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今まで、ライセンス料を踏み倒すために「Javaではない何か」を開発し続けていたわけで、このごまかしが裁判で否定された以上、独自開発を中断するのは当然の判断だと思います。
なぜかJavaの普及にマイナスになるような批判のコメントが多いですが、Java VMの開発リソースがOpenJDKに集約され、Googleの豊富な人的リソースがOpenJDKに投下されることになるわけで、Javaという言語にとってもプラスでしょう。むしろ、今までのGoogleのやり方が、プラットフォームの分断を引き起こしていたという点でJavaの発展にとってマイナスでした。(一概に別実装が悪いとは言えませんが、Javaに関しては、言語仕様の統一が強みの言語ですので、相互運用性のない「Javaもどき」の存在はマイナスだと思います)。
「ライブラリのAPI設計は創造的な著作物である」という米国裁判所の判断は、我々プログラマにとって極めて自然であり、また我々の仕事の創造性が適切に評価されているという点で喜ぶべきことです。この件に関してOracleを支持しこそすれ、非難する理由は何もないように思います。
Googleもぐずぐず粘らずに、迅速に方針を転換したのは評価できます(初めからライセンス料を支払うべきだったのは前提として)。
GPLのコードと設計が似ていれば、後発のソフトウェアはGPL違反になる、最後に勝つのはRMSかもしてんな。
設計→"API"設計。それに、著作権を侵害していることと(GPLの適用されるところの)改変された著作物であるということは別物なのでは?
GNU ってもともの Unix ではないなにかをAPI 互換でつくりつづけてたからまけるんでは?Unix の著作権をもってるNovelの勝ちなんじゃないの?
Unix についてはいろいろ既に著作権絡みのごたごたは経験済みなので、(FreeBSD の歴史はその一部)今は大丈夫なんじゃないかなと思ってるけど、どうかなあ.
GNUなプロダクトの大半は「UNIX のAPIを使って、UNIXのコマンドとコマンド名称/コマンドラインオプション互換で作ったもの」であって、API互換の何かじゃありません。
GNUが「Unix ではないなにかをAPI 互換でつく」ったのは、glibc と Hurd ぐらいじゃないかな。あるいは、「APIの著作権を主張する」のと同じノリで、「コマンド名やコマンドラインオプションの著作権を主張」されたりしたらヤバいですが、
基本的には「POSIX」という標準規格があるので、「UNIX互換ではなくPOSIX互換です」という立場であれば「UNIXのAPI著作権」の出番はないかと思う。
コマンド名やコマンドラインオプションだって立派なAPIだろ。CUIの縛りで組み合わせパターンに限界があるから重複不可避と看做されるパターンは多いだろうが。
ライブラリのAPI設計が創造的な著作物であるなら、互換ライブラリの作成が不可能になりオープンソース陣営は大打撃を受けると思うが。
この判決の真の勝者はマイクロソフトなんだろうな。Windows95のUIがMacのパクりと言われていた時代を思い出す。
Javaはプログラマやユーザのためにあるんじゃないんです。ファンドのため、株主のためにあるんです。RMSほどきっちりfree(自由)であれとはいいませんが、ずいぶん対極にあると思ってますよ。
設計じゃなくて表現。
タレこみからして混同されてる感があるんだけど、OpenJDKから導入されるのは標準パッケージ(API)だけで、互換性を考えたら、VMはART(dex)のままなんじゃないの?
ソースのタイトルは「Google confirms next Android version will use Oracle’s open-source OpenJDK for Java APIs」だし
むしろ、ARTの導入によって中間コードの制約が緩和されたのかもしれない。インストール時にネイティブコードへ変換してしまうなら、中間コードはパッケージ形式と大差ない位置付けになる。現状は中間コードとネイティブコードを二重に保持しているけど、遠からず、それは無駄だから初めからネイティブコードで配布した方が良いという話になるだろう。グーグルはネイティブに傾斜していて、もはや中間コードや仮想マシンといったものに対する執着を失っているのかもしれない。そう考えれば、これもネイティブ化への一環と捉えられなくもない。Androidならdexという慣れ親しんだ知識に対する依存心を撤去する一手として。変化を永遠に続けるためには自ら築き上げたものさえ破壊するというのはグーグルらしい。
つうか、こういう搦め手を使われるんであれば、本家のOpenJDKのほうもOSS的な将来が怪しいので、手を出したくないですわ。。
Apache HarmonyとApache Jakartaが逝ってしまったのを見せられると、Apacheな方針としては乗っかれないな。。
Harmony は Oracle の態度がよろしくなく中止のやむなきに至りました。これを以て「一社独裁」の現れと見ることはできます。
Jakarta は「親プロジェクト」の立ち位置だったのが,子供達がが全部独立するなり開発終了するなりして空き家になってしまったので,消滅となりました。別に将来とか方針という話ではありません。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
Googleは負けを認めたようです (スコア:3, すばらしい洞察)
今まで、ライセンス料を踏み倒すために「Javaではない何か」を開発し続けていたわけで、
このごまかしが裁判で否定された以上、独自開発を中断するのは当然の判断だと思います。
なぜかJavaの普及にマイナスになるような批判のコメントが多いですが、
Java VMの開発リソースがOpenJDKに集約され、
Googleの豊富な人的リソースがOpenJDKに投下されることになるわけで、
Javaという言語にとってもプラスでしょう。
むしろ、今までのGoogleのやり方が、プラットフォームの分断を引き起こしていたという点で
Javaの発展にとってマイナスでした。
(一概に別実装が悪いとは言えませんが、Javaに関しては、言語仕様の統一が強みの言語ですので、
相互運用性のない「Javaもどき」の存在はマイナスだと思います)。
「ライブラリのAPI設計は創造的な著作物である」という米国裁判所の判断は、
我々プログラマにとって極めて自然であり、また我々の仕事の創造性が適切に評価されているという点で喜ぶべきことです。
この件に関してOracleを支持しこそすれ、非難する理由は何もないように思います。
Googleもぐずぐず粘らずに、迅速に方針を転換したのは評価できます(初めからライセンス料を支払うべきだったのは前提として)。
Re:Googleは負けを認めたようです (スコア:1)
GPLのコードと設計が似ていれば、後発のソフトウェアはGPL違反になる、最後に勝つのはRMSかもしてんな。
Re: (スコア:0)
設計→"API"設計。
それに、著作権を侵害していることと(GPLの適用されるところの)改変された著作物であるということは別物なのでは?
