韓国検察、2ちゃんねるの匿名書き込みを裁判の証拠として提出 54
泥沼 部門より
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が朴槿恵大統領への名誉毀損を行ったとして韓国で訴えられていた裁判で、2ちゃんねるへの投稿が「意見書」として提出されていたことが明らかになった(産経新聞)。
提出されたコメントは朴大統領を中傷するような内容がほとんどだったそうだが、裁判長が法廷で「低俗な内容」と認めるようなものであり、匿名によって投稿されたこういったコメントが法廷に提出されるのは異例。
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産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が朴槿恵大統領への名誉毀損を行ったとして韓国で訴えられていた裁判で、2ちゃんねるへの投稿が「意見書」として提出されていたことが明らかになった(産経新聞)。
提出されたコメントは朴大統領を中傷するような内容がほとんどだったそうだが、裁判長が法廷で「低俗な内容」と認めるようなものであり、匿名によって投稿されたこういったコメントが法廷に提出されるのは異例。
機械彫刻用標準書体をデジタルフォント化した「機械彫刻用標準書体フォント」バージョン0.100が7月27日に公開された。
「機械彫刻用標準書体」は駅や電車、工場などでよく見かける、アクリル板などに彫刻された文字で使われているフォント。これらは一般的なフォントとは異なる独特の風合いがあるが、これは彫刻機で彫り込むための制約があるためらしい。
あまり売れていないとも報じられているApple Watchだが、スマートウォッチ市場を大きく拡大したとの見方もあるようだ(The Guardian、V3.co.uk)。
Appleは2015年度第3四半期業績リポートでApple Watchの販売台数を公表していないが、実際に売れた台数は200万台~400万台と推計されている。Apple Watchの発売前には初年だけで4,000万台売れると予測されていたことから、期待外れとする批判も聞かれる。しかし、販売台数が400万台とすれば、これまでに販売された全スマートウォッチの2倍にあたるという。Pebbleは100万台に到達するまでに3年を要しており、Android Wear搭載スマートウォッチの販売台数は昨年末までで80万台と推計される。Strategy AnalyticsではApple Watchの市場シェアが75%に達したとする調査結果を発表している。
市場が拡大されたといっても、スマートウォッチが人気商品になると予測するのは早計だという。スマートウォッチの主要な機能の一つは通知機能だが、スマートフォンを取り出して見れば済む程度の機能のためだけに数万円を支払う人は少ないとみられる。スマートウォッチがニッチな商品カテゴリーから脱却するには、キラーフィーチャーが必要となる。心拍数モニターなどの健康管理機能や、パーソナルアシスタンス機能、モバイルペイメント機能などが有力とされるが、結局Google Glassと同じ運命をたどると考える人もいるようだ。
一方、従来の腕時計メーカーの動向も注目される。従来の腕時計は毎年12億台が販売されており、ごく一部でもスマートウォッチの機能が取り入れられれば市場に対する影響は大きい。現在のスマートウォッチでは多機能性に力が入れられているが、シンプルで低価格なスマートウォッチや、アナログ腕時計に通知機能を追加したような製品も登場することになるとのことだ。機能や価格を含め、皆さんはどういった製品なら使ってみたいと思うだろうか。
Firefoxで音声再生中のタブにインジケーターを表示し、個別にミュート可能にする機能の開発が進められているそうだ(PCWorld、Digital Trends、VentureBeat)。
この機能は2009年にBugzillaで提案されたものだが、議論は活発化と中断が繰り返されていた。Flashによる音声再生をFirefox側で検出できないのが最大の障壁とされていたが、Flash 18でAPIが追加されたことで議論は再び活発化。現在、開発者の間でテストが行われているとのこと。なお、FirefoxではNoise Controlアドオンを利用できるが、HTML5ビデオ/オーディオ専用であり、Flashには対応していない。
この機能は現在のところナイトリービルドのFirefoxにも搭載されておらず、リリース時期も未定だ。PCWorldが入手したテストビルドではFlashに未対応だったという。また、タブをミュートするとHTML5ビデオの再生が一時停止し、ミュートを解除しなければ再生を再開できないといったバグも存在したとのこと。
Google Chromeでは2013年に同様の機能がChromiumに搭載され、2014年1月に公開されたChrome 32以降で利用可能となっているが、カスタム版のFlash Playerを搭載するChromeではFlashへの対応も容易だったとみられる。また、OperaやSafari、Microsoft Edgeにも相次いで追加されている。なお、Chromeではタブのミュート機能がデフォルトで無効になっている。ミュート機能を使用するには「chrome://flags/#enable-tab-audio-muting」を有効にし、Chromeを再起動する必要がある。
