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インターネット

1993年のftp.iij.ad.jpのバックアップテープが発掘される 68

ストーリー by hylom
20年前のインターネット 部門より
tarxz 曰く、

IIJのエンジニアである堂前清隆氏がブログにて1993年のftp.iij.ad.jpのバックアップテープが見つかり、それを復元した様子を公開している。発見されたのは1993年6月5日に取得されたftp.iij.ad.jpのフルバックアップであり、媒体はExabyte (8mmビデオテープ)である。

当時のホストマシンは、Sun SPARCstation 2でSCSI HDDが6台、メモリ64MB、OSはSunOS 4とのこと。ls-lR.Zからは、386bsd、NetBSD、GNUが配布されていたことが分かる。/pub/miscには何故かこれだけがasadaオーナーとなっているxmosaic-sun.Zが置いてあり、堂前氏がこのMosaic実行バイナリを動かしてみた様子も公開されている。当時はIIJでさえも正式サービス開始前であり、研究機関や大学でインターネットに触れていた方がほとんどであった時代である。当時を知る人にはいろいろな懐かさがこみ上げてくる記事ではないだろうか。

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  • by manmos (29892) on 2014年07月11日 9時59分 (#2637268) 日記

    IP reachableじゃなくて、ftp mailとかでより寄せる奴がいて、中間のメールホストの管理者に小言メールをいただいた。

    数ヶ月後に移籍して、その数ヶ月後にIP reachableになった。

    ダイヤルアップPPPが主流になるのはこの1年くらい後ぐらいかなぁ。

    • by Anonymous Coward

      fepmailか〜 たしかDECが運営してたんですよね?
      50kb毎に分割して送ってくれてた。

      当時って、日米の回線料(国際電話?)って誰が払ってるのか
      イマイチ不明で、いつか怒られるかもとかビクビクしながら
      500KBとかのでかいソースをリクエストしてました。

      # 爺トラップとわかってても避けられないこの懐かしさ。

    • by Anonymous Coward

      当時はまだUUCPによるP2Pで、メールもJUNETを使ったバケツリレーだったから、メールを出してから相手に届くまで何日もかかることも日常茶飯事だった。

  • by jizou (5538) on 2014年07月11日 9時38分 (#2637247) 日記

    当時のマシンやドライブがなぜか出てくるのは、さすがIIJですねぇ。
    8mmのドライブはまだとってあって、FreeBSDで動かせますけど、
    SS4 も Ultra2 もだいぶまえに廃棄しちゃったからなぁ.....

    93年だと、まだ Net-News 全盛の頃かな?
    IIJのホームページ、懐かしい。(^_^;

    • by Anonymous Coward

      私もそれが凄いと思いました。

      置いてあるのも凄いし、使える人がいるのも…

      何か、コンピューターの歴史資料として、国の施設かなんかで収集しておくべきなんじゃないだろうか…

  • 日経MIXでフロッピー回覧なんてやっていたな。当時はそこまでしてでも入手したかったものもあった。 あの熱意はどこへいってしまったのだろう・・・
  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 8時21分 (#2637205)

    久々にみた。

    • by goji (949) on 2014年07月11日 8時52分 (#2637214) ホームページ 日記

      NetBSDが0.8だ!自分の体験とシンクロしまくり。

      その頃会社では私もSS1やSS2 SunOS4ユーザで、日々楽しくgccやX11のビルド、カーネルのダイエットに明け暮れていた。
      UNIXライフを家に持ち帰りたく、386マシンに386BSDをインストールしてみたが、当時既に386BSDはパッチ地獄に陥っていて簡単には手を出せなくなっていたからNetBSD0.8の登場は凄く助かった。

      何かビルドしてるとすぐカーネルパニックで落ちたなぁ。
      自作PCが悪いのか、OSのバグか簡単にはわからなかったよ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      言われてみて初めて近頃xeyesを見かけなくなったことに気がついた.......

    • by Anonymous Coward

      emiclockとかJGとか今どきコンパイルが通るのでしょうか。debianのnonfree含むパッケージからもほとんど消えているようです。
      そのまま無理でもプリプロセッサの条件を追加するぐらいで大抵いける気がしますが、古いgccとbinutilsのペアにする方が確実か?

      • Re:Xeyes (スコア:3, 興味深い)

        by SteppingWind (2654) on 2014年07月11日 12時02分 (#2637374)

        emiclockとかJGとか今どきコンパイルが通るのでしょうか。

        emiclockについてはFreeBSD-10上のportsで, コンパイル・実行できました. コンパイラはシステム標準のLLVM/clang-3.4.1を使っています.

        当時は現在と違ってCPUやOS・コンパイラのバラエティが多かったので, 現在のようにgcc/i386アーキテクチャに依存しないシンプルなコードだった可能性が高いです.

        親コメント
  • by saratoga (23467) on 2014年07月11日 9時50分 (#2637259) 日記

    93年あたりの、fjとか、compとか、、、altとか、見てみたい気がする。

  • by monpetit (46797) on 2014年07月12日 9時33分 (#2637978)
    某社の下請けでUNIXドライバ開発をしてた私はテスト用マシンにQICからテープブートでテスト対象OSインストールしてた。

    ブートまで30分、設定して昼食べに行って戻っても終わってなくて、3時ぐらいに完了。それを毎週1回やってたなぁ。

    # 上の人たちが他の事業所に往復2時間かけてCD-R焼きに行くか検討して、「下っ端にQICでインストールさせろ。」と…。
  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 8時45分 (#2637209)

    って、たいそうな名前だな。
    当時ならどんな大きくてもせいぜいGBくらいだろうに。

    • by Anonymous Coward

      当時のExabyteの2GB(だっけ?)とかって、いまなら2PBぐらいの感覚。
      それが安い8mmビデオテープで記録できるので、お得感半端無かった。

      ちなみに、フラッシュメモリも、20MBで9万ぐらいだった。

  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 8時55分 (#2637218)

    これは、どういった使い方をしているのでしょうか?

