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誰かが "PATENTS" を消して再配布すればいいのでは
やるなら PATENTS が追加される前まで遡って fork するのが正解
元々、AuthorDate: 2014-10-10T19:40:13ZCommitDate: 2014-10-10T19:40:13Zで commit された3bbed15: commit [github.com], tree [github.com]までは PATENTS ってファイルは存在しておらず LICENSE [github.com] も Apache License Version 2.0 だった。これは、Apache のライセンスのページ [apache.org]にある LICENSE-2.0.txt [apache.org] と同一。
その次、AuthorDate: 2014-10-09T00:27:59ZCommitDate: 2014-10-10T20:34:07Zで commit されたdcf415c: commit [github.com], tree [github.com]で PATENTS [github.com] ってファイルが追加されて、LICENSE [github.com] も BSD-3-Clause に変更されたことで BSD + PATENTS になった。
タレコミで挙げられてるスライドでは、「2015/4に追加された特許条項 [github.com]に気をつけるべき」と書かれているけど、これはAuthorDate: 2015-04-10T19:15:29ZCommitDate: 2015-04-10T19:15:29Zで commit されたb8ba8c8: commit [github.com], PATENTS#blame [github.com], PATENTS#history [github.com]の事。dcf415c で追加された PATENTS の内容である Additional Grant of Patent Rights が若干修正されて Version 2 になってるんだけど、修正前も同じようなこと言ってるので、2014-10-10T20:34:07Z の dcf415c の時点から既に問題だったんじゃないかって気がする。
まず、その「誰か」がFacebookから著作権侵害だと訴えられる。
次に、その「なんちゃって真のオープンソース版」になったものを使ってサービスを展開した人らも同じく「誰か」とは無関係にFacebookから著作権侵害で訴えられる。即座に使用を停止するか金払って使用を続けるか、今まで勝手に使った分の使用料をFacebookに払うか、Facebookとの交渉次第になる。
Facebookの著作だなんて知らなかった! 俺たちは「誰か」に騙されたんだ! という空々しい主張は通るかも知れないので、Facebookと無関係に「俺たち」が「誰か」を訴える損害賠償請求がありかもしれない。
真のオープンソースライセンスはそういう事態に陥らないような設計がされている。この手の話を原理に立ち返って分析すると理解が深まって良い。
合法的に著作物を「再配布」する方法があればね。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
Facebookがオープンソースにしなくても (スコア:0)
誰かが "PATENTS" を消して再配布すればいいのでは
勝手に消しちゃ駄目 (スコア:5, 参考になる)
やるなら PATENTS が追加される前まで遡って fork するのが正解
元々、
AuthorDate: 2014-10-10T19:40:13Z
CommitDate: 2014-10-10T19:40:13Z
で commit された
3bbed15: commit [github.com], tree [github.com]
までは PATENTS ってファイルは存在しておらず LICENSE [github.com] も Apache License Version 2.0 だった。
これは、Apache のライセンスのページ [apache.org]にある LICENSE-2.0.txt [apache.org] と同一。
その次、
AuthorDate: 2014-10-09T00:27:59Z
CommitDate: 2014-10-10T20:34:07Z
で commit された
dcf415c: commit [github.com], tree [github.com]
で PATENTS [github.com] ってファイルが追加されて、LICENSE [github.com] も BSD-3-Clause に変更されたことで BSD + PATENTS になった。
タレコミで挙げられてるスライドでは、「2015/4に追加された特許条項 [github.com]に気をつけるべき」と書かれているけど、これは
AuthorDate: 2015-04-10T19:15:29Z
CommitDate: 2015-04-10T19:15:29Z
で commit された
b8ba8c8: commit [github.com], PATENTS#blame [github.com], PATENTS#history [github.com]
の事。
dcf415c で追加された PATENTS の内容である Additional Grant of Patent Rights が若干修正されて Version 2 になってるんだけど、修正前も同じようなこと言ってるので、2014-10-10T20:34:07Z の dcf415c の時点から既に問題だったんじゃないかって気がする。
uxi
Re:Facebookがオープンソースにしなくても (スコア:1)
まず、その「誰か」がFacebookから著作権侵害だと訴えられる。
次に、その「なんちゃって真のオープンソース版」になったものを使ってサービスを展開した人らも同じく「誰か」とは無関係にFacebookから著作権侵害で訴えられる。
即座に使用を停止するか金払って使用を続けるか、今まで勝手に使った分の使用料をFacebookに払うか、Facebookとの交渉次第になる。
Facebookの著作だなんて知らなかった! 俺たちは「誰か」に騙されたんだ! という空々しい主張は通るかも知れないので、
Facebookと無関係に「俺たち」が「誰か」を訴える損害賠償請求がありかもしれない。
真のオープンソースライセンスはそういう事態に陥らないような設計がされている。
この手の話を原理に立ち返って分析すると理解が深まって良い。
Re: (スコア:0)
合法的に著作物を「再配布」する方法があればね。