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自動運転トラックのメリットとデメリット 132

ストーリー by hylom
日本だとなかなか導入は難しそうだが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

今年4月、ヨーロッパで自動運転トラックのテスト走行イベント「European Truck Platooning Challenge 2016」が行われた。このイベントは無事成功しており、今後はトラックの自動運転に対する規制の緩和が議論される見込みだという(WirelessWireNews)。

これを受けて、自動運転トラックのさまざまなメリットがTechCrunchで紹介されている。まず大きなメリットとして、人件費の削減がある。さらに、休憩無しでトラックを稼動させられるため輸送能力を向上させられるほか、燃費の向上、交通事故や事故による死傷者の減少、トラックドライバー不足問題の解消などが期待できるとのこと。

いっぽうで、トラックドライバーが職を失うことや、トラックドライバー向けの飲食店や休憩・宿泊施設といったビジネスへの打撃と行った問題点もあるようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by BIWYFI (11941) on 2016年05月07日 9時01分 (#3008403) 日記

    トラックって「運転専任者」は普通居なくて、積み替え等の作業員を兼ねてる事が多い。
    だから、トラックは荷物を運ぶだけじゃなく、運転手と云う形で作業員の輸送も行ってる。
    これだと、作業員を常に現地調達出来る訳で、不定期作業の待機要員が不要。

    無人トラックだと作業員の移動手段が別途必要。
    高速道路等の長距離移動専用でも、両端に市街地の運転手が待機して無いと駐車場が無人トラックで埋まっちゃうし、待機するならそれで待機所が新規に必要。それに、一方通行だから、市街地での運転手の移動手段が別途必要な事に代わりは無い。

    よほど上手くローテーションを組まないと、「運転手が常にトラックと共に移動する」って云う現状での利点が打ち消せないかなと。
    「人が乗るが運転しないだけ」だと、結局、運転時間が搭乗時間に変わるだけで、乗員不足は解決しないし。

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    • by shesee (27226) on 2016年05月07日 9時56分 (#3008432) 日記

      別に無人である必要は無い。
      大型免許という特殊技能が不必要になって、セールスドライバーがただのセールス軽作業人になるよ。やったね給与が下がるよ

      親コメント
      • Re:作業員の移動手段 (スコア:4, すばらしい洞察)

        by BIWYFI (11941) on 2016年05月07日 13時53分 (#3008521) 日記

        それは、市街地での運転まで自動化出来ての話。
        高速限定だと、市街地でトラックを振り回すスキルは必要。こっちの方が多分難しい。
        作業遅延で先行車が占拠中とか、急遽回された配送先がまともには積み下ろし出来ない環境だったとかの突発自体がそれなり有る様で、これで立ち往生するんじゃ実用に耐えない。
        結局、退屈な長距離運転だけからは開放されるけど、これって、楽な運転を楽にこなすスキルが不要になるだけだよね。

        あと、運転から開放された時間が「休憩」になるか「乗車業務」になるかの問題も。
        業務扱いだと、作業時間は増えないから乗員不足は解決されない。
        休憩扱いにするには、安全且つ十分に快適な環境が車内に必要。
        しかも、休憩分仕事が増える訳で、乗車時間を含めた拘束時間は長くなる。
        ま、パーキング等でトラックを停止させての休憩時間が不要になって、その分だけは確実に効率化出来るけど、それ以上は更なるブレークスルーが必要かと。

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  • by Anonymous Coward on 2016年05月07日 9時57分 (#3008434)

    日本の研究者に聞いた事があるんだけど、先生曰く

    ・高速道路の長距離トラック自動運転はほぼ実用の域に達している。IC近くに設けた拠点間を結ぶ運行は投資効率さえ考えなければすぐにでも実用化は可能。
    ・個別配送は難しい。これは自動運転の困難さとは別に、運転手が荷役も兼ねるという構造があるため。
    ・運行拠点をIC近くに設けられないような企業や、直接顧客の工場間を結ぶような場合は、当初は人間の運転手が自動運転対応の高規格道路まで運転していって、道路に乗ったら自動運転に車を預け、その間人間は休憩、と言う運用になるだろう。

