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大規模ファイル共有サービス閉鎖により映画興行収入が減少 」記事へのコメント

  • Megaupload の閉鎖の影響は、500 館以上で上映されるヒット作では興行収入が伸び、中規模から小規模な作品では減少、興行収入全体においては減少という形であったとのこと。

    違法ダウンロードサイトの閉鎖でプラスの影響を受けるものは、駄目な作品であっても宣伝費にお金をかけより多くメディアに露出した作品であり、良作にもかかわらず存在を知られていないが為に埋もれているような作品にとってはマイナスの影響になりうる。なんてことを考えていたのですが、予想した通りの結果が出ているように思います。

    違法ダウンロードサイトの閉鎖は、お金などのリソースを潤沢に使える大手が喜ぶだけのもののように感じます。

    • 「違法ダウンロードサイト」の定義がよくわからないのですが、お金がない映画プロダクションは、ファイル共有サイトに自らあげることで、合法的にダウンロード・拡散を狙えばいい、ということなんですよね?

      ただ、この話のシニカルなところは、そもそも「著作権」というのが、良質の著作物を生み出すインセンティブを確保するため、製作者が金銭的メリットを享受できるようにすることだったはず、なのに、その著作権で違法とされた行為を止めたことで、(作品数ではかなり少数の)ヒット作以外の大多数の製作者は金銭的デメリットを受けた、という点。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年11月29日 15時18分 (#2281218)

        >合法的にダウンロード・拡散を狙えばいい、ということなんですよね?

        たぶんその「合法的に」が問題で、
        「違法ダウンロードするくらいなら映画館に行く」という層が
        「合法ならダウンロードでいいや」になりませんかね。

        例えばYoutubeで公式アカウントから全編公開されているなら、
        わざわざ映画館に観に行く動機が薄くなりますよね。
        期間限定とか閲覧数限定とかすれば良いかもしれません。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          音楽なんかでは何度か試みられている手法ですよね。
          レーベルのサイトやYouTubeで曲とPVを無料視聴可能とかって方法で。
          ただ、もともと知名度があったならインパクトのある宣伝手段にはなるが、知名度のないバンドがそれをやってもさほど影響はないって結論だったように思います。
          結局、マイナーなものはやっぱりマイナーなんですよね。

      • by Anonymous Coward

        何処にもシニカルな話は無いと思うよ。

        これで言えるとすれば、違法行為が安価なプロモーションの代用になっていたってだけで、
        著作権を守る事が金銭的なデメリットになったって訳でも何でも無いと思うんですけど。
        寧ろ、損害が明らかになっていたって見方の方が正しいと思いますよ。

        でもって、別に無料でプロモーションをしようと言うのであれば、権利者自らがyoutubeなりに
        アップすれば何の問題無くできますよ。
        そっちで言えるのは「金が無い無いで、無料に使える所を使うってのに効果は有る」って事だもの。

        500館以上で公開するのを条件とすると、それは「ヒット作」と言うよりも、「大作」とか言った方が正しくない?
        で、その辺りの十分にプロモーションが打てる予算が有れば間違いなく有るのは「損害」だと。
        でもってビンボーになって行くどっかの所で、逆転が起きると言うだけだわ。

      • by Anonymous Coward

        単に権利を持っている側が権利の有効な使い方を間違えたということ。(損害を被る側の)大手が違法ファイルアップロードを取り締まったのに、あまり検証せず乗っかったのが悪かったということでしょう。

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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