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1.量産できる分野のチップを生産する。半導体で存在感を示すのは、量産規模を確保する必要がある。よって、日本企業が量産できる分野として考えられるのは、テレビ、ビデオ、カメラの中のDSPチップ、このチップをOpenCLベースのもので統一し、共通規格のプロセッサを量産する。スカラー命令はARMをライセンスし、ベクトル処理はOpenCLベースのプロセッサとする。この共通規格のプロセッサを、GoogleTVやビデオ、デジタルカメラ、タブレットコンピューターなどに使う事で量産し、コストを下げて競争力を高める。 2.最終製品の価値を上げて量産規模を高める。DLNAでファイルを共有できるようにしたり、共有した映画や音楽をタブレットコンピューターでワイヤレスでコントロールできるようにするなどして、付加価値を高める。 3.プロシューマ製品を生産し、ネームバリューを高める。NVIDIAがやっているようなGPUコンピューティング市場に進出し、性能の高さを主張できれば、その市場を広告塔となり、販促効果を高める事が出来る。要するに日本メーカーはNVIDIAの真似をすればいいんだと思う。
>三社ともすでに半導体会社じゃない。NECと日立の半導体部門なんて今は同じ一つの会社。>OpenCL 専業の会社はすでに存在するが、爆発的に成功しているとは見えない。
OpenCLに着目したのは、日本製品で使われているビデオやテレビの映像処理や音声処理に使えるから。
>2はまあいいや。そのストーリーの最終製品ってメディアだよね。
今や製品はハードだけでは付加価値は訴求できないソフトと一緒になって価値が形成されている。ある意味パソコンと同じ。要するに切っても切り離せないから、一体として扱う。ソフト戦略のないハードはもはや売れない。ソフトというのは、旧来のコンテンツメディアだけではなく、アプリケーションも含めた機能面の拡張が重要な段階に入っている。GoogleTVなんてのは、その代表格といってもいい。
>3.で、せっかく広げた市場をNVIDIAにすでに量産効果がバリバリにでて>いるNVIDIA に全部とられる。半導体の製造コストは売れる見込みに関係な>く量産すればNVIDIAと同じところまで下がるかもしれない。日本の会社も、>NVIDIA も同じ台湾の工場で作っているのだから、それ以下に大きく引き離>すのは無理。ソフトのエコシステムもまとめて考えると、追いつくのは時間>がかかる。 NVIDIAはPC市場で有名でもAV機器市場では有名ではない。例えば、日本製のゲーム機を考えてみると、なぜ、ゲーム機が売れるかというと、ソフトがあるから、ソフトが目的であってハードは、それを生かす器でしかない。一般ユーザーは、PCのユーザーと違って部品の性能なんて分からない人が多い、大事なのは、それが何が出来るのか?信頼に値するメーカーなのか?という事。では器に求められるものは何なのか?ソフトを生かせるハードであるかという事、その点において、信頼が厚いのは、日本メーカーの製品。今まで作ってきたからね。PCはまだまだAV機器としては半人前、音声はノイズが多いし、映像補正処理も中途半端、使い勝手も悪い。それをある程度、改善しているのがAppleだけど、まだまだ日本メーカーには及ばない。同じGoogleTVを作っても、映像処理の質で日本メーカーの製品に劣る。信頼と総合的なクオリティでまだまだ違いがある。今、問題なのは、そういう付加価値があっても、量産効果を最大化できておらず、割高であるという事。また、ソフトによる柔軟な機能拡張も出来ないので、PC系の製品に負けている。そういう欠点を克服すれば利点が浮き上がってくるというのが自分の意見。 >半導体分野で、特定プロダクトに強く特化したメーカがいくつかあります。>スパンジオン、エルピーダ。>普通のエンドユーザから見たプレゼンスってどれくらいなものなのか...>なんでエンドユーザーに存在感示さないといけないの?法人/公共事業向けに>でかい商談だけ狙えば、いいじゃん。>電話を使うと、電話局で使っている。買い物をするとバックエンドのサーバとし>て使われている。それじゃだめ? それも一つの選択だと思いますが、エンドユーザーに向けるのは、日本がコンシューマ市場においてブランドイメージを持っているから、このブランドイメージはまだまだ廃れていない。台湾メーカー製のテレビとSONYのテレビが同じ値段で売られていたら、恐らくSONYを買うでしょう。自分が言いたいのはそういう事。その製品がライバルと同じ値段で、同じ機能、同じ性能であれば、ブランドイメージのある方が勝つ。
1.なんだかんだ言っても、みんな特注品が好き主要コンポーネントを規格化・統一して、量産効果でコストを下げて、これで勝つる!という話は、前世紀どころか、昭和の御世から、連綿と続いています。そして、それは企画倒れの歴史でもあるのです。dsp & openCL がその例外となるとは、ちょっと考え難いのですが。
