Google のプロジェクト、終了すべきでなかったものは? 100
ストーリー by reo
Googleハイクかな 部門より
Googleハイクかな 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
本家 /.「Ask Slashdot: Which Google Project Didn't Deserve To Die?」より。
Google が人気 RSS リーダー Google Reader の終了を発表した時、ウェブでは大きな憤りの声があがった。RSS リーダーはこの数年でその人気に陰りが見えたと言えるかもしれないが (そして Google はこれをサービス終了の理由と明言している)、記事やブログなどウェブコンテンツを一箇所収集しようとする多くの人々にとっては未だに便利なツールであることには変わりない (ただし代替 RSS リーダーも多く存在するため心配はいらない。サービスによっては Google よりも多機能な場合だってある)。
Google がプロジェクトの突然の終了を発表したのは今回が初めてではないし、これからもあるだろう。Google の判断で Google Buzz、Google Health、Google Wave、Google Labs やその他のソフトウェアプラットフォームはテクノロジー史のごみ箱に葬られてしまった。
では /.er の目から見て、継続すべきであったプロジェクトはどれだろうか? もし何かを復活させられるとしたら、どれを選ぶ?
iGoogle (スコア:5, 興味深い)
ブラウザのホームページがiGoogleですが、
一目でメールの未読・rss・カレンダーの予定・ToDo・TwitterのTLが確認出来て便利です。
終了にあたって、何に移行しようかまだ思案中です。
Re:iGoogle (スコア:2)
なくなったらどうしようか…
ウィジェットやガジェット使えって言ったって、こんなに良く出来たものそうないよ…
Re:iGoogle (スコア:1)
私も乗換候補としてNetvibes使ってみてます。
機能的にはほぼ不満無いレベルなんですが、レスポンスが遅いのでちょっとイライラします。
Re: (スコア:0)
スタートスクリーン
Re: (スコア:0)
マウスコンピューターで買ったPCのブラウザはホームページにiGoogleが設定されてるんだけど
これをwww.google.co.jpに変更するとホームページに移動するボタンを押してもサイトが表示されない。
終了したらヤフーにでもしようかな
というか (スコア:3, すばらしい洞察)
基本的に終了すべきではないと思う。
Googleのサービスは意外と短期で終了する可能性が高いと考えてしまうので
使わない。という判断になる。
Re:というか (スコア:1)
同じく、今回ので、Googleの各種サービス終了的な不安感は持ちました。
それでユーザに不信感持たれて、企業としては マイナスではないんですかね…?
データコンバートもできるし、無料サービスなら仕方ない;と理解はせんでもないですが。
Re:というか (スコア:1)
無料ではありません。
個人情報を提供する対価や広告を見る対価としてのGoogleのサービスです。
Google のサービスが無料なのは当たり前、我々は対価を払っているのだから。
彼らのサービスの利用には対価が必要です。
意識せずに払っているか否かの違いですが、
それを無料サービスだからと思うのは Google の罠です。
Re:というか (スコア:1)
「無料サービス」の特長は、果てしなく薄く広く対価を取ってること。
なので、利用者一人一人の重要さは一般の有償サービスと比べると果てしなく低い。
普通の「消費者」の感覚でいるのは、立ち位置を理解していない。
Re:というか (スコア:1)
何でも無料で大盤振る舞いというイメージが代替定着したので、これから本業のBig Brotherに戻るのでしょう。
Re:というか (スコア:1)
カイジを読むべき
Re: (スコア:0)
それは「新しいことはしない」という硬直化に繋がってしまうのではないですか?
Google が新しいことをしなくなったら、それこそ Google の価値なんて無くなると思います。
Re:というか (スコア:1)
大きな誤解です。
Googleは、かなり昔から新しいことは特にしてない。
本業のサービスである検索業務でさえそうなのだが、もともと Google って新しいことを切り開くって事をするのではなくて、どこか成功したサービスを自社の技術で同様のことをして、その高い技術故に既存サービスのシェアを奪うやり方です。基本的に。Google は、新しいことを切り開くのではなくて、他社のサービスを自社の技術力でそのまま真似をするタイプの会社です。
成功したベンチャーを買い取って自社に組み込むなんてどこもやっていることとはいえ。結局 Google も似たようなもん。少し前では Android だって元々は買い取ったわけだし。ネット検索サービスが流行りだしたから同様のサービスを初め、Facebook が成功したから同様のサービスをやり出して・・・ときりがない。で、無造作にやっているから、儲けられないようだったらすぐにサービスを打ち切る。
いつから新しいことをする会社と思われるようになったのかな?
Re:というか (スコア:1)
後知恵って感じのするコメントですね。
Androidの買収額をご存知?
