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> に様々なサービスが乱立していることが、ユーザーから見た「選びづらさ」につながっている
どうみても電子書籍をちゃんとやる気になっているように見えないのだが。それが証拠に、製本と電子書籍がほぼ同じ値段なんて馬鹿げてる。
電子書籍は、流通ゼロで、しかも、組版から紙の値段や人件費全くなしに、そのまま販売できるのになぜしないの?という疑問にちゃんと応える気がないとしか見えない。
確かにこの報告書での「第3章」いらないですね。
まだそこまで話が行ってない、というのが実情でしょう。
2章での対策が全然手もついていないような、この状況ではブロッキングは「まだはやい」としか言えませんね。
報告書の中でこうあるのだが。
> 「インターネットの知識が不足したままブロッキングの議論が> 進んでいることは極めて遺憾。」
全くその通りとしか言えない。
あとしょうがないのだけれど、委員には漫画村側の意見を代表するのがいないのがやはり微妙とは思う。
漫画村っても、著作権違反じゃなくて利用している方も含めてね。
「憲法」のことなのだから、関連する以上、使用した場合の不利益含めて納得してほしい気もする。
いやいや、 「電子書籍・アニメなど、侵害されているコンテンツ配信の知識が不足したまま議論が進んでいることは極めて遺憾。」だよ。
今回海賊版で問題になっているマンガとアニメに限って言えば、とっくの昔に新刊本・新作についてはほぼ全て電子データで買える。一部著者や制作者の意向で買えない物もあるが、その一方で電子限定もたくさんある。古いコンテンツも次々と掘り起こされている。そしてそれは、ほとんどどこのコンテンツ配信サービスや電子書籍ストアを使っても買えるし、セールが恒常的に行われているから、実勢価格は紙など従来メディアより安いよ。
この状況でコンテンツ配信側の努力が足りないと言う奴は、まず間違いなく電子コンテンツ配信をまともに使ったことが無いのだと思う。あるいは5年前ぐらいで認識が止まっているかどちらかだ。
まずは使って見てくれ。サービスが乱立している等と云っているが、特に日本の場合、どこのサービスを使っても基本的に主要なコンテンツは平等にアクセスができる。アニメ配信の場合は、大きくある3つの勢力がある。バンダイ・キングレコードと、ソニー・KADOKAWA・エイベックス、テレビ局系があるが、お互いが運営しているお互いのコンテンツを相互に融通しあっているので、主要な配信サービスなら料金の差はあれど正規コンテンツにアクセスができる。
電子書籍の場合、電子書籍仲卸業の存在が大きく、さらにその傾向が顕著だ。
一方で、サービスが限られているアメリカなどは囲い込みが酷い。例えばNetflixには、世界最大のコンテンツ企業、ウォルトディズニーが自社コンテンツ配信サイトを手がけ、今コンテンツが消え始めている。他の大手コンテンツ会社も自社で囲い込みのため配信サービスを立ち上げ始めている。さらに電子書籍はもっと悲惨だ。Amazon一強となっているのだが、その基準に従わないコンテンツはそもそも配信すらされない。これは現代の新たな検閲だと批判されている。さらに、Amazonの配信規約の関係から、他のサイトで配信しているコンテンツの配信ができない場合があるので、コンテンツが分断されている。それぞれ自社のサービスで無いと読めないのだ。
>製本と電子書籍がほぼ同じ値段なんて馬鹿げてる。>電子書籍は、流通ゼロで、しかも、組版から紙の値段や人件費全くなしに、そのまま販売できる
