうです。
真の取材のプロを育成するシステムがないので、専門性が強く
書き手もそれ相応の知識を要求される取材対象ほど稚拙ぶりが
現れてきます。
例えば特に航空宇宙分野だと小中学生並みの愚問と必要経費や
宇宙開発の背景や本質を理解もせず、口が開けば巨額の金額
だと叩く事しかしない記者の質の低さは海外にも知られています。
笹本祐一氏の著書「宇宙へのパスポート」の一文には、
「一度も報道としての訓練も教育も受けていない専門外の作家
がほんの数年その分野を追いかけただけで、本職の記者よりも
その分野に詳しくなってしまう日本ってなに?」
てな具合ですので、記者のレベルは察して知るべきでしょう。
そこでもって、現場では取材対象に対して「権威」を笠に着た
ような傍若無人な態度。
これが匿名掲示板の名無し達と、どれほどの違いがあるのでしょうか?。
匿名掲示板の名無し達と記者との違いは限られた字数と時間で
要領よく文章を作る事ぐらいでしょう。
匿名掲示板と違うのは、そんな彼らが一次情報ソースに接して、
その記事を書く事です。
それを金を払って受けとる大多数の日本の読者は不幸ですな・・。
Re:権威の衣をかぶるマスコミ記者は実は素人にすら劣る。 (スコア:0)
ンなわけないよね。w