2.付加価値よりも低価格が市場に選ばれる可能性付加価値は、一歩間違うと無駄機能になりがち。ステキな高価格商品が、バカ売れ出来ればいいけど、低価格な単機能商品に、市場を奪われるリスクもまた大きいのではないでしょうか。
3.yet another nvidia がきのこる先生できるでしょうかt/o
では、いい方を変えましょう。1.量産して安くしないと買わない(規格倒れ云々自体、おかしい主張)2.付加価値はDLNAやソフトで高める(iPhoneの成功をお忘れ?)3.プロシューマ製品をうる事はネームバリューを上げる効果はある。 yet another nvidia→意味不明
>規格品なら他の誰かがもっと安く作る。儲かりそうなら隣国が補助金まがいの為替レートで突っ込んでくるだろ。>ましてメモリほどマスを稼げるわけでもなく、部品価格の叩き合いの前にソフトによる差別化など無力。>そもそもiPhoneだってそうやって集めた部品で組まれてるし、そんな叩き合いからは3社とも降りて久しいな。
部品価格のみではなく、顧客目線で考えるべきだな。日本製のテレビやビデオは世界中で売れている。なぜなら、ブランドイメージがあるから、そのブランドを背景にした市場で規格を共通化し、量産効果を最大化してコストを下げる。その上でソフトウェアで付加価値を高め、商品のコストパフォーマンスを最大化する。顧客は値段だけでものを買っているのではない。利便性やブランドも買っているのだ。日本のメーカーはまだAV機器に関しては海外メーカーよりもいい位置にいる。この位置を最大限利用することが大事なのであって、自分は負けていると思って早々に諦めて逃げていたら、負けるのは当たり前。今自分がいる場所の欠点だけでなく優位性にも着目するべきだ。iPhoneの原価を知っていると思うが、なぜ、原価よりも遥かに高い製品が売れているのか?よく考えてみるといい。 >ネームバリューと商売が得てして結びつかないのは昔から。>チップで言えばミレを持ってたMatroxか。>スタジオだけなら天下とってたベータとか。 それは失敗例をあげつらって指摘しているけど、成功例もあることもよく考えた方がいい。例えば、Appleはクリエイティブ市場でプロに受け入れられている。だからこそ、ネームバリューがある。
> 量産効果でコストを下げて、これで勝つる!> という話は、前世紀どころか、> 昭和の御世から、連綿と続いています。> そして、それは企画倒れの歴史でもあるのです。アメリカには物量攻撃で負けてるけどな。で、一億総玉砕の歴史も繰り返そうとしてるわけだ。
>共通規格のプロセッサを量産する>コストを下げて競争力を高めるこれが通用するのが、その時だけ。その後は、技術の停滞を招いて、自滅に至る道。「先々まで使える高性能チップ」なんて作ったら、将来誰も買ってくれなくなるでしょ?ハード産業は、技術進歩を前提にした自転車操業なんで、過剰品質は厳禁なんですよ。
>3.プロシューマ製品を生産し、ネームバリューを高めるこれは、実際にやってる。家電品がそれ。本業は、大物システムで、家電は広告塔に過ぎないんですよ。それしかないNVIDIAと違って、チップで儲ける必要は無いんですよね。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1)
1.量産できる分野のチップを生産する。
半導体で存在感を示すのは、量産規模を確保する必要がある。よって、日本企業が量産できる分野として考えられるのは、テレビ、ビデオ、カメラの中のDSPチップ、このチップをOpenCLベースのもので統一し、共通規格のプロセッサを量産する。スカラー命令はARMをライセンスし、ベクトル処理はOpenCLベースのプロセッサとする。この共通規格のプロセッサを、GoogleTVやビデオ、デジタルカメラ、タブレットコンピューターなどに使う事で量産し、コストを下げて競争力を高める。
2.最終製品の価値を上げて量産規模を高める。
DLNAでファイルを共有できるようにしたり、共有した映画や音楽をタブレットコンピューターでワイヤレスでコントロールできるようにするなどして、付加価値を高める。
3.プロシューマ製品を生産し、ネームバリューを高める。
NVIDIAがやっているようなGPUコンピューティング市場に進出し、性能の高さを主張できれば、その市場を広告塔となり、販促効果を高める事が出来る。要するに日本メーカーはNVIDIAの真似をすればいいんだと思う。
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:2)
三社ともすでに半導体会社じゃない。NECと日立の半導体部門なんて今は同じ一つの会社。
OpenCL 専業の会社はすでに存在するが、爆発的に成功しているとは見えない。
2.