これは二つの意味で間違い。一つ目は、電子書籍は既に紙よりも安い。また再販制度の対象外だ。電子書籍ストアを使っていれば分かるが、セールなどが行われている。また、ストアは自由に割り引くことができる。そのため、電子書籍ストアは恒常的に実質的に割引になるサービスをやるのが当たり前になっている。一回2000円以上買うと、1割分のポイントが還元される、といったサービスだ。これ、再販制度下で行うと問題になる可能性があるが、電子書籍なら問題なく可能だ。
もう一つは、電子書籍は紙にかかっていたコストが不要になる一方で、新たに必要となるコストが発生するため、安くなるわけではないと言うことがある。
まず、組版終了のデータはそのまま電子書籍になんてできないので、それらの調整費用などが必要だ。流通費は電子配信を行う為のシステム料金などが非常に高く、重く負担がしかかる。従来の場合、取次の流通網を使えば、コンテンツを印刷会社に渡すだけで、DTPから出荷、書店販売、搬入、売上金の回収まで全てやってくれた。それを自社でやらなければならない状況が発生する。(ただし、これを解決するために電子書籍仲卸業という業者が発達しつつあるが)
そして、これらは、既存の印刷書籍の流通費用に加えて、新たに必要なコストとなる。電子書籍が発達していると言っても、売上の多くは印刷書籍が占めている。だから、印刷書籍を完全にやめて電子書籍にするなんて事はできない。だから追加コストが増える。それを回収するためには、まだまだ印刷書籍にくらべて売上が少ない電子書籍の中で、電子書籍化する初期費用を回収しなければならない。すると一冊あたりに占める電子書籍作成費用の比率が大きくなって、コストを圧迫する。
日本の出版社のほとんどは中小零細企業なんだよ。中小企業庁の定義で大企業に当てはまる企業は、大手の十数社程度だと思われる。そこの所を分かってないとだめ。
電子書籍利用しまくりですが、「コンテンツ配信側の努力が足りない」と言いますよ。
いまだに・漫画や写真、図版などで、見開きがきちんとつながらないような結合されている・紙の書籍より画質が低いので細部が潰れていて読めない部分も多数・彩度やコントラスト上げる仕様変更して「よりくっきり見えるようにしました!」とかいって、グラデーション潰した汚い画像を表示する・電子書籍レーベル乱立&出版社との関係で、複数レーベル跨がないとお気に入りの作家を網羅できない事例多数・電子書籍レーベルや出版社の都合で突然見られなくなる作品もある・書籍価格もほんの数%のポイント分安くなるだけ。セールに該当しない作品には無関係
こんな状況で「努力が十分」と主張するほうがバカげてる。
アニメはどこも基本的に月額制だから配信タイトルが減ったりしても、最初から買っているのは一ヶ月間の視聴権利だから「まあいいかな」、と思えるが電子書籍は永久なはずの閲覧権をタイトル毎に買っているのにもかかわらず、実際には会社が潰れたり会社の都合で配信データを削除できるし、そのようなことは実際に何度も起きた。つまり、紙の書籍は買い取りだけど電子書籍は実質的にレンタルになっていて、レンタルなのに1〜2割しか引いてくれないの?という気持ちはあるよね。
# 電子書籍が売っていても DRM free じゃなかったら紙で買って自炊するので AC
電子書籍やネット配信を安価にすることなんてできるわけないでしょ街の本屋さんとテレビ局にケンカして勝てるほど出版社は強くない強くでれるはずなのに強くでれない
それに、対価を0.1円にしたところで有料なことには変わりない金払ったのに海賊版サイトの方がUIが優れているとか論外でしょ日本企業は、HTML5への移行が遅れまくってUIも使いづらいクランチロールがユーザーから叩かれまくったのを他人事と思っていそう
売価を下げられないなら作家への還元を相応に増やすべきでは?
