パスワードを忘れた? アカウント作成
159463 story
グラフィック

ぬいぐるみモーションキャプチャシステムをソフトイーサが開発中 33

ストーリー by reo
クマーではない 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

3D キャラクターにソフト上でポーズをつけてみる作業は意外に大変。ですが、ぬいぐるみ遊びで簡単にポーズ付けできるようになります。

INTERNET Watch の記事によると、人形を動かすだけで 3DCG キャラクターに思い通りの動きが付けられる簡単仕様のモーションキャプチャシステムが、おなじみソフトイーサ株式会社で開発中とのこと。

試作機では熊の人形 (外装) が用いられていましたが、人気キャラクターのフィギュアにすることも可能とのこと。現在は研究開発中で、価格や発売日は今のところ未定ですが、「製品化は早ければ 1 年以内、販売価格は 1 ~ 2 万円程度になる」だそうです。

四肢を同時に制御しようとするとむしろ大変そうだが、キャプチャ範囲を指定して複数回キャプチャした結果を重畳させる方法ならむしろこれもアリか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 12時08分 (#1664172)

    大腸とか大網とか脂肪のぬいぐるみを直感的にこねこね動かせてモーションキャプチャーして
    腹腔鏡手術のシミュレーション画像を作る

    ほーらお金のにおいが。

  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 12時26分 (#1664193)

    ウチの会社、モーションキャプチャの設備持ってますが単価ものすごく高いですよ。
    自社使用と法人向け貸し出ししか行っていないので、根本的に
    個人を対象としていないのですが。

    なので今回のニュースのお値段を見て目玉が飛び出る程驚きました。
    安すぎて

  • 人形にポーズを付けてモーションキャプチャーというアイデア自体は古くからあります。
    たとえば2002年発表のマリオギア(150万円) [atpress.ne.jp]とか。

    ただし、個人で買えるような値段じゃなかったので
    そういうのが1~2万といった個人に買える低価格で発売されるというのは、なかなか良いと思います。

    かつては大規模なスタジオセットが必要で非常に高価なものだったカメラを使った人体モーションキャプチャーも、
    今ではPC接続のカメラ2個と、個人でも買える安さのPC用ソフト [privatestudio.co.jp]で出来るというレベルまで手軽なものになってきてますが、

    カメラ式はカメラ数が少ないと精度が出ないというが誤認識があって、それを潰すのに手作業な後処理が結構かかるので、
    そういった心配のない人形式が出てきたら、それなりに需要はあると思いますね。

  • >48自由度人体モデルでも原価3000円未満に抑えられる見通し

    オペレータがモデルになれば原価0円だし、自然な動きを取り込めそうな気がする。

    # そういうもんじゃないの?

    --
    モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
    • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 11時59分 (#1664161)

      オペレータがとれるポーズしか取り込めません

      ポーズつけるのは非常に面倒くさい作業なので、
      大まかにでも物理的、直感的に入力できるなら需要はあると思う。

      親コメント
      • さまざまなポーズを取るために、柔軟体操やヨガのマニュアルを付属すればあるいは…。

        次にくる問題予想: 熊さんのしっぽが動かせません

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          「おまえ、熊さんのキャプチャは初めてか?力抜けよ」
          • 「おまえさん、熊さんのキャプチャは初めてかい? 力抜いてやりなさいよ。」

            「御隠居、おどかしっこは無しにしてくださいよ。えぇと、こうやって……」

            (ボキッ)

            「だから、力を抜きなさいって言ったでしょう。そんな具合じゃぁ、どうにも仕様がないね。私が手を持つから、八っつぁんは肩車して、そうそう……、じゃぁ、行きますよ。」

            「そぉれそれそれ……。はぁはぁ。御隠居、カンカン踊りのキャプチャってのは、なんとも面倒でいけねぇ。それにしてもこんなので、ちゃんとキャプチャできるんですかい?」

            「あ、八っつぁん、こりゃいけない。カンカン踊りは熊じゃなくて駱駝と決まってた。」

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        >オペレータがとれるポーズしか取り込めません
        は!、ついにキングアラジンのモーションキャプチャーが!

        #Rネタもそろそろジェネレーションギャップに埋もれる予感

    • by Anonymous Coward
      人間使う場合、体の各所にマーカーを付けて多方向から撮影するのに対して、
      この場合各間接の角度を直接出力するので簡易なんでしょう。

      とはいえ自然な動きをさせるのは難しそうですが・・・コマ撮りのように
      するんでしょうかね。
    • by Anonymous Coward

      48自由度とかあっても"モーション"は操作できなさそう
      むしろ"ポーズ"キャプチャ的な何かなのかな

      #これが売れたら装着型も出るだろうか?

