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Amiga

Amigaが30周年を迎える 33

ストーリー by headless
記念 部門より
Amigaが登場してから、7月23日で30年が経過したそうだ(Ars Technicaの記事The Guardianの記事TNW Newsの記事)。

Amigaの初代モデルAmiga 1000が発表されたのは1985年7月23日。クリエイティブな人のための史上初のパソコンとなったAmigaは、ホビー用だけでなく映像制作などにも使われるようになった。しかし、コモドール社の倒産により1990年代に終焉を迎えることになる。

30周年を記念して、米国・カリフォルニア州マウンテンビューのComputer History Museum(CHM)は25日と26日にイベントを開催する。また、オランダ・アムステルダムでも6月27日に記念イベント「Amiga: 30 Years」が開催されたとのこと。

CHMの特設サイトではAmigaについて、「思索する人や修理や実験を楽しむ人、空想する人の集団から生まれたラジカルなマルチメディアマシンは、パーソナルコンピューターの世界が夢見たことさえなかったグラフィックスやアニメーション、音楽、マルチタスクを可能にした」としている。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2015年07月25日 15時17分 (#2853110)

    それでも開発は継続されており、2012年現在で最新のハードは2012年1月発売のAmigaOne X1000である。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/Amiga [wikipedia.org]

    事実上マニア向け限定品なんだろうけど一応生き残っている。
    Power PCベースから脱却するつもりはあるのかな。

    Support for the ARM architecture has continued to mature and diversify, with nightly builds
    for Linux-hosted AROS versions now available. There is particular interest among users
    in running AROS on the ARM-based Raspberry Pi, albeit in Linux-hosted form for now.
    http://aros.sourceforge.net/ [sourceforge.net]
    AmigaOS互換のAROSのコミュニティはARMベースのRaspberry Piに関心を持っている様子。

  • by Anonymous Coward on 2015年07月25日 13時53分 (#2853082)

    > クリエイティブな人のための史上初のパソコンとなったAmiga

    どちらかといえば、Amiga 1000よりも1984年に発売されたMacintosh 128Kをイメージする。
    # モノクロモニターではクリエイティブな人のためではないのだろうか?

    • by Anonymous Coward

      Apple2だってペイントソフトとかファンタビジョンとかMIDIシーケンサーとかあったし。
      そもそもコード書くのだってクリエイティブな行為だし。

      • Re:Apple ][ (スコア:5, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2015年07月25日 16時28分 (#2853124)
        そーゆー「紙でも出来るクリエイティブな行為」なら Mac で良かったろうし、Ars Technicaの記事にも Apple II や TRS-80 Model 100 が先駆者として挙げられてるよ。
        そじゃない。そういうことじゃねェんだ兄ちゃん。
        http://www.ntticc.or.jp/Archive/1996/NewSchool95/Interview_iwai/interv... [ntticc.or.jp]

        岩井:Macは紙を模してデスクトップ上に表現するというコンセプトがまずあって,動きというのは二の次なんですよ.だから最初に出てきたマッキントッシュっていうのは512×384とかそういうハイレゾリューションのモノクロの絵だったわけですね.一方AMIGAは解像度は320×200だけど,色があって,とにかく絵がスムーズに動く.

        森脇:いまでこそMacがマルチメディア対応とか言うけど……

        岩井:いまだにそれに引きずられてると思う.DOS/Vのほうがまだ動きはクリアしているよね.Macはもともとのアーキテクチャが足枷になっている.
         AMIGAは,そのリアルタイム性が僕の性に合っていたし,テレビ番組をつくる上でもすごく重要なポイントだった.ヴィデオ信号に準拠していて,専用モニタを使わずにどんなテレビにでも映るようにつくられてる.いまのパソコンってそういう部分はどんどんなくなってきてる.最近DOS/Vとかも買いましたけど,いまだになんかしっくりこない.

        森脇:なんかクセが欲しいというか.

        岩井:クセっていうか,今のMacやDOS/VはAMIGAに比べればCPUも格段に速いし,色数もたくさん出るし,レゾリューションもすごく上がってたりする.だけど,これだけハードが進化してるはずなのに,AMIGAでできてたことがそのままできはしない.だからDeluxePaintなんかを使ってみると,AMIGAのほうがずっと良かったりする.Mac上でウインドウズをエミュレーションしたりとか,AMIGA上でMacをエミュレーションしたりっていうのはやられてるけど,他のどのマシンでもAMIGAのエミュレーションはやられてないですよね.それだけやっぱりすごく個性的なパソコンだったと思うんです.僕はまだAMIGAを使ってますよ.

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        • ATARI ST (スコア:3, 興味深い)

          by Anonymous Coward on 2015年07月25日 17時03分 (#2853137)

          日本にはあんまり入らなかったので音楽もAMIGAだと思われてることが多いですけど、ATARI STにはMIDIインターフェースが付いていて、当時のヨーロッパの音楽スタジオには100%あったと思います、ATARI STとYAMAHA NS10MとAKAI S1000はものすごいシェアでした。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            音楽分野でAMIGAが生み出したのはMOD&Trackerなので、MIDIシーケンサ用途が多かったATARI STとは別物でしたよ。
            サンプラーが高価な時代、しかも他のPCが競って各種音源の搭載に走っていた中、8bitだけど使えるPCM音源を選択したAMIGAはやはりセンスが良かった。今っぽいですし。
            ATARI STはCubaseとNotator(後のLogic)を生んだという輝かしい経歴がありますが、ソフトは高価で完全にプロ向けでした。
            高価なMac+Performer vs 安価なAtari+Cubase/Notator という対立構造はありましたが、ここにAMIGA+Bars&Pipesは入らなかった。
            あくまでフリーのトラッカーでパラレルポートに8bitのADCつないでサンプリングして、フ