同じく海賊版サイトの被害を受ける者でも作家と出版社は同じ立場にはない。
できるわけないって思考停止してるのはどうして?そんな思考停止状態では海賊版関係なく、アマゾンにこれからも蹂躙されて、そのまま野垂れ死にする未来しか見えないんだけど。
対価を0.1円でも払えば成立しないのなら、NetflixやHuluなんて成立するはずもない。でも現実は違う。今なりのやり方は充分ある。ま、テクノロジーをキャッチアップしない企業は日本企業だろうが出版社だろうが、時代の波に攫われて消えていくのは確か。
いやいや、ハリウッドを始めとする向こうの映像産業はもっとえげつない海賊版摘発をやらせてるじゃん。もっと言えば、CATVの流れもあり、メディア産業とインターネット接続業が同じ企業グループなんで、自社でブロッキングもやりまくってるじゃんね。だから成立してるんだよ。NetflixとかHuluとかは。
政治的動きにしても、各国にブロッキング規制を働きかける事は当たり前、アメリカで政治家にえげつないロビー活動をやって、コンテンツ配信の保護と訴訟権を貿易協定の中にねじ込み、海賊版対策の不作為を理由に国を相手に賠償金訴訟起こしたりしているじゃん。それを受
海賊版対策の不作為を理由に国を相手に賠償金訴訟起こしたりしているじゃん。
日本でもやればいいのに。法の番人気取りの外野を除外できて、もっと建設的な議論がもっと早くできそう。
言い訳ばかりだなぁ... 潰れていいよ。
多くの人は、潰れると自分の好きなアニメとかマンガとかが無くなると悲しいから、まじめになんとか対処しようとしているんだけど。 潰れていいよ、って、そもそも興味が無いんでしょあなた。じゃあどうして議論に参加しているの?
そこじゃないでしょ。
NetflixもHuluもコンテンツ課金じゃなくて、サブスクリプションモデルだからこそ成功しているという点をガン無視して議論は成り立たない。例えばドコモのやってるDマガジン(契約者数360万人程度)なんて、いくらでも画面キャプチャできるが、Dマガジンの利用者は海賊版見るか?Dマガジンやめるか?見ねーぞ、やめねーぞ。今の法律体系で充分にやっていけることを如実に示している。
”使い勝手がNetflixと同等の海賊版サイト”なんて、コストもかかるから収入面で兵糧攻めにすれば成立しない。日本からのみDNSブロックなんてなんの意味もない。片や(再販制度に守られた)零細な出版社だから何の力もない、とか言ってちぐはぐな対策進めたところで、どちらにせよほとんどのアナログ零細出版社には先はないよ。アメリカの例を出すなら、再販制度廃止してさっさとアナログ零細出版社つぶして、体力のある大手企業のみにした方がよっぽど対策は進む。
くだらないブロッキングされるくらいなら、さっさとアマゾンが出版業界を牛耳る方がよっぽど幸せな未来になる。
いや、電子書籍に限定して話をすると、dマガジンも、auのbookpassも、AmazonのKindle unlimitedもあるけど、いずれも海賊版サイトの撲滅には有効に作用してないよ。 海賊版サイトの利用者は、Dマガジン見るか?海賊版サイトの利用やめるか?見ねーぞ、やめねーぞ。今の法律体系で対策ができてないことを如実に示している。
>”使い勝手がNetflixと同等の海賊版サイト”なんて、コストもかかるから収入面で兵糧攻めにすれば成立しない
漫画村が、既存電子書籍サイトよりもUXが優れたサイトである、なんて紹介されており、兵糧攻めではなくブロッキングの可能性をちらつかせなけれ
>dマガジンも、auのbookpassも、AmazonのKindle unlimitedもあるけど、いずれも海賊版サイトの撲滅には有効に作用してないよ。
例示されたサイトは海賊版サイトの撲滅のためではない。議論の方向をすり替えようと必死ですね。これら優秀なサービスの利用者が海賊版サイトに向かわない、という事実があれば十分。
>漫画村が、既存電子書籍サイトよりもUXが優れたサイトである、なんて紹介されており、兵糧攻めではなくブロッキングの可能性をちらつかせなければ廃止に至らなかったわけですけど。
これはミスリードだね。どちらで実際に逃走に至ったのかは当事者以外にはわからない
うんでも泥棒捕まえるのが難しいから戒厳令敷きたいとか言われてもダメですとしか言えない。
>例示されたサイトは海賊版サイトの撲滅のためではない
では、どういうサイトなら海賊版撲滅のために有効だと言えるんですか? 電子書籍ではなくアニメについてならば、海賊版サイト撲滅を標榜して無料配信などをやっている所は結構ありますが、結果海賊版サイトは自然消滅すること無く、それ自体が抜本対策にはならなかった、って例を出せばいいのかな。あるいは、音楽についてはSpotifyがそれを標榜しているけど、アーティストからは「アーティストへの還元を絞ったまま不当に価格を下げる理由にしているだけだ」って批判を受けたりしていますが、そう言う話なんでしょうか。
え?そんなこと言っている人がいるんですか? 誰でしょうか。少なくとも今回のタスクフォースのメンバーにはいないようですし。
脳内?藁人形?