はまあいいや。そのストーリーの最終製品ってメディアだよね。
3.
で、せっかく広げた市場をNVIDIAにすでに量産効果がバリバリにでているNVIDIA に全部とられる。
半導体の製造コストは売れる見込みに関係なく量産すればNVIDIAと同じところまで下がるかもしれない。
日本の会社も、NVIDIA も同じ台湾の工場で作っているのだから、それ以下に大きく引き離すのは無理。
ソフトのエコシステムもまとめて考えると、追いつくのは時間がかかる。
半導体分野で、特定プロダクトに強く特化したメーカがいくつかあります。スパンジオン、エルピーダ。
普通のエンドユーザから見たプレゼンスってどれくらいなものなのか...
なんでエンドユーザーに存在感示さないといけないの?法人/公共事業向けにでかい商談だけ狙えば、いいじゃん。
電話を使うと、電話局で使っている。買い物をするとバックエンドのサーバとして使われている。それじゃだめ?
東芝はスパコン作っていないから無視?
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1)
>三社ともすでに半導体会社じゃない。NECと日立の半導体部門なんて今は同じ一つの会社。
>OpenCL 専業の会社はすでに存在するが、爆発的に成功しているとは見えない。
OpenCLに着目したのは、日本製品で使われているビデオやテレビの映像処理や音声処理に使えるから。
>2はまあいいや。そのストーリーの最終製品ってメディアだよね。
今や製品はハードだけでは付加価値は訴求できないソフトと一緒になって価値が形成されている。ある意味パソコンと同じ。要するに切っても切り離せないから、一体として扱う。ソフト戦略のないハードはもはや売れない。ソフトというのは、旧来のコンテンツメディアだけではなく、アプリケーションも含めた機能面の拡張が重要な段階に入っている。GoogleTVなんてのは、その代表格といってもいい。
>3.で、せっかく広げた市場をNVIDIAにすでに量産効果がバリバリにでて
>いるNVIDIA に全部とられる。半導体の製造コストは売れる見込みに関係な
>く量産すればNVIDIAと同じところまで下がるかもしれない。日本の会社も、
>NVIDIA も同じ台湾の工場で作っているのだから、それ以下に大きく引き離
>すのは無理。ソフトのエコシステムもまとめて考えると、追いつくのは時間
>がかかる。
NVIDIAはPC市場で有名でもAV機器市場では有名ではない。例えば、日本製のゲーム機を考えてみると、なぜ、ゲーム機が売れるかというと、ソフトがあるから、ソフトが目的であってハードは、それを生かす器でしかない。一般ユーザーは、PCのユーザーと違って部品の性能なんて分からない人が多い、大事なのは、それが何が出来るのか?信頼に値するメーカーなのか?という事。では器に求められるものは何なのか?ソフトを生かせるハードであるかという事、その点において、信頼が厚いのは、日本メーカーの製品。今まで作ってきたからね。PCはまだまだAV機器としては半人前、音声はノイズが多いし、映像補正処理も中途半端、使い勝手も悪い。それをある程度、改善しているのがAppleだけど、まだまだ日本メーカーには及ばない。同じGoogleTVを作っても、映像処理の質で日本メーカーの製品に劣る。信頼と総合的なクオリティでまだまだ違いがある。今、問題なのは、そういう付加価値があっても、量産効果を最大化できておらず、割高であるという事。また、ソフトによる柔軟な機能拡張も出来ないので、PC系の製品に負けている。そういう欠点を克服すれば利点が浮き上がってくるというのが自分の意見。
>半導体分野で、特定プロダクトに強く特化したメーカがいくつかあります。
>スパンジオン、エルピーダ。
>普通のエンドユーザから見たプレゼンスってどれくらいなものなのか...