YouTubeを買収した時黒字にできるなんて誰も思っていませんでしたよ。
既存のウェブメールの制限を次々に覆したからこそGmailの興隆もあったのですし、IT系では誰が起源で真似かオリジナルかなんてあまり意味を持ちません。
Googleにとって(AppleでもAmazonでもFacebookでもMicrosoftでもいいけど)の「新しさ」というのは学術レベルの発明というより、それを一般消費者にどう届け広めるのかというアプローチとその技術基盤にあるので、あなたの言う意味での「新しいことをする会社」なんて永遠にならないし、なる必要もないでしょう。
Re:というか (スコア:2)
ブラッシュアップではなく、再構築でしょ。
ちゃんとしたサービスができているなら、googleは躊躇せず買収している。
Re: (スコア:0)
Evernote が流行ったからか、Google Notebook を Google Keep とかいう名前でやるらしいけど、
こうホイホイ終了しちゃうサービスばかりだと迂闊に Google のサービスは使えないですよね。
Android みたいな基幹プロダクトへの信頼も損なわれかねないと思うんですけど。
Re:というか (スコア:1)
終わったのは末端のプロジェクトがほとんどでしょ?
その点で問題になるのはGoogle Readerだけだと思う。
セルフホスティングの道を模索中です (スコア:2, すばらしい洞察)
先日のRSSリーダーサービス終了のお知らせのおかげで、
Webサービスはいつかなくなるという考えが身につきました。
こういうのって、災害みたいなものですね。
ファイルサーバー、メール、カレンダー、RSSリーダー、メモなどで
いかにGoogleやその他サービスにベッタリだったか思い知らされました。
今は、RSSLoungeやOwnCloudとかに移行すべく作業しています。
といっても、アプリケーションによってはシェルや特別な実行環境が必要だったりして
リッチな環境を要求するものもありますね。
MySQLとPHP, Ruby, Perlぐらいしかない
格安レンタルサーバー程度で動くと良いのですが。
Re: (スコア:0)
その方向に進むのなら、ある日突然ディスククラッシュで全てのデータを失うリスクについて考慮しておくべきでしょうね。
出来るのかどうかわかりませんが、自分でバックアップを取るとか、あるいは多重化するとか。
まぁ無視するっていうのもひとつの考え方だとは思いますが。
/.edぽいけど (スコア:2, 参考になる)
Googleプロジェクトのお墓の一覧 [slate.com]
Re: (スコア:0)
意外なことにOrkutは終了しないんですね。
Google+と丸かぶりしてそうなサービスですけど。
逆に考えるんだ! (スコア:2)
逆に終了しても大丈夫なようなサービスのデザインが必要なんでしょうかね…?
終了しても他に引き継げる、何か別のものに移すルートが確保されているような。
So-net SNSが終了した時もちょっと騒ぎになりましたね。
Google ReaderはOPML形式で設定の引継ぎが出来るのはまだありがたい所ではありますよね。
RSS Readerの規格みたいなものが必要だったんかな? Stars相当のものの定義があって、それも他に移せるとか。
今終わられて一番やばいのはGmailとは思いますが、POPやIMAPで吸い上げて、SquirrelMailをクライアントにするとか位が直ぐ思いつくところですかね…。
Google Notebook (スコア:1)
簡単にメモを取れて、一覧性もあるという点で明らかにGoogleDocsより使いやすかった。
「GoogleDocsあるからいいだろ?」って感じで最後はデータがGoogleDocsに変換されておしまい。
小刀が使いたいのに包丁渡されてる気分です。
開発者が居なくなったのか別のプロジェクトに配属されたのか、
Googleって創る人は多いけど、メンテする人材が不足してるのかな、と思う。
Re:Google Notebook (スコア:4, 参考になる)
Google Keep として復活 [cnet.com]するそうな。
Re:Google Notebook (スコア:2)
#でやんす、だとサルマンになってしまう
永世小学六年生神アイドル支持者(バランス取らなくっちゃなぁっ!!)
Re:Google Notebook (スコア:1)
前のこともあり、様子見してしまいます……
NotebookはBookmarkとつなごうとしてイマイチなことになってましたけど
何にでもつながるとか、そういうのは何か破綻しそうで怖いです。
適度な疎結合がいいです。
ほんとメモが取れて色んなとこから見れるというだけで、長い期間使えるのがいいです。
ちなみにEvernoteはゴテゴテしてて使い心地が良くなかったので使い続けられませんでした。
# とはいえ、Google Keep既に使い始めちゃってますが
Re:Google Notebook (スコア:2)
Evernoteはこれ専業なので経営破綻したりしない限りサービス終了はありえないですが、GoogleはKeepだけで食ってるわけじゃないですからね…。
ただ個人的には、今回のKeepは新サービスというよりもGoogle Driveの新機能で(URLもそんな感じ)、この機能だけが突然無くなることはないんじゃないかなーと考えてます。
EvernoteはもうちょっとUIどうにかならんかなーと思いますね。
特にPC版アプリのUIが。
Re: (スコア:0)
何年後にサービス終了予定ですか?
Re:Google Notebook (スコア:1)
当初は単なるメモ書きオンリーだったけど、展開のしかたによってはEvernoteの
台頭を許さずに済んだかもしれない、惜しい製品だった気もしている。
とはいえ打ち切られた当時にそれが予測できたとは思えない。
>Googleって創る人は多いけど、メンテする人材が不足してるのかな、と思う。
Googleに限らず、思いつきだけのアイデア出すより、作って改良していく方が難しいからね。
何も復活させるべきではない (スコア:1)
つまらなくなったものはバンバン終了して、どんどん新しいものを出してくれ。
Re:何も復活させるべきではない (スコア:1)
終わったサービスと言われても、正直何が良かったとかもう覚えてないんですよね。
無くなった状態に慣れたのか、そもそもそんなに重要視していなかったのか。
iGoogleも今は使ってはいるけど、無くなったらなくなったでそのうち忘れちゃうんだろうなあ。
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:何も復活させるべきではない (スコア:3, 興味深い)
iGoogleとはちょとt違うけど、デスクトップガジェットとしての「Google デスクトップ」は無くなってかなり困った。
未だに代替になるアプリは無いままです。
Re: (スコア:0)
同じく。いつまでも延命させておくべきではない。もし本当に需要があるのなら別の誰か/企業が代わりを作るはず。
codesearch (スコア:1)
儲からないなら仕方ないんだけど、 codesearch のサービスが終了したのは残念でした。
Google Desktop Search (スコア:1)
OSの標準機能として取り込まれはしましたが、Windowsの日本語文書に対する検索は非常に出来が悪いです。有るはずのものが見つからないのが茶飯事です。
Desktop Searchに代わるソフトウェアで、同程度の検索精度で、同程度に軽量な物をいまだ見つける事が出来ずにいます。
地図 (スコア:1)
フィーチャーフォン向けのGoogle Map
やる気が感じられないのは (スコア:0)
Google Books
なくなる前に言っとこう
Re:やる気が感じられないのは (スコア:1)
Google Bookmarks。
#知らない人も多かろう
Re:やる気が感じられないのは (スコア:1)
それは実にGoogleらしくない。
Chromeにそういうブックマーク動機機構があろうとなかろうと、
(IE6のようなキューバージョンは除くけど)いかなるブラウザ上であろうと、
Webベースで同じサービスを提供するのがGoogleではないか。
#たとえば、「Google検索やGmailがChrome上でしか動きません」などというのは
#Googleらしくないとは思いませんか?
Re: (スコア:0)
>なくなる前に言っとこう
Andloid。
いつChromeOSに包含されてしまうのか。
Re: (スコア:0)
> Andloid。
なくなる前どころか、まだ発表すらされてないよ!
#typoなのはわかっているけど、言いたかったんだ。。。
Re:やる気が感じられないのは (スコア:1)
ここはあえて墜落では?
金は? (スコア:0)
たとえユーザーが自分一人であっても全て終了しないで欲しいけど。
Re: (スコア:0)
金出さないくせにその言い分は傲慢すぎやしませんか
Re:金は? (スコア:1)
「終了して欲しくない」ならいいんじゃね?
「終了することは許さない」ならモンスター顧客だけど。
どっちかと言えば (スコア:0)
Googleがサービス出し過ぎやねん。
それも機能の拡張じゃなくて、全部バラバラに出すから、こういう風に突然無くなったりして、おかしなことになる。
自社の歴史として、こういう脇サービスがいつの間にか有力プロジェクトになったりとかしてきたから、今更止められないのだろうけど、AppleなりMSなりFacebookなり見習って、プロダクトの方向をきちんと絞るべきなんじゃないか。
今度は急にKeepとか始めているけど、これも見た目がしょぼすぎて、あっという間に終わりそう。
普通にGoogle Driveを通したメモの同期でいいじゃん。
Googleの20%は遊びで出来ている (スコア:0)
遊びなんだから制限とかつまんない。
遊びなんだから義務とかナンセンス。
遊びなんだから飽きたら終わり。
とか思ってそう?
#まあ大概の無料サービスの利用規約にはサービス停止に関して免責が謳ってあるけど。
Re: (スコア:0)
終了すべきでなかったものを考えるのもいいけど、終了すべきものはどれだろう?
只だから全部残って欲しいって人もいるだろうけど、これはなくてもいいなってのもある。
Google Readerと他との違い (スコア:0)
他の終了したサービスはサービスとして成功しなかった (シェアを獲得できなかった/普及しなかった)、というものがほぼすべてなのでわ?
Readerの場合、サービスとしてはシェアを獲得し、主要な対抗サービスをほぼ駆逐した。
いまあるほかのWebベースのリーダーは今んところ零細なベンチャーや個人レベルで、GRのあとの受け皿になりうるほどのキャパシティを用意しているものはまだないのではないでしょうか。その方向で動いてるとことはあるよううですが。
Re:Google Readerと他との違い (スコア:3, すばらしい洞察)
Google Readerは、RSSのフィードを出している側は広告を出せて旨味があったけど
Googleを通して出している広告ではなかったから美味しくなかったんでしょうね。