>>例示されたサイトは海賊版サイトの撲滅のためではない>では、どういうサイトなら海賊版撲滅のために有効だと言えるんですか?
撲滅って発想がそもそも中二病か何か世の中には正義と悪しかいないくらいの貧しい発想だわな。正規市場を盛り上げつつ、海賊版が使いにくい状況になれば充分。
>順序として、ブロッキングの可能性が出てきた後にサイト閉鎖、広告業界へ追求の動きが行われる、という順序なので、今回は兵糧攻めは実際行われてません。>間違いなくブロッキングの可能性がちらつかせた事が要因ですよ。
時間差とか考えないんだね。中二病こじらせると大変だね。間違いなく、とか
>撲滅って発想がそもそも中二病か何か世の中には正義と悪しかいないくらいの貧しい発想だわな。正規市場を盛り上げつつ、海賊版が使いにくい状況になれば充分。
犯罪撲滅などは目標として普通の事だと思いますが、そうか、日本の警察は中二病だったんですね;-P
>時間差とか考えないんだね。
ブロッキング表明→サイト廃止→ネットメディアの一部が広告代理店に取材 という流れで、どのような時間差があれば結論が覆るんでしょうか?
>なら、条約と不競法で対処しようぜ。
「健全な市場が育つには、優秀なサイトと、規制の両輪がなければならない。」の裏付けとして
>犯罪撲滅などは目標として普通の事だと思いますが、そうか、日本の警察は中二病だったんですね;-P
目標の話などしていません。現実問題として日本において、犯罪0にはなっていません。だが、市民生活を送るうえで日常的に深刻な問題が起きているわけでもありません。つまり、犯罪撲滅などしなくても、ほどほどに警察機能が動いていれば困らないわけです。
>ブロッキング表明→サイト廃止→ネットメディアの一部が広告代理店に取材>という流れで、どのような時間差があれば結論が覆るんでしょうか?
当事者でもないのに、起きたことがそれだけだったと断定できる根拠はどこに?だ
>ほどほどに警察機能が動いていれば困らないわけです。
その警察が動けない状況なので、対策法改正をして動けるようにする、と言った事を含めてどのような方策が必要か、というのが一連の議論ですよ。だから目標ですし。
>当事者でもないのに、起きたことがそれだけだったと断定できる根拠はどこに?
都度報道されていたからです。スラドのストーリーを追っているだけで時系列に並んでいるので、ご覧ください。
>では(日本国)憲法改正しような。
破壊活動防止法、団体規制法、通信傍受法、児童ポルノブロッキング、いずれも憲法改正せずに実施されており、また違憲で
電子書籍は製本・流通のコストがないから製本された本より激安にできるはずだという説は、私も10年くらい前には思ってました。
最近は電子書籍ばっかり買っていて、電子版がない本しか製本されたものは買わないんですけども、実際には紙の本より数十円安い。でも印刷・製本・流通のコストが数十円ってわけはないと思います。
ただ、たとえ同じ価格だとしても高くはないと思います。その理由。
前提として私は買った本は保管します。BOOK OFFに売りに行くのは引っ越しなどで輸送や保管が難しくなったときくらいでした。
今は基本的にAmazon Kindleで買います。読み終えたら端末から
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
ちゃんと「ブロッキング」より先にすべきことが書いてあるやん (スコア:2, すばらしい洞察)
> に様々なサービスが乱立していることが、ユーザーから見た「選びづらさ」につながっている
どうみても電子書籍をちゃんとやる気になっているように見えないのだが。
それが証拠に、製本と電子書籍がほぼ同じ値段なんて馬鹿げてる。
電子書籍は、流通ゼロで、しかも、組版から紙の値段や人件費全くなしに、そのまま販売できるのになぜしないの?