Re: (スコア:0)
GNU ってもともの Unix ではないなにかをAPI 互換でつくりつづけてたからまけるんでは?
Unix の著作権をもってるNovelの勝ちなんじゃないの?
Re: (スコア:0)
Unix についてはいろいろ既に著作権絡みのごたごたは経験済みなので、(FreeBSD の歴史はその一部)
今は大丈夫なんじゃないかなと思ってるけど、どうかなあ.
Re: (スコア:0)
GNUなプロダクトの大半は「UNIX のAPIを使って、UNIXのコマンドとコマンド名称/コマンドラインオプション互換で作ったもの」であって、API互換の何かじゃありません。
GNUが「Unix ではないなにかをAPI 互換でつく」ったのは、glibc と Hurd ぐらいじゃないかな。
あるいは、「APIの著作権を主張する」のと同じノリで、「コマンド名やコマンドラインオプションの著作権を主張」されたりしたらヤバいですが、
基本的には「POSIX」という標準規格があるので、「UNIX互換ではなくPOSIX互換です」という立場であれば「UNIXのAPI著作権」の出番はないかと思う。
Re: (スコア:0)
コマンド名やコマンドラインオプションだって立派なAPIだろ。
CUIの縛りで組み合わせパターンに限界があるから重複不可避と看做されるパターンは多いだろうが。
Re: (スコア:0)
ライブラリのAPI設計が創造的な著作物であるなら、互換ライブラリの作成が
不可能になりオープンソース陣営は大打撃を受けると思うが。
Re: (スコア:0)
この判決の真の勝者はマイクロソフトなんだろうな。
Windows95のUIがMacのパクりと言われていた時代を思い出す。
Re: (スコア:0)
Javaはプログラマやユーザのためにあるんじゃないんです。
ファンドのため、株主のためにあるんです。
RMSほどきっちりfree(自由)であれとはいいませんが、ずいぶん対極にあると思ってますよ。
Re: (スコア:0)
設計じゃなくて表現。
Re: (スコア:0)
タレこみからして混同されてる感があるんだけど、OpenJDKから導入されるのは標準パッケージ(API)だけで、互換性を考えたら、VMはART(dex)のままなんじゃないの?
ソースのタイトルは「Google confirms next Android version will use Oracle’s open-source OpenJDK for Java APIs」だし
Re: (スコア:0)
むしろ、ARTの導入によって中間コードの制約が緩和されたのかもしれない。
インストール時にネイティブコードへ変換してしまうなら、中間コードはパッケージ形式と大差ない位置付けになる。
現状は中間コードとネイティブコードを二重に保持しているけど、遠からず、
それは無駄だから初めからネイティブコードで配布した方が良いという話になるだろう。
グーグルはネイティブに傾斜していて、もはや中間コードや仮想マシンといったものに対する執着を失っているのかもしれない。
そう考えれば、これもネイティブ化への一環と捉えられなくもない。
Androidならdexという慣れ親しんだ知識に対する依存心を撤去する一手として。
変化を永遠に続けるためには自ら築き上げたものさえ破壊するというのはグーグルらしい。
Re: (スコア:0)
つうか、こういう搦め手を使われるんであれば、本家のOpenJDKのほうもOSS的な将来が怪しいので、手を出したくないですわ。。
Apache HarmonyとApache Jakartaが逝ってしまったのを見せられると、Apacheな方針としては乗っかれないな。。
Re:Googleは負けを認めたようです (スコア:1)
Harmony は Oracle の態度がよろしくなく中止のやむなきに至りました。
これを以て「一社独裁」の現れと見ることはできます。
Jakarta は「親プロジェクト」の立ち位置だったのが,子供達がが全部独立するなり
開発終了するなりして空き家になってしまったので,消滅となりました。
別に将来とか方針という話ではありません。