>なんでエンドユーザーに存在感示さないといけないの?法人/公共事業向けに
>でかい商談だけ狙えば、いいじゃん。
>電話を使うと、電話局で使っている。買い物をするとバックエンドのサーバとし
>て使われている。それじゃだめ?
それも一つの選択だと思いますが、エンドユーザーに向けるのは、日本がコンシューマ市場においてブランドイメージを持っているから、このブランドイメージはまだまだ廃れていない。台湾メーカー製のテレビとSONYのテレビが同じ値段で売られていたら、恐らくSONYを買うでしょう。自分が言いたいのはそういう事。その製品がライバルと同じ値段で、同じ機能、同じ性能であれば、ブランドイメージのある方が勝つ。
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:2)
>処理も中途半端、使い勝手も悪い。それをある程度、改善しているのがAppleだけど、まだまだ日本
>メーカーには及ばない。同じGoogleTVを作っても、映像処理の質で日本メーカーの製品に劣る。信
>頼と総合的なクオリティでまだまだ違いがある。今、問題なのは、そういう付加価値があっても、
>量産効果を最大化できておらず、割高であるという事。また、ソフトによる柔軟な機能拡張も出来
>ないので、PC系の製品に負けている。そういう欠点を克服すれば利点が浮き上がってくるというの
>が自分の意見。
オイラの考えでは、何をもって「??製」とするかは微妙で、
PSPの中のチップは、台湾の会社がソニーに売っている。ソニーのパーツ番号がついているし、ロゴ
もついていても。
PS3のCellは、アメリカで論理、物理設計して、IBMが製造している。
デジカメの画像処理エンジンも安めの路線は、外国製。(たぶん台湾で全部やった)
このストーリーで上がっている会社の一つは、デジタルテレビの画像エンジン開発のために中国の
会社を買収。
「日本メーカーの製品」というのはただの幻想では?せいぜい言って「日本メーカーのロゴが貼って
ある製品」では?その企画、デザイン、設計、製造に日本人も個人あるいは、会社でかかわってい
るのだろうけど、「主に」でも、「大部分」の工程でもなかったりするのでは?
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1)
1.なんだかんだ言っても、みんな特注品が好き
主要コンポーネントを規格化・統一して、
量産効果でコストを下げて、これで勝つる!
という話は、前世紀どころか、
昭和の御世から、連綿と続いています。
そして、それは企画倒れの歴史でもあるのです。
dsp & openCL がその例外となるとは、
ちょっと考え難いのですが。
2.付加価値よりも低価格が市場に選ばれる可能性
付加価値は、一歩間違うと無駄機能になりがち。
ステキな高価格商品が、バカ売れ出来ればいいけど、
低価格な単機能商品に、市場を奪われるリスクも
また大きいのではないでしょうか。
3.yet another nvidia がきのこる先生できるでしょうか
t/o
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1)
では、いい方を変えましょう。
1.量産して安くしないと買わない(規格倒れ云々自体、おかしい主張)
2.付加価値はDLNAやソフトで高める(iPhoneの成功をお忘れ?)