という疑問にちゃんと応える気がないとしか見えない。
確かにこの報告書での「第3章」いらないですね。
まだそこまで話が行ってない、というのが実情でしょう。
2章での対策が全然手もついていないような、この状況ではブロッキングは「まだはやい」としか言えませんね。
報告書の中でこうあるのだが。
> 「インターネットの知識が不足したままブロッキングの議論が
> 進んでいることは極めて遺憾。」
全くその通りとしか言えない。
あとしょうがないのだけれど、委員には漫画村側の意見を代表するのがいないのがやはり微妙とは思う。
漫画村っても、著作権違反じゃなくて利用している方も含めてね。
「憲法」のことなのだから、関連する以上、使用した場合の不利益含めて納得してほしい気もする。
Re:ちゃんと「ブロッキング」より先にすべきことが書いてあるやん (スコア:2, 参考になる)
いやいや、 「電子書籍・アニメなど、侵害されているコンテンツ配信の知識が不足したまま議論が進んでいることは極めて遺憾。」だよ。
今回海賊版で問題になっているマンガとアニメに限って言えば、とっくの昔に新刊本・新作についてはほぼ全て電子データで買える。
一部著者や制作者の意向で買えない物もあるが、その一方で電子限定もたくさんある。
古いコンテンツも次々と掘り起こされている。
そしてそれは、ほとんどどこのコンテンツ配信サービスや電子書籍ストアを使っても買えるし、セールが恒常的に行われているから、実勢価格は紙など従来メディアより安いよ。
この状況でコンテンツ配信側の努力が足りないと言う奴は、まず間違いなく電子コンテンツ配信をまともに使ったことが無いのだと思う。あるいは5年前ぐらいで認識が止まっているかどちらかだ。
まずは使って見てくれ。サービスが乱立している等と云っているが、特に日本の場合、どこのサービスを使っても基本的に主要なコンテンツは平等にアクセスができる。
アニメ配信の場合は、大きくある3つの勢力がある。バンダイ・キングレコードと、ソニー・KADOKAWA・エイベックス、テレビ局系があるが、お互いが運営しているお互いのコンテンツを相互に融通しあっているので、主要な配信サービスなら料金の差はあれど正規コンテンツにアクセスができる。
電子書籍の場合、電子書籍仲卸業の存在が大きく、さらにその傾向が顕著だ。
一方で、サービスが限られているアメリカなどは囲い込みが酷い。例えばNetflixには、世界最大のコンテンツ企業、ウォルトディズニーが自社コンテンツ配信サイトを手がけ、今コンテンツが消え始めている。他の大手コンテンツ会社も自社で囲い込みのため配信サービスを立ち上げ始めている。
さらに電子書籍はもっと悲惨だ。Amazon一強となっているのだが、その基準に従わないコンテンツはそもそも配信すらされない。これは現代の新たな検閲だと批判されている。
さらに、Amazonの配信規約の関係から、他のサイトで配信しているコンテンツの配信ができない場合があるので、コンテンツが分断されている。
それぞれ自社のサービスで無いと読めないのだ。
>製本と電子書籍がほぼ同じ値段なんて馬鹿げてる。
>電子書籍は、流通ゼロで、しかも、組版から紙の値段や人件費全くなしに、そのまま販売できる
これは二つの意味で間違い。
一つ目は、電子書籍は既に紙よりも安い。また再販制度の対象外だ。
電子書籍ストアを使っていれば分かるが、セールなどが行われている。
また、ストアは自由に割り引くことができる。そのため、電子書籍ストアは恒常的に実質的に割引になるサービスをやるのが当たり前になっている。一回2000円以上買うと、1割分のポイントが還元される、といったサービスだ。これ、再販制度下で行うと問題になる可能性があるが、電子書籍なら問題なく可能だ。