  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 9時12分 (#2637229)
    uucp経由でrfc-index.txt を取得して、最新版があれば落としていたなぁ。
  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 9時25分 (#2637236)

    ls-lR.txt といいつつ、 . と .. 以外のドットファイルも表示されてるから ls -lAR だよな…などと思った。

    # 当時の SunOS 4 の ls にも -A オプションあったのだろうか…?

  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 9時53分 (#2637261)

    パーティションごとのフルダンプ、パーティション名とディレクトリ名の対応が書いてあるラベル、
    メカニカル動作の多いテープドライブ、その壊れた部品の代役の指押し、
    (今ではゴッドハンドでも割と当時ではメカな部分ではよくやってた)
    type5よりtype4キーボードの方が良いとか、光学マウスは専用の青メッシュの金属板のパットの方が
    断然感度が良いとか。
    研究室のQICいっぱいのplayboy.comの画像データは見つからずに捨ててもらえただろうか。

    • by USH (8040) on 2014年07月11日 14時00分 (#2637449) 日記

      たしかに懐かしい。

      当時、DEC hi-note Ultra を買って、Windows 95 の遅さに辟易して、「やっぱり仕事はワークステーション(死語?)じゃないとできんな」と思っていたが、試しにhi-noteにLinux 入れてみたら、バカっ速くて驚いた経験が。Intel のCPU結構速い、と見直してたなぁ。

      当時、IIJのサイトには、そのLinuxでmakeできるアプリを漁りに行ってたなぁ。お世話になりました。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 10時14分 (#2637281)

    古いデータメディアは色々あります。謎のテープやら巨大なフロッピーやら…。

    問題は読み込む機械と、読み込むためのソフトウェアが無いんですよね。
    読み込む環境を残しておく事も大切ですね。

    #さすがに穴の空いた紙は無かった

    • by Anonymous Coward

      こういった機器を取っておくのは個人的には共感覚えるし理解できることですが、
      経営的というか企業ガバナンスの観点ではどうかなぁと思う部分もあります。

      どこからともなく出てくるというところから会社業務として積極的に保存していることでなく
      個人的に保存しているのだと思いますが、
      ・財務上で実際の状態に見合った措置がなされているのか。
            例えば棄却済のものを実は保存してたりとか、あるいはほぼ無価値なのに残存価値でけっこうな簿価を持ってしまっているとか
      ・保存しておく場所のコスト
      とかどうかなあとか

      • by nim (10479) on 2014年07月11日 15時39分 (#2637536)

        >例えば棄却済のものを実は保存してたりとか、あるいはほぼ無価値なのに残存価値でけっこうな簿価を持ってしまっているとか

        「棄却済み」は「除却済」の間違いでしょうか?
        コンピュータの耐用年数なんて長くて5年なので、帳簿上の残存価額が残ってることはないと思います。
        どこかで除却して、そのまま退蔵してたとして、除却がなくてもどうせ価値は残ってないので、税法上の問題はないのでないでしょうか。

        親コメント
        • 減価償却期間が終わってもそのままでは設定残価で残りつづけるのでは

          残価を0にして(損失として計上)帳簿からはずすのが除却処理
          #売り飛ばしたり廃棄費用がかかったりはまた別

          >コンピュータの耐用年数なんて長くて5年なので、帳簿上の残存価額が残ってることはないと思います。
          それは市場価値であり、消却時に益が出ないという話
          路線価などを使い時価会計になってるけど、小物の備品はやってないのでは。

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        • by Jubilee (20038) on 2014年07月11日 21時20分 (#2637776)

          >どこかで除却して、そのまま退蔵してたとして、除却がなくてもどうせ価値は残ってないので、税法上の問題はないのでないでしょうか。

          コンピューターならそんなものでしょうが、光学機器だったりすると状態にもよりますがあるところから価値が跳ね上がったりします。

          研究室の戸棚から何代も前の教授が退官間際にモスボールしていったらしいドイツ製のカメラが出てきて、どう見ても市場価格は100万じゃきかないけれど結局そっと棚に戻した、なんて話を聞いたこと、ありませんか?

          完全にオフトピですね。失礼。

          --
          Jubilee
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 10時25分 (#2637295)

    幼稚な連中が実名でfjに恥知らずな文章を書き散らしていた暗黒時代のイメージ
    今は恥を知って匿名になっただけマシか

    • by Anonymous Coward

      恥知らずなって程じゃないが、自分も不必要に実名さらして
      MLに投稿してたことがあるので、全く同意。

    • by Anonymous Coward

      釣れますかね?

    • by Anonymous Coward

      ということにしたいのですね

  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 10時32分 (#2637301)

    元記事では asaba なのです。hyl...
    イソターネット的なナニカと思うです。

  • by Anonymous Coward on 2014年07月11日 13時22分 (#2637416)

    Macのソフトを漁るのにお世話になったっけ。
    ミラーをいつ頃から始めたのか知らないけど。

    1996年5月版のInfo-Mac 8のCDはまだ残ってる。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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