Hewlett-Packard(HP)のゼロデイ脆弱性研究プロジェクト「Zero Day Initiative」が、Internet Explorer(IE)に存在する未解決の脆弱性4件を公表した(ITmedia)。
公表された脆弱性は昨年11月から今年1月にかけて発見されたもので、Microsoftへの情報提供も行われていたが、120日を過ぎても修正パッチがリリースされなかったことから公表に至ったという。
今年2月にスマートフォン用ケース販売会社のサーバーにDDoS攻撃を行ったとして、ベトナム人留学生が逮捕された(NHK)。
容疑者は商品の売買を巡りトラブルがあり、それを根に持って攻撃を行ったとみられている。DDoS攻撃での逮捕は日本で初めてだそうだ。
ヤマハから小林幸子の声をベースとしたVOCALOID 4用歌声ライブラリ「VOCALOID 4 Library Sachiko」が発売されることとなった(ニュースリリース、特設サイト、YouTube掲載のインタビュー&メッセージ)。
小林幸子と言えば、長年NHK紅白歌合戦のトリを努め、「ラスボス」とも称せられるような超ベテランでありながらも、ニコニコ動画に「歌ってみた」を投稿したり、コミケ(コミケット86/2014年夏)に出店するといったアレゲな歌手である。
発売はダウンロード版が7月27日、パッケージ版は8月下旬。演歌で特徴的な「こぶし」や「しゃくり」といった歌唱法を再現するプラグイン「Sachikobushi」も付属しており、簡単に小林幸子の歌い方を再現できるようになっているという。また、7月27日の17時にはデモ曲も公開される予定。
Windows 10は新しいWebブラウザー「Microsoft Edge」を搭載するが、Norton Antivirusではユーザーに他のブラウザーを使用するよう促しているそうだ(WinBeta、Digital Trends、Neowin)。
Norton Antivirusではブラウザーの拡張機能を使用して危険なWebサイトをフィルターし、ユーザーを保護する。しかし、現在のEdgeでは拡張機能がサポートされていないので、十分な保護機能が提供できないのだという。そのため、Edgeがデフォルトブラウザーに設定されている場合、拡張機能をサポートするブラウザーをデフォルトに設定するよう警告が表示されるとのこと。
EdgeではChromeやFirefoxの拡張機能を移植して利用できるようになることが発表されている。ただし、Windows 10のリリース時点では拡張機能が利用できず、拡張機能サポートの追加は今秋になる見込みとのことだ。
国会議員717名の事務所にFAXで「ご意見」を送信できる「Japan Changer」というサービスが登場した(ITmedia)。
名前、メールアドレス、1000文字以内の送信したい文言を入力することで、それらを全議員の地元事務所もしくは議員会館の各議員の執務室にFAXで送信できるというもの。料金は4,800円(全議員の地元事務所および議員会館の両方に送信する場合は59,000円)。なお、当初の料金はFAX送信一件40円×717人=28,680円+税+手数料で34,000円だったが、その後「FAX業者にお声がけ頂き大幅に値下げしました」とのこと。
Yahoo! JAPANが2015年10月以降、Windows XP SP3未満のユーザーに対しHTTPSでのアクセスをサポート対象外とすることをアナウンスした。ログインなどの多くの機能が利用できなくなるという。
また、Windows XP SP3では引き続きHTTPSアクセスが可能とのことだが、MicrosoftによるWindows XPのサポートはすでに終了しているため、Windows 7以降へのアップデートが推奨されている。
米Fiat Chrysler Automobiles(FCA US)は24日、ハッカーの攻撃で車が遠隔操作されるおそれがあるとして140万台をリコールすると発表した(NHKニュースの記事)。
WIREDが21日に公開した動画ではジープ・チェロキーを遠隔操作し、ワイパーを動かしたりエンジンを切ったりする様子が記録されている。 自動車メーカーがハッカー対策でリコールを行うのは初めてのことだという。
遠隔操作のデモを行ったセキュリティー研究者はTwitterのCharlie Miller氏とIOActiveのChris Valasek氏で、2人は9か月近く前から情報をFCA USと共有していたという。FCA USではWIREDへの記事掲載を前に更新ソフトウェアをリリースしていたが、リコールが決定したことで対象モデルの所有者全員に更新ソフトウェアの格納されたUSBメモリーを郵送する。更新作業は所有者が自分で実行するほか、ディーラーに依頼して無料で作業してもらうことも可能。なお、脆弱性の詳細は8月に開催されるBlack Hat USA 2015のブリーフィングで明らかにされるとのことだ(WIREDの記事、 The Registerの記事、 FCA Corprate Blogの記事[1]、 [2])。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall