マイクロソフト、仮想化技術「Hyper-V」をリリース 25
ストーリー by hylom
VMware/Xenを切り崩せるか 部門より
VMware/Xenを切り崩せるか 部門より
shunta 曰く、
Microsoftが米国時間6月26日、仮想化技術「Hyper-V」を発表しました(マイクロソフトのHyper-V紹介ページ)。これにより、MicrosoftはVMwareやXenといった、サーバ向け仮想化製品の市場へと本格的に進出することになります。
Mac OS X Serverも仮想化環境への対応を行ってきていますし、オープンソースか市販かを問わず、仮想化は各種OSでよく使われる機能になってくるかもしれませんね。
ホストOS (スコア:2, 興味深い)
ここでMSにホストOS専用の超軽量OSを開発してもらいたいですね。
そうすればゲストOSに割り当てられるリソースも多くなる。
Re:ホストOS (スコア:3, 参考になる)
Server Core [google.co.jp]ではだめですか?
ちなみにHyper-VはVirtual PCやVirtual Serverのような「OSの上で動く仮想レイヤ」ではなく、VMware ESX Serverのような、「ハードウェアとOSの間に入るレイヤ」なので、ホストOSという言い方は正しくなかったりします。
「ホストOS」に位置するものとして、Hyper-Vでは「物理OS」という呼び方をするようです。
っ参考 [microsoft.com]
Enterprise Edition を購入すれば、その1ライセンスで仮想WindowsServer2008サーバが4本まで立てられたりするようです。(Standard Editionだと1本のみ)
物理OSにServer Coreを使えるのかどうかまでは調べてません・・・。
Re:ホストOS (スコア:2, 参考になる)
使えますよ。
日本でのローンチ・イベント(4/15-16)のセッションで、構築方法を説明してました。(つまり、ちょいとめんどくさい作業が必要)
お気楽使用には向かないわけですが、本格的な運用には ServerCore を推奨するそうですし。
Re:ホストOS (スコア:1, 興味深い)
使い方に依っては管理が大分楽になるかも。
まあ、何はともあれ1年位は待っての話だろうけど、情報は集めておきたいですね。
Re:ホストOS (スコア:4, 参考になる)
仮想OSを管理する「物理OS」には、『仮想OSを管理するだけの機能』しか搭載出来ないとのことです(物理OSにはADのコントローラ入れたりIIS入れたりが出来ない)。
なのでStandard Editionの場合、その1ライセンスのみでは実質1サーバOSしか仮想上で使えません。OSの価格にもよりますが、Hyper-V上でWindows Serverを複数動かす場合(かつそれ用のOSを別途購入する場合)は、Enterprise Editionの方が安上がりになったりもします。
Re: (スコア:0)
でも考えように依っては、Hyper-Vで仮想環境を使用するときは、元レスに有る様なホストOS専用のOSになるって事ですね。
ホストOSと物理OSを待ったく別に、とも思いましたけど、それはスケーリングって点で分けないほうが良いとの判断なかも知れませんね。
#個人的に参考に成る+1
Re:ホストOS (スコア:1)
使った上でのコメントなのでしょうか…私としてはがんばって軽くしてる印象でしたが。
既に上げられているServer Coreもありますが親コメントに対するMicrosoftの回答はMicrosoft Hyper-V Server [microsoft.com]なのかな。引用すると とのこと。別のところに$28ほどと書かれていましたのでHyper-V以外は何も入っていないと思われます。
時代は zero-downtime (スコア:1)
Re:時代は zero-downtime (スコア:1)
約1ヶ月前。
VMotionに相当するライブマイグレーション機能というものがあって、
デモで実演もしてました。
実際に触らないと結論は出ないけど、遜色ない感じでした:)
デバイスドライバはハイパーバイザ(ESXにあたる部分)ではなく、管理用に
準備されるペアレントパーティションに持つ点も興味深いです。
複雑になりがちなHCL、特にドットプリンタみたいにWindowsドライバのみ提供
されているH/Wなんかの問題回避になりそうなところですね。
VMwareサイドのESXiがどこまで浸透するかによっては、ServerCore+HYPER-Vの
選択肢が有利になるかもしれませんね。WindowsServerのライセンス数が儲かるしw
