アカウント名:
パスワード:
アメリカはともかく、ヨーロッパは従来、文字コードについて非常に混乱した状況にありました。西欧はだいたいISO8859-1で済んだのですが、東欧諸国はISO8859-2、北欧はISO8859-4、などというように。
ユーロ導入とともに、ユーロマーク(€)が入ったISO8859-15/16などが使われるようになり、ヨーロッパ人の多くが、「文字化け」という現象を初めて知ると同時に、その対策として、文字コードを意識せざるを得ない状況に追い込まれたと思われます。さらに、ヨーロッパの統合が進むにつれ、文字コードもEU全体で使えるものが実際に必要になり、それが原動力になったのではないかと思います。文字化けに悩まされながらISO8859シリーズを注意深く使い分けるよりは、UTF-8に移行してしまった方が楽だと思ったのでしょう。
ユーロの導入も1つのきっかけにはなったでしょうが、もともと欧州では微妙に互換性があったりまったく互換性がなかったりする8bitのコードが山のように使われていて、Unicodeは混沌とした文字コード界に現れた鋼の救世主だったのです。日本では(アジアでは、じゃないので念のため)Han Unification問題とかで猛烈なバッシングがあったりしてかなり導入が遅れましたけど。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ユーロ(€)が原動力? (スコア:2, 参考になる)
アメリカはともかく、ヨーロッパは従来、文字コードについて非常に混乱した状況にありました。
西欧はだいたいISO8859-1で済んだのですが、東欧諸国はISO8859-2、北欧はISO8859-4、などと
いうように。
ユーロ導入とともに、ユーロマーク(€)が入ったISO8859-15/16などが使われるようになり、
ヨーロッパ人の多くが、「文字化け」という現象を初めて知ると同時に、その対策として、
文字コードを意識せざるを得ない状況に追い込まれたと思われます。
さらに、ヨーロッパの統合が進むにつれ、文字コードもEU全体で使えるものが実際に必要になり、
それが原動力になったのではないかと思います。文字化けに悩まされながらISO8859シリーズを
注意深く使い分けるよりは、UTF-8に移行してしまった方が楽だと思ったのでしょう。
Re:ユーロ(€)が原動力? (スコア:0)
ユーロの導入も1つのきっかけにはなったでしょうが、もともと欧州では微妙に互換性があったりまったく互換性がなかったりする8bitのコードが山のように使われていて、Unicodeは混沌とした文字コード界に現れた鋼の救世主だったのです。日本では(アジアでは、じゃないので念のため)Han Unification問題とかで猛烈なバッシングがあったりしてかなり導入が遅れましたけど。
Re:ユーロ(€)が原動力? (スコア:1)