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Google

決済代行サービスGoogle Checkout開始 26

ストーリー by mhatta
またGoogleか 部門より

maia曰く、"6月29日米国で「Google Checkout」がスタートした(Press ReleaseINTERNET Watchの記事ITmediaの記事)。Google Checkoutは、クレジットカード番号、住所、氏名などの情報をGoogleアカウントで登録し、Google側で一括管理する決済代行サービスだ。手数料は売上代金の2%+20セントで、ライバルと目されるPayPalの2.9%+30セントの費用と比べて割安。また、AdWords経由でGoogleに広告を出稿している場合は、売上がAdWords広告料の10倍に達するまでは、手数料が無料になる。Google Checkoutが利用できる店舗の広告には、ショッピングカートのアイコンが表示される。個人商店も利用しやすいサービスのようだ。MYCOMジャーナルの体験記事も参考になる。各国でのサービス開始時期は未定。"

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  • by Canadian (31348) on 2006年07月02日 18時39分 (#971131)
    Paypalはメールアドレスがあれば誰でもお金を受け取れるサービスなので,支払いを目的とするGoogle Checkoutと直接は比較できないように思います。

    #今アメリカに住んでいて,SSNとCheck Card(Creditではない)が手元にあるんだけど,これでお金を受け取りできるのかな。
  • えっと、こういう決済代行サービスっていろんな種類のものが出てきてますが、なんでクレジットカード会社が直接やらないんでしょうか?
    --
    屍体メモ [windy.cx]
    • by tomotan (20625) on 2006年07月02日 16時46分 (#971085)
      ここで言う「カード会社」が指しているのが
      VISAやJCB、MASTERなどの大元の会社ことなのか、それとも
      「○○信販」や「○○カード」のような、大元のカード会社と
      提携したカード会社のことなのか、それによって違ってくるのですが、
      大元のカード会社であれば、自らリスクを背負ってWEB事業を展開しなくても
      Googleなどが勝手に顧客を集めてくれるので、自分たちのところには
      黙っていても手数料が転がり込んでくるし、
      提携カード会社の場合は業種柄、若手ベンチャーが新規参入するのが困難で、
      既存の会社においては、意志決定権を持つ責任者が50~60歳代で、
      ネットの事情に疎いという理由が
      あるのではないでしようか。
      親コメント
      • クレジットカードのシステムというのは、ブランドを管理しイシュアーやアクワイヤラーにライセンスの供与を行うブランド(VISAとかMasterとか)の下に、カード会員を募集して会員に対して与信を提供するイシュアーと、加盟店を募集して加盟店に対して与信と決済インフラを提供するアクワイヤラーがあります

        日本でカード会社と呼んでいる、三井住友カードとかUFJ Nicosのような会社は、イシュアーかつアクワイヤラーである場合がほとんどです。海外だと、イシュアーは銀行などの場合が多いですが、日本では一昨年まで銀行のカード発行が規制されていたので、銀行が直接発行せず子会社のカード会社が発行し、アクワイヤラーも兼ねるというケースがほとんどでした。今は例えば、三菱東京UFJ銀行とかみずほ銀行が直接発行しているカードがあったりします

        で、VISAやMasterといったブランドとかネットワークといわれる会社(最近では中国ではUnion Payという独自のネットワークがあったりしますが)は、イシュアーやアクワイヤラーによる会員制組織(株式会社ですが)で、決済ネットワークの運用や会員ライセンス供与に特化し、カード会員への与信や加盟店の募集などは行っていません

        #JCB(三菱東京UFJ/DC UFJ Nicos系)、AMEX、ダイナース(CITI系)のようなT&E系の会社は別。例えばAMEXは、会員債権のオフバランスのために自前の銀行を持っている

        で、提携カードっていうのは、単にイシュアーと提携して独自の会員サービスを提供しているカードのことで、ハウスカードにVisaとかMasterのブランドが付いているイメージとは違います。ハウスカードの場合だと、会員に与信を与えたり、アクワイヤリングを自前でやる必要がありますが、提携カード(イシュアーと提携している会社)はクレジットカードの決済トランザクションにはタッチしません。カードサービスとは別に、独自のポイントとか優遇サービスを別に提供してるというだけの話です

        一方で、ストーリーの主題の「決済代行」というのは、カード会社(アクワイヤラー)が提供する決済サービスとは少し違っていて、言ってみればYahoo!ウォレットとか、Amazonのマーケットプレイス、Paypal(eBay系)のようなサービスの方がニュアンスが近いです。つまり、単にアクワイヤリングの代行を行うというだけでなく、顧客の個人情報を一括して管理する代わりに、顧客の履歴管理や不正請求を防止するためのシステムを整備したり、加盟店に対しては通常のアクワイヤラーよりも簡単な決済スキームを提供し、加盟店審査を簡易にする代わりに顧客の個人情報をブロックしたりといった、アカウント管理を集中して行うサービスにあたります

        こういったサービスをカード会社が提供するのは、金融機関という特性上難しい点がありますし、会員や加盟店を募集するのには、大規模なポータルやショップをすでに運用しているオークション大手とかポータルとかの方が有利であると言えます
        親コメント
      • ×: 大元
        ○: 大本
    • いっそのこと、Googleがカード会社も兼ねた方が早いかも・・・
      将来、「あなたのカードはVISAですか? MASTERですか? それともGOOGLE? 」
      ってなったりして。
      親コメント
    • カード会社がやるにしても1社だけのサービスだと顧客にとっては不便だし
      共同出資で代行会社を立ち上げても、既存サービスと同じになるし。
      親コメント
    • 代行会社が儲かるように圧力かけられてるんじゃね?
    • カード会社が素人だから、ですね。無論、金融業や組み込み系に関してはプロフェッショナルなんでしょうが、ITはそれほど甘くないってことです。
  • by Lcs (3592) on 2006年07月02日 16時01分 (#971049) ホームページ 日記
    楽天とか楽天とか楽天とか
    --
    --- Lcs(http://lcs.myminicity.com/ [myminicity.com])
    • by Phalacrocoracidae (29780) on 2006年07月02日 22時58分 (#971246)
      日本(の一般世論)ではGoogleの影響力はさほど大きくないため、あまり関係がないのではないかと。