3.プロシューマ製品をうる事はネームバリューを上げる効果はある。
yet another nvidia→意味不明
Re: (スコア:0)
ましてメモリほどマスを稼げるわけでもなく、部品価格の叩き合いの前にソフトによる差別化など無力。
そもそもiPhoneだってそうやって集めた部品で組まれてるし、そんな叩き合いからは3社とも降りて久しいな。
ネームバリューと商売が得てして結びつかないのは昔から。
チップで言えばミレを持ってたMatroxか。
スタジオだけなら天下とってたベータとか。
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1)
>規格品なら他の誰かがもっと安く作る。儲かりそうなら隣国が補助金まがいの為替レートで突っ込んでくるだろ。
>ましてメモリほどマスを稼げるわけでもなく、部品価格の叩き合いの前にソフトによる差別化など無力。
>そもそもiPhoneだってそうやって集めた部品で組まれてるし、そんな叩き合いからは3社とも降りて久しいな。
部品価格のみではなく、顧客目線で考えるべきだな。日本製のテレビやビデオは世界中で売れている。なぜなら、ブランドイメージがあるから、そのブランドを背景にした市場で規格を共通化し、量産効果を最大化してコストを下げる。その上でソフトウェアで付加価値を高め、商品のコストパフォーマンスを最大化する。顧客は値段だけでものを買っているのではない。利便性やブランドも買っているのだ。日本のメーカーはまだAV機器に関しては海外メーカーよりもいい位置にいる。この位置を最大限利用することが大事なのであって、自分は負けていると思って早々に諦めて逃げていたら、負けるのは当たり前。今自分がいる場所の欠点だけでなく優位性にも着目するべきだ。iPhoneの原価を知っていると思うが、なぜ、原価よりも遥かに高い製品が売れているのか?よく考えてみるといい。
>ネームバリューと商売が得てして結びつかないのは昔から。
>チップで言えばミレを持ってたMatroxか。
>スタジオだけなら天下とってたベータとか。
それは失敗例をあげつらって指摘しているけど、成功例もあることもよく考えた方がいい。例えば、Appleはクリエイティブ市場でプロに受け入れられている。だからこそ、ネームバリューがある。
Re: (スコア:0)
> 量産効果でコストを下げて、これで勝つる!
> という話は、前世紀どころか、
> 昭和の御世から、連綿と続いています。
> そして、それは企画倒れの歴史でもあるのです。
アメリカには物量攻撃で負けてるけどな。で、一億総玉砕の歴史も繰り返そうとしてるわけだ。
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1)
Cellはそれを目指していたのかもしれないけれど、ご覧の有様だし。
テレビなら十分な体積と電源があるから10WクラスのDSPでソフトで処理っていうのも考えられるけど、
携帯は小型でバッテリだけのくせにハイスペックを要求するから、専用ハードウェアで数百mWから数Wくらいの
低消費電力に処理する必要がある。
微細化による性能向上で、将来的にはソフトで全部処理できるようになるって言われていたけれども、
H.264やHD化などで必要な性能も上がって結局専用ハードウェアが必要になる。
だいたい、微細化による性能向上は頭打ちになってきてるし。
Re:OpenCLベースのチップを作る。 (スコア:1, 興味深い)
Cellが実現できなかったことを、実現しているそうですよ。
UniPhierの一番すごいところは、32nmでは遅れを取りましたが、Intelと微細度で勝負しているところです。
パナソニックのテレビやレコーダーが他社よりも消費電力が少ないのは、内製しているチップの微細度によるところが大きいでしょう。
チップの消費電力は小さいし、主要な機能を1チップで実現するので多数のチップを並べるよりも消費電力的にも有利です。
マニア的には、筐体の蓋をあけて中身を見ると、ノーブランドのDVDプレーヤ並みに簡素な基板を見て、すこし寂しくなりますが。
>Intelと微細度で勝負しているところです。 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
進歩が必須 (スコア:1)
>共通規格のプロセッサを量産する
>コストを下げて競争力を高める
これが通用するのが、その時だけ。
その後は、技術の停滞を招いて、自滅に至る道。
「先々まで使える高性能チップ」なんて作ったら、将来誰も買ってくれなくなるでしょ?
ハード産業は、技術進歩を前提にした自転車操業なんで、過剰品質は厳禁なんですよ。
>3.プロシューマ製品を生産し、ネームバリューを高める
これは、実際にやってる。家電品がそれ。
本業は、大物システムで、家電は広告塔に過ぎないんですよ。
それしかないNVIDIAと違って、チップで儲ける必要は無いんですよね。
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