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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
個別に愚痴っても何もかわらないお (スコア:2, すばらしい洞察)
医療崩壊だって
何だって同じじゃん。
市場原理だの自由競争だの言って、
ナンでもカンでも経済最優先にしちゃってさ。
で、削るコストも際限なくなっちゃって、
最低限の安全マージンも何もかも捨て去って、危険だらけの社会になっちゃったんじゃん。
消費者だってうすうす「これはヤヴァいかも・・」とか気付いてるくせに、
それでもやっぱり自分はコスト負担したくないもんだから
リスク度外視した商品やサービスを選択しちゃってるわけじゃん。
「偽装派遣はやめれー!」とか口じゃ言っても、
そーいうメーカーの製品買ってるじゃん。
自分たちの消費行動がそーいう企業を全面的に肯定し
Re:個別に愚痴っても何もかわらないお (スコア:0)
でもさ、マージンがないのは日本とドイツ以外の殆どの国は昔からデフォルトでしょ。ハイテクもそれ以外も。
ドイツはドイツで問題山積だけど、それをおいといて日本の話だけするけどさ、日本人とその社会はマージンがないのに慣れていないんだよな。
だから大騒ぎになって極端な反応が表れる。そこにはマージンがある事に慣れきった人生を送ってきてリスク管理がまともに出来ない政府やら行政やらがあるが故の反応も含まれるわけだけど。
人間が行う事とか物事の性質って必ずと言って良いほど、少なくとも両極に位置する二面があって、それをどうバランスを取るかなんだよね。
そのバランスがマイナスの時のリスクを避けるために別の性質の物を立てる事で依存を避けてという事をいろいろやって、更には最大の利益を得ようとバランスを意図的にギリギリまで崩すような事をしているから世の中複雑になっているんだよね。
そしてギリギリだからこそ崩れる時には一気に崩れ、影響が大きい。
腹八分じゃないけどさ、真っ先に考えるべきはバランス自体をマージンを持たせて保つ事なんだよな。
そこそこの利益に留めて対象の状態に余裕を持たせる。
でも経済主義ではそれは望めない。
資源だって奪い合いだもんな。
マージンを持たせた途端赤字に陥るのが当たり前で、それを避けられるのは物質的に質素な状態からの成長期のみ。
ギリギリのバランスの物はその危うさも手伝ってなんか眩しいけどさ、未来永劫続くわけもなく泡沫の夢でしかないんだから安定したバランスの美しさに世の中向かって欲しいもんだ。
そんな訳で俺は100円ショップには行かない。
アレはアレで良い面も少しあるけど、多くはマイナス面だ。
偽装派遣に関しては判ってて買った事はないな。
給料も上げろと要求した事は一度もない。組合も抜けられる場合には抜けている。
あればあるなりの生活、なければないなりの生活をしているだけ。
経済主義から見たらNGだし、こういうアプローチを批判する奴も周りにいるけど、言いたい事は判るけど、でもこれは俺のポリシーだから無視。
会社をかわる際も給与を重視した事は一度もない。
最低の生活の時は食費がなくて公園の草を食っていた時期もある。それはそれで興味深い日々だったけど。
多くの人は生活の中で強欲になりすぎている点がいろいろとあると思うけど、俯瞰で自分を観察してる?
強欲と言っても世の中では肯定されているものが沢山あるけどね。
人は相対的にしか物事を測れない事が多いから、周りと比べてどうなのか判断している事だらけだから、普段から俯瞰で観察する事は必要だよ。
持ち株制はリスク分散と把握対象の絞り込みによる正確な判断、場合によっては反発し合う要素の分離という点では真っ当な方法なんだよな。
それは経済主義でなくても採用を検討するに値するアプローチだと思う。
当然別の面もあるけど。