    • by Anonymous Coward
      使うソフトにもよりますが、途中の動きをこれで定義してその間の動きはソフト側で補完、 って形での用途を想定しているでしょうから、十分これで使えると思います。 あとはどのレベルのアウトプットを求めるか。 もちろん取り込んだポーズをソフトで修正していく作業はあるでしょうけど。 ただ、カメラからのモーキャプでも最終的にソフト側で微調整あるので。
  • by newnewnewtype (27702) on 2009年11月02日 11時53分 (#1664157)

    クマ以外の人形なんかも想定しているなら、技術的には
    かなり困難かも知れないけど、キャプチャが出来て、その
    データをアウトプット、つまりプログラムどおりに人形を
    動かせる仕様なら、結構おもしろそう。

    • by Anonymous Coward

      間接の自由度はそんなにないですが、すでに小型の人間型ロボット作成キット(たとえば近藤科学のやつ [kopropo.co.jp])は自分で関節を動かすことで、簡単にモーションを作る機能があります。
      サーボユニットの中には、小型のポテンショメータが入っており、初期ポーズから、順番に関節を動かしてそれを読み取らせる事で簡単にプログラムができ、逆流で再生さえれば同じ動きができる、というふれ込みです。

      #実際には全く手直しせず簡単に動く、と言うところまでは無理ですけど

  • by himeme (38973) on 2009年11月03日 21時45分 (#1664997)
    素人考えですが、技術的にあまり難しいものではないと思う。関節に角度センサー(可変抵抗器みたいなもの)をつけてちょっと計算すればOKですよね。
    すぐに商品化できるのでは?
    • by Anonymous Coward

      難しいかどうかは、どのくらいの精度と耐久性を求めるかによって大きく変わってくるでしょう。そりゃ一品製作でしばらく使えれば良いってレベルならすぐできるでしょうが、現場での過酷な使用でもドリフトせず、デバイスをすげかえてもオフセットが調整可能なほど少なく…なんてのを突き詰めてくとハードルは色々出てくるんじゃないでしょうか。まあ今回どのへんを目指しているのかわからないので、あるいは簡単なところを狙ってるのかもしれませんが。

  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 12時19分 (#1664180)

    ののわさん [nicovideo.jp]の動きがさらにフリーダムになるのですね!判ります。

  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 12時20分 (#1664184)
    これを予想してモデラを導入したのです

    ご連絡先
    • by Anonymous Coward
      モデラ♪モデラ♪モデラとメカモデラ♪
  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 12時47分 (#1664208)

    四肢を同時に制御しようとするとむしろ大変そうだが

    だったらPCに制御させればいいよね!

    #え?

  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 13時05分 (#1664220)

    ハリー・ハウゼンのダイナメーション入門なんて付いてたらよさげ。

    #無理無理

  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 13時18分 (#1664229)

    フィルティペットがスターシップトゥルーパーズで似たような事をやってたはずです

    • by koduckin (15749) on 2009年11月02日 13時38分 (#1664237)

      ジュラシック・パーク(1993年公開)は?
      (これも、フィル・ティペットですね)

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        多関節キャラの入力機器としてはこのへんが最初ですかね。
        人形から CG に切り替える流れの中で、
        お互いの技術を取り入れあってできたものだったかと思います。

        単なる 3D 入力デバイスとしてはそれ以前にも
        ぶら下がってる棒切れを握って動かすやつとかはありましたが。
  • by Anonymous Coward on 2009年11月02日 13時58分 (#1664249)

    ぬいさんにキャットテイルを。

  • by Anonymous Coward on 2009年11月03日 11時40分 (#1664792)

    そこそこ体力が付いてきた会社ですので某モルなんたらのようにはならないと思いますが。
    ソフトウェアの作成と違い現実世界にモノを作る場合は開発設備の他に
    金型、資材、製造人件費、製造設備、品質管理、品質保証等においてかなりの金額、リスクが必要になります。
    PL法等法律もきついですし、小さな不具合(バグ)を修正するのにも金がかかります。
    そんな費用を加えた金額で細々売っていると今度はマネシタ電器が類似品を多核の広告費をかけ規模を生かした
    低価格で売ってこちらを潰しに来る、といった感じです。

typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

読み込み中...