もう一つは、電子書籍は紙にかかっていたコストが不要になる一方で、新たに必要となるコストが発生するため、安くなるわけではないと言うことがある。
まず、組版終了のデータはそのまま電子書籍になんてできないので、それらの調整費用などが必要だ。
流通費は電子配信を行う為のシステム料金などが非常に高く、重く負担がしかかる。従来の場合、取次の流通網を使えば、コンテンツを印刷会社に渡すだけで、DTPから出荷、書店販売、搬入、売上金の回収まで全てやってくれた。それを自社でやらなければならない状況が発生する。
(ただし、これを解決するために電子書籍仲卸業という業者が発達しつつあるが)
そして、これらは、既存の印刷書籍の流通費用に加えて、新たに必要なコストとなる。電子書籍が発達していると言っても、売上の多くは印刷書籍が占めている。だから、印刷書籍を完全にやめて電子書籍にするなんて事はできない。
だから追加コストが増える。
それを回収するためには、まだまだ印刷書籍にくらべて売上が少ない電子書籍の中で、電子書籍化する初期費用を回収しなければならない。すると一冊あたりに占める電子書籍作成費用の比率が大きくなって、コストを圧迫する。
日本の出版社のほとんどは中小零細企業なんだよ。中小企業庁の定義で大企業に当てはまる企業は、大手の十数社程度だと思われる。そこの所を分かってないとだめ。
Re:ちゃんと「ブロッキング」より先にすべきことが書いてあるやん (スコア:1)
電子書籍利用しまくりですが、「コンテンツ配信側の努力が足りない」と言いますよ。
いまだに
・漫画や写真、図版などで、見開きがきちんとつながらないような結合されている
・紙の書籍より画質が低いので細部が潰れていて読めない部分も多数
・彩度やコントラスト上げる仕様変更して「よりくっきり見えるようにしました!」とかいって、グラデーション潰した汚い画像を表示する
・電子書籍レーベル乱立&出版社との関係で、複数レーベル跨がないとお気に入りの作家を網羅できない事例多数
・電子書籍レーベルや出版社の都合で突然見られなくなる作品もある
・書籍価格もほんの数%のポイント分安くなるだけ。セールに該当しない作品には無関係
こんな状況で「努力が十分」と主張するほうがバカげてる。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
アニメはどこも基本的に月額制だから配信タイトルが減ったりしても、
最初から買っているのは一ヶ月間の視聴権利だから「まあいいかな」、と思えるが
電子書籍は永久なはずの閲覧権をタイトル毎に買っているのにもかかわらず、
実際には会社が潰れたり会社の都合で配信データを削除できるし、そのようなことは実際に何度も起きた。
つまり、紙の書籍は買い取りだけど電子書籍は実質的にレンタルになっていて、
レンタルなのに1〜2割しか引いてくれないの?という気持ちはあるよね。
# 電子書籍が売っていても DRM free じゃなかったら紙で買って自炊するので AC
Re: (スコア:0)
電子書籍やネット配信を安価にすることなんてできるわけないでしょ
街の本屋さんとテレビ局にケンカして勝てるほど出版社は強くない
強くでれるはずなのに強くでれない
それに、対価を0.1円にしたところで有料なことには変わりない
金払ったのに海賊版サイトの方がUIが優れているとか論外でしょ
日本企業は、HTML5への移行が遅れまくってUIも使いづらいクランチロールがユーザーから叩かれまくったのを他人事と思っていそう
Re: (スコア:0)
売価を下げられないなら作家への還元を相応に増やすべきでは?
同じく海賊版サイトの被害を受ける者でも
作家と出版社は同じ立場にはない。
対価を0.1円でも払えば成立しないのなら、NetflixやHuluなんて成立するはずもない (スコア:0)
できるわけないって思考停止してるのはどうして?
