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このように同性婚の支持が拡大している背景には、そもそも法の下の平等という近代法秩序の大原則に例外を作るのはまずいという認識と、平等の原則を敷衍すれば同性婚は認められるという理解がある。
どうしてこう言うヘンな意見が無くならないかな。結論が間違っていなければ、理由が間違っていてよいということにはならない。
法の下の平等や平等の原則が絶対だと言うなら、次のものを法律婚として認めるかを考える思考実験を行ってみるといい: 重婚、三人以上で行う複数婚、架空の人物との結婚、相手の同意を得ない結婚、動物との結婚、無生物との結婚、その他荒唐無稽な「結婚」。
これらの内、どれか一つでも認められないのであれば、法の下の平等や平等の原則では説明できない判
私は、カリフォルニア州在住ですが、タレコミの書き方の方が自然で、Ryo.Fさんの意見には違和感があります。
「各個人の自由な結婚観があり、それらを総合した社会通念上の結婚により定義される」というのはもちろんその通りなのですが、その結果としての法律上の規定が憲法の「平等の原則」(Equal Protection Clause [wikipedia.org])に反しないということが要請されるわけです。これは別に結婚に限った話ではありません。選挙権とかもそうですよね。年齢という基準を設けるのは平等の原則に反しているとは思われていないので、選挙権を20歳以上と規定するのが「平等の原則」に
> 選挙権とかもそうですよね。年齢という基準を設けるのは平等の原則に反しているとは思われていないので、選挙権を20歳以上と規定するのが「平等の原則」に反しているという人はいませんが、
米国ではそうなんですか?
日本では、20歳には与えて19歳には与えないのは不平等だとする論調をよく見かけます実際問題としてどこかで線を引かざるをえないでしょうが、不平等なりにももうちょっとマシな線引きができるようみな努力しているように思えますよ
20歳=選挙権が日本で問題視されているというのは寡聞にして知りませんでした。高齢化と世代間の平等 [hatena.ne.jp]という文脈においてでしょうか、だとすればわからなくもありません。
いずれにせよ選挙権の話はただの例なので、例として話が伝わりづらければ忘れてください。かわりに「平等の原則」で保護されないもう一つの区分の例として、居住地をあげておきます。NFLで、シアトルのチームが観客席を自チームのファンで埋めたいがために、対戦相手の地元であるカリフォルニア州の住民がチケットを購入するのを禁止したという事例 [fox40.com]がありますが、この件では住所による区別は「平等の原則」で保護されないとして裁判沙汰にさえなりませんでした。
あらゆる区分が「平等の原則」による保護の対象にはならない、という事を言いたかったのです。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
理由が間違っている (スコア:4, すばらしい洞察)
このように同性婚の支持が拡大している背景には、そもそも法の下の平等という近代法秩序の大原則に例外を作るのはまずいという認識と、平等の原則を敷衍すれば同性婚は認められるという理解がある。
どうしてこう言うヘンな意見が無くならないかな。結論が間違っていなければ、理由が間違っていてよいということにはならない。
法の下の平等や平等の原則が絶対だと言うなら、次のものを法律婚として認めるかを考える思考実験を行ってみるといい: 重婚、三人以上で行う複数婚、架空の人物との結婚、相手の同意を得ない結婚、動物との結婚、無生物との結婚、その他荒唐無稽な「結婚」。
これらの内、どれか一つでも認められないのであれば、法の下の平等や平等の原則では説明できない判
Re: (スコア:2)
私は、カリフォルニア州在住ですが、タレコミの書き方の方が自然で、Ryo.Fさんの意見には違和感があります。
「各個人の自由な結婚観があり、それらを総合した社会通念上の結婚により定義される」というのはもちろんその通りなのですが、その結果としての法律上の規定が憲法の「平等の原則」(Equal Protection Clause [wikipedia.org])に反しないということが要請されるわけです。これは別に結婚に限った話ではありません。選挙権とかもそうですよね。年齢という基準を設けるのは平等の原則に反しているとは思われていないので、選挙権を20歳以上と規定するのが「平等の原則」に
Re:理由が間違っている (スコア:0)
> 選挙権とかもそうですよね。年齢という基準を設けるのは平等の原則に反しているとは思われていないので、選挙権を20歳以上と規定するのが「平等の原則」に反しているという人はいませんが、
米国ではそうなんですか?
日本では、20歳には与えて19歳には与えないのは不平等だとする論調をよく見かけます
実際問題としてどこかで線を引かざるをえないでしょうが、不平等なりにももうちょっとマシな線引きができるようみな努力しているように思えますよ
Re:理由が間違っている (スコア:2)
20歳=選挙権が日本で問題視されているというのは寡聞にして知りませんでした。高齢化と世代間の平等 [hatena.ne.jp]という文脈においてでしょうか、だとすればわからなくもありません。
いずれにせよ選挙権の話はただの例なので、例として話が伝わりづらければ忘れてください。かわりに「平等の原則」で保護されないもう一つの区分の例として、居住地をあげておきます。NFLで、シアトルのチームが観客席を自チームのファンで埋めたいがために、対戦相手の地元であるカリフォルニア州の住民がチケットを購入するのを禁止したという事例 [fox40.com]がありますが、この件では住所による区別は「平等の原則」で保護されないとして裁判沙汰にさえなりませんでした。
あらゆる区分が「平等の原則」による保護の対象にはならない、という事を言いたかったのです。