        • by Anonymous Coward

          1996年だとUAEはまだ動かなかったくらいかな
          Amigaのエミュがなかったのは複雑なマシンでエミュレーションが困難だったから
          個性的なら皆がエミュしたがる

    • by Anonymous Coward

      Amigaの方が低価格でMacintoshは高くて買えないけど……という人に好評だったという話も。

    • by Anonymous Coward

      Macは、Lisaの廉価版みたいなハードで、オフィス用途向けの設計。
      付属のハイパーカードが簡単なゲームを作るのに向いていたから、クリエイティブにも
      使われてただけ。
      今のように、クリエイティブ方面(静止画・動画・音楽制作)で使われ始めたのは、
      Macintosh II(1987年)の後のSystem 6(1989年)で、32ビットQuickDraw(24ビット
      カラー)やQuickTime(動画)、TrueTypeの採用などで、マルチメディア環境が整備
      された後。(Photoshopが出たのが1990年)。

    • by Anonymous Coward

      初期のMacOSはノンプリエンプティブマルチタスクですらなかったような。

      Amigaの場合、グラフィックチップセットの力もあって最初からカラーやリアルタイム性ももちろん、
      映像機器との同期も便利だった(からウゴウゴルーガでも使われた)ような記憶が。
      (Video Toaster必須だったかも)

  • by Anonymous Coward on 2015年07月25日 14時03分 (#2853087)

    周年っていうの変な気がするな。

    まあ当時はAmigaかPC互換機のどっち買うかで、洋ゲー派の俺はかなり悩んだけど。

    • 「N周年」は,「まるN年経過した」という意味なので,生死は関係ないですよ
      http://dic.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E5%91%A8%E5%B9%B4... [yahoo.co.jp]

      英語の「anniversary 」も同じで, たとえば「結婚N周年」も「N周忌(=N回忌,つまり死んでからN周年)」も両方 anniversary です

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        英語の「anniversary 」も同じで, たとえば「結婚N周年」も「N周忌(=N回忌,つまり死んでからN周年)」も両方 anniversary です

        死んだその日を1回目の忌日と数えるので、N周忌はN+1回忌となることに注意。
        (まあ、N>1の時は「回忌」だけを使うような気もする)

      • by Anonymous Coward

        え?
        「anniversary」が周年で
        「memorial」が周忌だと思ってました

        「anniversary」
         |ー「anniversary」
         ーー「memorial」
        とは知らんかった

        # ○○さんていつなくなったの?と「memorial」イベントで聞かれそうな日本

    • by Anonymous Coward

      30回忌?

  • by Anonymous Coward on 2015年07月25日 14時06分 (#2853089)

    Amigaってどの程度の数が日本に入ってきてたんだ?

    • by Anonymous Coward on 2015年07月25日 15時04分 (#2853107)

      コモドールのバッジのついてないAmiga500(マニュアル類一切なし)を怪しげな人から怪しげなマンションで買った人もいるので、
      正確な数は絶対に出てきません。

      なお、日本の音楽業界では使っているのは二人だけだったという話です。
      (平沢進と、スタジオエンジニアの近藤祥昭さん)

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      秋葉原のオークビレッジとかで売ってた。
       
      自分は当時ですら時代遅れのAppleのソフトをしつこく探しててその店に行ってたけど
      店頭でデモされてたAmigaのフライトシミュレータはかなり来るものがありましたね。

    • by Anonymous Coward

      ウゴウゴルーガのほとんどのアニメはアミガで作られたとききました

    • by Anonymous Coward

      実機ではないけどPoweMacにインストールできるAmigaOSが海外通販で売られてて、それを買ったことならあったな。

    • by Anonymous Coward

      1990年代初めにMIQジャパン(正規代理店)が出したと思われる文書には、「一万台未満」と書いてあります。
      http://www.amigahistory.plus.com/japan.txt [plus.com]
      どこまで一万台に近いかは不明。
      あと、並行輸入業者もいたので、数百台は足されるかも。

  • by Anonymous Coward on 2015年07月26日 6時19分 (#2853361)

    に出てくるキャラクターでしょ?

  • by Anonymous Coward on 2015年07月26日 17時35分 (#2853506)

    1990年代前半ぐらいの話。価格的にX68kには手を出せず、Amiga 500を購入。

    大学の生協でみかけたのがきっかけだったか、Amiga Format [wikipedia.org]をしばらく購入していました。
    主目的は表紙にビニール袋入りでくっついているCover Diskで、市販ソフトの旧バージョンやゲームのデモ版が収録されていました。
    PAL版だったのか、画面の下が外まではみ出て使いにくいものもちらほらあったような。
    そういうこともありましたが、けっこう楽しませてもらいました。

  • by Anonymous Coward on 2015年07月26日 22時31分 (#2853624)

    Amigaといえばジェイ・マイナーですが、その前にAtari 800のカスタムチップを設計しています
    こちらもディスプレイリストを受け取ってインテリジェントに動く、タイニー版Amigaみたいな感じですかね
    設計思想はAppleIIとは対極にありますが、こちらも非常に優れた設計です

    ネットニュースで彼の交通事故死を知ったときは残念でした

  • by Anonymous Coward on 2015年07月28日 9時06分 (#2854254)

    値段で比較したら、どうしてもコモドール64とか
    そっちになっちゃうんだよなあ・・・

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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