そんな思考停止状態では海賊版関係なく、アマゾンにこれからも蹂躙されて、そのまま野垂れ死にする未来しか見えないんだけど。
対価を0.1円でも払えば成立しないのなら、NetflixやHuluなんて成立するはずもない。でも現実は違う。今なりのやり方は充分ある。
ま、テクノロジーをキャッチアップしない企業は日本企業だろうが出版社だろうが、時代の波に攫われて消えていくのは確か。
Re: (スコア:0)
いやいや、ハリウッドを始めとする向こうの映像産業はもっとえげつない海賊版摘発をやらせてるじゃん。もっと言えば、CATVの流れもあり、メディア産業とインターネット接続業が同じ企業グループなんで、自社でブロッキングもやりまくってるじゃんね。だから成立してるんだよ。NetflixとかHuluとかは。
政治的動きにしても、各国にブロッキング規制を働きかける事は当たり前、アメリカで政治家にえげつないロビー活動をやって、コンテンツ配信の保護と訴訟権を貿易協定の中にねじ込み、海賊版対策の不作為を理由に国を相手に賠償金訴訟起こしたりしているじゃん。それを受
Re:対価を0.1円でも払えば成立しないのなら、NetflixやHuluなんて成立するはずもない (スコア:2)
日本でもやればいいのに。
法の番人気取りの外野を除外できて、もっと建設的な議論がもっと早くできそう。
Re: (スコア:0)
言い訳ばかりだなぁ... 潰れていいよ。
Re: (スコア:0)
多くの人は、潰れると自分の好きなアニメとかマンガとかが無くなると悲しいから、まじめになんとか対処しようとしているんだけど。
潰れていいよ、って、そもそも興味が無いんでしょあなた。じゃあどうして議論に参加しているの?
Re: (スコア:0)
そこじゃないでしょ。
NetflixもHuluもコンテンツ課金じゃなくて、サブスクリプションモデルだからこそ成功しているという点をガン無視して議論は成り立たない。例えばドコモのやってるDマガジン(契約者数360万人程度)なんて、いくらでも画面キャプチャできるが、Dマガジンの利用者は海賊版見るか?Dマガジンやめるか?見ねーぞ、やめねーぞ。今の法律体系で充分にやっていけることを如実に示している。
”使い勝手がNetflixと同等の海賊版サイト”なんて、コストもかかるから収入面で兵糧攻めにすれば成立しない。日本からのみDNSブロックなんてなんの意味もない。
片や(再販制度に守られた)零細な出版社だから何の力もない、とか言ってちぐはぐな対策進めたところで、どちらにせよほとんどのアナログ零細出版社には先はないよ。アメリカの例を出すなら、再販制度廃止してさっさとアナログ零細出版社つぶして、体力のある大手企業のみにした方がよっぽど対策は進む。
くだらないブロッキングされるくらいなら、さっさとアマゾンが出版業界を牛耳る方がよっぽど幸せな未来になる。
Re: (スコア:0)
いや、電子書籍に限定して話をすると、dマガジンも、auのbookpassも、AmazonのKindle unlimitedもあるけど、いずれも海賊版サイトの撲滅には有効に作用してないよ。
海賊版サイトの利用者は、Dマガジン見るか?海賊版サイトの利用やめるか?見ねーぞ、やめねーぞ。今の法律体系で対策ができてないことを如実に示している。
>”使い勝手がNetflixと同等の海賊版サイト”なんて、コストもかかるから収入面で兵糧攻めにすれば成立しない
漫画村が、既存電子書籍サイトよりもUXが優れたサイトである、なんて紹介されており、兵糧攻めではなくブロッキングの可能性をちらつかせなけれ
Re: (スコア:0)
>dマガジンも、auのbookpassも、AmazonのKindle unlimitedもあるけど、いずれも海賊版サイトの撲滅には有効に作用してないよ。
例示されたサイトは海賊版サイトの撲滅のためではない。議論の方向をすり替えようと必死ですね。
これら優秀なサービスの利用者が海賊版サイトに向かわない、という事実があれば十分。
>漫画村が、既存電子書籍サイトよりもUXが優れたサイトである、なんて紹介されており、兵糧攻めではなくブロッキングの可能性をちらつかせなければ廃止に至らなかったわけですけど。
これはミスリードだね。どちらで実際に逃走に至ったのかは当事者以外にはわからない
Re: (スコア:0)
うんでも泥棒捕まえるのが難しいから戒厳令敷きたいとか言われてもダメですとしか言えない。
Re: (スコア:0)
>例示されたサイトは海賊版サイトの撲滅のためではない
では、どういうサイトなら海賊版撲滅のために有効だと言えるんですか?
