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日本の外務省の頭の方が「カタイネン」
#早い者勝ち
#フィンランド人の名前はいぢりやすい。
フィンランドから短期留学生来たのですが、実際には「本当の名前は日本人には発音できないから、適当にあてはめてるだけ」だそうです。ちなみに、ニャル子(本当の名前は地球人には発音も聞き取ることもできない)とは似てませんでした。
日本どころかヨーロッパでも南の方では正しく呼んでもらえない例が少なくないそうですから
ヨーロッパでも南の方では正しく呼んでもらえない例が少なくないそうですから
南欧の言語は印欧語族ではあってもゲルマン系ではなくロマンス系(ラテン系)ですので、基本的にはローマ字読みの言語です。日本語やハンガリー語、フィンランド語では母音は常に明瞭に発音します。これはロマンス系の言語でも同じです。だから発音が簡単。長母音は明瞭なまま長く発音します。母音は長短で意味の区別をします。ところが、英語などのゲルマン系の言語では母音は長短で区別を付けるのではなく、明瞭に発音するか、曖昧に発音するかで区別をしています。明瞭に発音すると付随効果で長母音となります。曖昧母音は常に短母音です。これがアメリカ人に「箱根」とか「田中」と発雄させようとすると、「ハァーコゥーネェー」とか「タァーナァーカァー」と全ての音節を長母音で発音するか、短く「ヘイクン」とか「トゥナァクァ」としか発音できない理由なのです。 ですから、英米人やドイツ人はフィンランド人の名前を正確に発音することは不可能です。逆に南欧の人々には簡単なはずです。 では、そのフィンランド人がなぜそのように言ったのか? 恐らくそれは文字の読み方の違いを指しているのだと思います。Johannes 等はドイツ人でもある名前ですし、ドイツ語でも j はフィンランド語と同じように [j] と発音します。(と言うか、ラテン文字を使う言語では j の読みは [j] であるのが多数派です。英語やフランス語の方が変なのです。)ところが、j は英語では [ʤ]、フランス語では [ʒ]、スペイン語では [h] と発音されてしまいます。つまり、「ヨハンネス」なのに、「ジョハンネス」のように発音されてしまうのを、南欧の人々にはフィンランド語の名前が難しいと表現したのではないかと想像します。実際には、南欧の人々も、フィンランド語の j は [j] と読むのだと理解すれば、ゲルマン系の人々よりも奇麗にフィンランド語が発音できるはずです。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
フィンランドの首相より (スコア:5, おもしろおかしい)
日本の外務省の頭の方が「カタイネン」
#早い者勝ち
#フィンランド人の名前はいぢりやすい。
Re: (スコア:1)
フィンランドから短期留学生来たのですが、実際には「本当の名前は日本人には発音できないから、適当にあてはめてるだけ」だそうです。
ちなみに、ニャル子(本当の名前は地球人には発音も聞き取ることもできない)とは似てませんでした。
Re:フィンランドの首相より (スコア:0)
日本どころかヨーロッパでも南の方では正しく呼んでもらえない例が少なくないそうですから
Re:フィンランドの首相より (スコア:1)
ヨーロッパでも南の方では正しく呼んでもらえない例が少なくないそうですから
南欧の言語は印欧語族ではあってもゲルマン系ではなくロマンス系(ラテン系)ですので、基本的にはローマ字読みの言語です。日本語やハンガリー語、フィンランド語では母音は常に明瞭に発音します。これはロマンス系の言語でも同じです。だから発音が簡単。長母音は明瞭なまま長く発音します。母音は長短で意味の区別をします。ところが、英語などのゲルマン系の言語では母音は長短で区別を付けるのではなく、明瞭に発音するか、曖昧に発音するかで区別をしています。明瞭に発音すると付随効果で長母音となります。曖昧母音は常に短母音です。これがアメリカ人に「箱根」とか「田中」と発雄させようとすると、「ハァーコゥーネェー」とか「タァーナァーカァー」と全ての音節を長母音で発音するか、短く「ヘイクン」とか「トゥナァクァ」としか発音できない理由なのです。
ですから、英米人やドイツ人はフィンランド人の名前を正確に発音することは不可能です。逆に南欧の人々には簡単なはずです。
では、そのフィンランド人がなぜそのように言ったのか? 恐らくそれは文字の読み方の違いを指しているのだと思います。Johannes 等はドイツ人でもある名前ですし、ドイツ語でも j はフィンランド語と同じように [j] と発音します。(と言うか、ラテン文字を使う言語では j の読みは [j] であるのが多数派です。英語やフランス語の方が変なのです。)ところが、j は英語では [ʤ]、フランス語では [ʒ]、スペイン語では [h] と発音されてしまいます。つまり、「ヨハンネス」なのに、「ジョハンネス」のように発音されてしまうのを、南欧の人々にはフィンランド語の名前が難しいと表現したのではないかと想像します。実際には、南欧の人々も、フィンランド語の j は [j] と読むのだと理解すれば、ゲルマン系の人々よりも奇麗にフィンランド語が発音できるはずです。