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農水省に納入された白米の鑑定を依頼した結果、「ひとめぼれ」と同じ成分だったが、酸化が進んでいたことが判明。古米だったとみられる。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
偽装米30トン、海自に納入 (スコア:2, 興味深い)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008010800922 [jiji.com]
食べ物ぐらいいいものを食べさせてあげたい
Re:偽装米30トン、海自に納入 (スコア:0)
思わず、エイゼンシュタインの傑作”戦艦ポチョムキン”を思い出した。
物語上、きっかけは肉が腐っていたことでしたよね。
兵隊になれば肉が食えると思って来てるのに。
日露戦争の頃、脚気予防には麦飯がいいということで、麦飯を導入しようとしたところ、「入隊したら、腹一杯白い飯が食える」と言って兵隊を集めているのにそんなことが出来るか!という反発があったと何かの本で読んだ覚えがあるんですけど。
薬害事始め (スコア:3, すばらしい洞察)
>「入隊したら、腹一杯白い飯が食える」と言って兵隊を集めているのにそんなことが出来るか!という反発が
ちょっと違う。
海軍医務局副長だった高木兼寛が脚気は白米だけを食べていると発症することから
ある種の栄養素の欠乏が原因だと考えたのに対して
陸軍軍医総監の森林太郎(かの文豪、森鴎外です)は「病気には必ず原因となる
病原菌がいるのだ」として高木の対策(兵に麦飯を食べさせる)を批判。
陸軍での兵への麦飯支給を禁止します。(このときすでに高木は海軍の
練習航海を利用した対照実験を行っており、統計的に麦飯食で脚気は
根絶できるというデータを持っていました)
結果として日露戦争では陸軍の脚気患者25万人、うち病死者3万人
海軍での脚気で発症者若干名、病死者ゼロという結果になります。
英国に留学経験のある高木のイギリス経験論(よくリクツはわからんが
結果として治るんだからいいじゃん)と
森鴎外の「まず原理を理解しそこから演繹的に解決法を得るべきだ」とする
大陸合理論的思考法(『舞姫』にあるように鴎外にはドイツへの留学経験があります)
との明確な対比である、とはよく言われますが僕は鴎外の行き過ぎた
エリート役人メンタリティ(自らの失敗を絶対に認めない)にもその一因が
あるんじゃないかなあ、と思ったりもします。
だってこの対応って現代の厚生省のお役人とかと似てませんか?
Re: (スコア:0)
1.
森林太郎が医学部の人間であったこと。
鈴木梅太郎がオリザニン(ビタミン)の存在を確認し、脚気への有効性も確認していたが
農学部であったため、かるんじられていたこと。
2.
ドイツで菌学を学んだが、当時の価値観では師の考えに異をはさむことが良しとされていなかった。
そのため、脚気菌説を頑なに守った。
なんてのもありますわな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
>>結果として治るんだからいいじゃん)と
>この文章“だけ”を踏まえて、「 『水からの伝言』、現在も授業中」を綺麗に論破できる人がいるかしら?
雑談のために端折った言説を元にそのような比較を行なうのはそれこそフェアじゃないでしょう。偉そうに他人のフェアさを言う前にまず自らを省みましょう。