電子書籍ではなくアニメについてならば、海賊版サイト撲滅を標榜して無料配信などをやっている所は結構ありますが、結果海賊版サイトは自然消滅すること無く、それ自体が抜本対策にはならなかった、って例を出せばいいのかな。あるいは、音楽についてはSpotifyがそれを標榜しているけど、アーティストからは「アーティストへの還元を絞ったまま不当に価格を下げる理由にしているだけだ」って批判を受けたりしていますが、そう言う話なんでしょうか。
Re: (スコア:0)
え?そんなこと言っている人がいるんですか?
誰でしょうか。少なくとも今回のタスクフォースのメンバーにはいないようですし。
脳内?藁人形?
Re: (スコア:0)
>>例示されたサイトは海賊版サイトの撲滅のためではない
>では、どういうサイトなら海賊版撲滅のために有効だと言えるんですか?
撲滅って発想がそもそも中二病か何か世の中には正義と悪しかいないくらいの貧しい発想だわな。正規市場を盛り上げつつ、海賊版が使いにくい状況になれば充分。
>順序として、ブロッキングの可能性が出てきた後にサイト閉鎖、広告業界へ追求の動きが行われる、という順序なので、今回は兵糧攻めは実際行われてません。
>間違いなくブロッキングの可能性がちらつかせた事が要因ですよ。
時間差とか考えないんだね。中二病こじらせると大変だね。間違いなく、とか
Re: (スコア:0)
>撲滅って発想がそもそも中二病か何か世の中には正義と悪しかいないくらいの貧しい発想だわな。正規市場を盛り上げつつ、海賊版が使いにくい状況になれば充分。
犯罪撲滅などは目標として普通の事だと思いますが、そうか、日本の警察は中二病だったんですね;-P
>時間差とか考えないんだね。
ブロッキング表明→サイト廃止→ネットメディアの一部が広告代理店に取材
という流れで、どのような時間差があれば結論が覆るんでしょうか?
>なら、条約と不競法で対処しようぜ。
「健全な市場が育つには、優秀なサイトと、規制の両輪がなければならない。」の裏付けとして
Re: (スコア:0)
>犯罪撲滅などは目標として普通の事だと思いますが、そうか、日本の警察は中二病だったんですね;-P
目標の話などしていません。現実問題として日本において、犯罪0にはなっていません。だが、市民生活を送るうえで日常的に深刻な問題が起きているわけでもありません。つまり、犯罪撲滅などしなくても、ほどほどに警察機能が動いていれば困らないわけです。
>ブロッキング表明→サイト廃止→ネットメディアの一部が広告代理店に取材
>という流れで、どのような時間差があれば結論が覆るんでしょうか?
当事者でもないのに、起きたことがそれだけだったと断定できる根拠はどこに?だ
Re:対価を0.1円でも払えば成立しないのなら、NetflixやHuluなんて成立するはずも (スコア:0)
>ほどほどに警察機能が動いていれば困らないわけです。
その警察が動けない状況なので、対策法改正をして動けるようにする、と言った事を含めてどのような方策が必要か、というのが一連の議論ですよ。だから目標ですし。
>当事者でもないのに、起きたことがそれだけだったと断定できる根拠はどこに?
都度報道されていたからです。スラドのストーリーを追っているだけで時系列に並んでいるので、ご覧ください。
>では(日本国)憲法改正しような。
破壊活動防止法、団体規制法、通信傍受法、児童ポルノブロッキング、いずれも憲法改正せずに実施されており、また違憲で
Re: (スコア:0)
電子書籍は製本・流通のコストがないから製本された本より激安にできるはずだという説は、私も10年くらい前には思ってました。
最近は電子書籍ばっかり買っていて、電子版がない本しか製本されたものは買わないんですけども、実際には紙の本より数十円安い。
でも印刷・製本・流通のコストが数十円ってわけはないと思います。
ただ、たとえ同じ価格だとしても高くはないと思います。
その理由。
前提として私は買った本は保管します。
BOOK OFFに売りに行くのは引っ越しなどで輸送や保管が難しくなったときくらいでした。
今は基本的にAmazon Kindleで買います。
読み終えたら端末から