      それこそYahooが同様のサービスを開始したら、他に多大な影響を及ぼしそうですが.
      --
      しないさせない!スルー力
      親コメント
    • 私はとっくに売り抜きましたよ
      今後は空売り推奨銘柄でしょうか

      (R)はY!の出来損ないって意味ではLDと同レベルかな
    • 普通に考えたら楽天のポイントシステムへの対抗が無ければ問題ないんじゃないでしょうか。Yahoo! Auctionもそうですけど安価に決済手段提供するだけではどうにもならない気がします。
  • by Anonymous Coward on 2006年07月02日 16時07分 (#971054)
    参加店にとっては手数料もそうだけど参加しやすさも重要でしょうね。

    日本の決済は一般に物販だと手数料が安く、情報課金だと手数料が高い上に、マンスリーチャージもあるので情報系コンテンツならPaypalの方が有利だし、加入もしやすいけどクレーム対処を英語でやらないといけないのがやや難点。

    Googleの場合は手数料は安いけど、現時点では日本で発行されたカードに対応していないので、現時点ではライバルにならないけど、将来日本発行のカードでも対応可能になると広告との連携もあって、小規模業者には強そう。
    ただし、海外利用になる可能性もあり、トラブルには弱いか?(以前だとアマゾンが海外利用扱い、最近使ったケースではレノボも海外利用扱いになっていた[クレカ明細に現地通貨額が書かれていれば海外扱い])

    注:
     米国のアクワイヤリングはAVS(Address Verification Service)と言って住所入力によろ正当性チェックがある場合があり、海外発行のカードでは使えないため、米国のインターネットショッピングでは海外発行カードの利用が出来ないことが多い(というか、海外からのカード利用を認めていない、条件が厳しいところもあって、結構困る)。
    インターネットショッピング以外の例としては(全米ではないけど)クレジットカードをポンプで読ませるセルフスタンドでは「カードの登録郵便番号」でフィルタリングしているケースがある。日本発行のカードの場合はレジで決済してもらえば利用可能(参考リンク [smbc-card.com]意外とクレジットカード会社も把握していなくて以前困った)。
  • by kgw (29702) on 2006年07月02日 16時14分 (#971059)
    シングルサインオンという側面もあるんですかね。
    MSのPassportなんかは鳴かず飛ばずの印象ですが。
    • >シングルサインオンという側面もあるんですかね。
      >MSのPassportなんかは鳴かず飛ばずの印象ですが。

      シングルサインオンといえば・・・・
      アレ
      リバティアライアンスってどうなったんすかね?
    • 新しいサービスの衣替えして心機一転を図ってますね。

      最初のは個人情報の取得など取れる情報を取りまくろうとしたので反発されたのでしょう。

      今もMS社を信頼していないのであまり使いたくないですが。

    • ソフトが糞過ぎたのが直接の原因でしたね。
      Windows以外を排除する排他的思想が強すぎた部分と
      そのそもオンラインでの安全性が確保できなかった。
      それに乗じてユーザーがインストールしなかった部分ですかね

      ま、Hotmailの問題とかで必死に利用者を増やそうとしてましたけど
      WEBサービスとOSの機能を混同して破れたようなもんですね

      #当時ZDNetの投票に違法な自動投票スクリプトまで組んでまで票数を上げようとしていた熱意は何処へ?
      • そういう面ではGoogleなら絶対安心ですね。信者様が喜んで個人情報を提供するし、布教活動もしっかりやってくれるでしょうからw
        • 信者というか意味さっぱりわからずGoogleを話題にしとけばウケるからってだけで布教活動してる人ばっかりって印象はありますけど、
          そういう意味ではGoogleも既に嫌われだしてますし、絶対安心ってことはないでしょう
  • .net (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2006年07月03日 3時03分 (#971348)
    MSが失敗した.netを行っているだけかと思います。
    当初.netはアプリの根底の部分よりMSが電子決済と
    顧客情報を全て握ってオンライン上の買い物を一挙に仕切るってのが
    当初の目的でした。しかし現状は粗悪OSが原因で
    使い物にならない事が毎週のように揶揄され最終的には
    誰も相手にしない存在にになってしまいましたが…

    Googleはその処理に耐えうるか、自社の検索、地図、様々がアプリを使い
    これらシステムが実際に機能するかを実験していたような気がする。

    普通に考えて無料で通常なら数万レベルのソフトを使えたわけですから
    iTunes同様みんな使うわけですよ。当然相当なトラフィックがあるのでしょうけど
    それに耐えうるシステムなら電子決済も顧客管理も
    顧客に合わせたきめ細やかなDM発送も可能でしょね。

    #MSがアホなOSを作っていなかったら世界は変わっていたのかも
    • by Anonymous Coward
      なんか言っている意味がわからん…
      .net 関係ないんでは。
    • by Anonymous Coward
      そのGoogleのサービスを使っている顧客のほとんどは、アナタの言う粗悪OSを使っている訳だが?

      それとも、Mac&Linuxオンリーでのサービスなの?これは。

  • by Anonymous Coward on 2006年07月02日 16時12分 (#971058)
    cvs co google
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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