#将来的には、H/W->BIOS->仮想化ファームウェア->OSって構成が標準になるかもね
#(ハイパーバイザとかESX/ESXiを仮想化ファームウェアと捉えてみました)
……などと付け焼刃の知識だけで危険なことを書いてみる(汗
---- 何ぃ!ザシャー
事実上 (スコア:0)
OSの肥大化は死を齎す
Re:事実上 (スコア:1, 参考になる)
詳しく調べてないんでアレですが、Hyper-Vは64bit版にしか搭載されていない、のカモ。
Re:事実上 (スコア:4, 参考になる)
#1373551 [srad.jp]です。
一次ソースは見つけられませんでしたが、Hyper-V は x64 版にしか搭載されていない、で間違いないようです。
【解説】「Hyper-V RC1」緊急レビュー : Windows Server 2008 - Computerworld.jp [computerworld.jp] より引用:
なので、Hyper-Vを使うということはOSもハードウェアも x64 な構成になるので、親コメさんの「64ビット機じゃないとメモリーが足りない希ガス」については心配ないようです。
一次情報 (スコア:1, 参考になる)
> Hyper-V cannot be enabled on systems running inside virtual machines
> or on x86 versions of Windows Server 2008.
Re: (スコア:0)
#1373551 [srad.jp]、#1373589 [srad.jp]です。
一次情報、多謝 m(__)m
一次ソースを見つけられなかった≒エーゴヨメ(テ)ナイ なのでACで!
#元からACだろ
Re:一次情報 (スコア:1)
・Windows Server 2008 Datacenter, Enterprise and Standard (x64) - DVD (Japanese)
・Windows Server 2008 Datacenter, Enterprise and Standard (x86) - DVD (Japanese)
・Windows Server 2008 Datacenter, Enterprise and Standard without Hyper-V (x64) - DVD (Japanese)
・Windows Server 2008 Datacenter, Enterprise and Standard without Hyper-V (x86) - DVD (Japanese)
と2種類ずつあるんですよね。
なんだろこれ?
Re: (スコア:0)
つまり、Hyper-V抜きで少し安価なエディションってことです。
VMware使う場合ならこちらを選択するでしょう。
Re: (スコア:0)
入力可能なプロダクトコードの違いとかなんでしょうかね?
#まぁ、実際中身は同じディスクでどっちのプロダクトコードも通るかも知れませんが。
Re: (スコア:0)
「without Hyper-Vではない」x86 versionは何なのかという話では?
Re:一次情報 (スコア:1)
x64ってのは(AMD,Intelのx86-64ビット拡張の)x86-64ではなくて、ItaniumとかのIA64を指すんじゃないの?
Re:一次情報 (スコア:1)
# Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
---にょろ~ん
Re: (スコア:0)
Hyper-Vが使えないだけでOSの機能は使えるわけですし。
Re:一次情報 (スコア:1)
Re:一次情報 (スコア:1)
いえ、x64 は IA64 ではなく x86-64 ですよ。IA64 版は IA64 版と書かれます。ただ、この先はリリースあったかなぁ……。
単にビルド時に分けるのがめんどくさくて Server Core のモジュールも入っちゃうけど有効化はできないとか、Exchange Server 2007 みたいに、試験用にとりあえず動かせる x86 環境も用意したけどまともに使うときは x64 でやってね、とかいう感じじゃないでしょうか。
# x64 版入れてるので、x86 版を試す気力すらないですが。
Re: (スコア:0)
では、「without Hyper-Vな」x86 versionは何だと思いますか?
名称 (スコア:0)
字数が足りないというか、一連の技術を総称するというより、部品一個を指すようなイメージ。
Microsoftなら、てっきり「VirtualX」で来ると思ったんですけどね。