    と言う前提で

    ・4~10トンクラスの長距離トラックに占める運送原価は一ヶ月辺り約100万円。そのうち運転手の人件費は35万円程度だが、一般道や個別配送まで自動化は難しいので、完全になくせる訳ではない。当然自動運転システムの運営費が別にかかってくるため、運用原価の効果は限定的か、あるいは増える。
    ・一方で休憩時間の間も自動運転により連続運行が可能となり、時間短縮効果が高い。稼働率は最大で1.7倍程度にまで増やすことが出来る。これにより計算上費用メリットはあるが、実際には荷物や相手先の都合によるところが大きいので前提条件によって実行効率は大きく異なる。
    ・一方で、大量の荷物を運送するとき、先頭車両だけに人間の運転手がおり、後は自動で追尾するという運用であれば現在でも個別配送まで可能だと考えられる。(ただこれをするなら今すぐ前時代的でくだらない規制(先生の表現ママ)を緩めればよい、とも)

    さらに

    ・コスト削減圧力が常に高い業種で、トラックドライバーは慢性的に人材不足
    ・派遣労働と言ったインスタントな雇用の多様化

    と言った社会情勢から、

    ・自動運転関係のインフラ整備により(技術発達ではなく、インフラの問題だと強調)適用出来る範囲が増えていくにつれて、ドライバーは新規の雇用が絞られるという形で徐々に数を減らしてくようなペースで減っていくだろう。
    ・今のトラックドライバーが自動運転で職を失うという事は考えにくい。
    ・構造的には鉄道運送に近くなっていく。
    ・自動運転は職業ドライバーの敵ではなく味方である

    と言う結論を持っていらした。
    自動運転の研究者でいらしたので、ロボット自動車で職業ドライバーは皆殺しだぜヒャッハーとも言えないんだろうけども。

    長距離トラックは分かったんだけど、Googleカーやロボットタクシーみたいなのはどうなんですかね、あれを応用すれば宅急便みたいなのも自動化できるのでは?と聞いたところ、そちらはきちんと試算したことがないとしつつ、
    その辺りを担っている人間のコストが非常に優れている(先生の表現のママ)ので自動運転のための社会インフラを網羅的に整えるほどのコストメリットが出てくるのは当面先だろうとのことだった。
    中期的には始まるのは確実だがエリアやルートが限定される事になるだろうって。

    • > その辺りを担っている人間のコストが非常に優れている
      そんな感じだと思う。
      集合住宅や狭い道路の多い都会では、一般の個別配達やタクシーを自動にするコストは、同じ品質なら人間より下がることはないだろう。

      でも高速道路などに限定すれば、自動化できる。
      また、顧客側が、自動運転で安くなるなら細かいことは我慢するといえば、より普及しやすい。

      職業ドライバーも、大半はそのままだが、一部は解雇されるという方向にならざるをえない。
      例えば、AIのトラブルに何も出来ないドライバーは、不要になっていくわけで。
      敵であることは疑う余地が無い。
      でもそんな「労働者の敵」は今までもナンボでも登場しては、新しいビジネスを産んできたのですわ。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2016年05月07日 8時59分 (#3008401)

    もうとっくに引退されている方ですが、その方から教えていただいた、その昔銀行にATM/CDを導入するかどうかで揉めていた頃の話を思い出しました。

    * 昔:「窓口の女性の仕事がなくなるじゃないか」 → 今:店舗にもよるが窓口は今もあるし、ある日突然仕事が奪われてるわけでもない。
    * 昔:「銀行の店舗は経済の拠点だ。人がいなくなれば周囲の経済にも悪影響がある」 → 今:何も悪影響はないし、むしろATM/CDで夜間にも対応できることになって、利用者の自由度が増した。
    * 昔:「現金が盗まれるような犯罪が起こったらどうする」 →今:人がいても盗まれるときは盗まれる。ATM/CDの導入とは関係なく防犯設備を進化させれば十分対応可能だった。

  • 最初は人を乗せておいて、自動運転併用で。
    異常事態は人に任せる。

    高速道路で、定速で連なって走るトラックが車線を占有するようになると、他にも問題は出てきそう。
    日本の場合は、鉄道と併用したほうが効率はいいと思うけどなぁ...

    • >異常事態は人に任せる。

       この手の話題でいつも疑問に思うんだけど、自動運転車が一般的になったら、運転手の技量は落ちるんじゃない?
       普段は機械任せで走行していて、いざというとき対応できるなんてのはあり得ないと思うな。
       普段から運転しているから、「いざ」というときに適切な対応をとれる可能性が高くなる。運転手の例で言えば、普段の運転が、技量向上につながっている可能性が高いわけで、そういう訓練の場を減らしてしまえば人間を使うメリットは減少すると思うけど。
       マツダが研究している自動運転付きMT車 [itmedia.co.jp]みたいな発想のほうが、社会的には受け入れやすいかも。

       人工知能が人の代わりになるかもしれないけど、それはスキルを持った労働者を育成する場を減らすことになり、そのうちイノベーションを起こせる人材が枯渇することになりかねないリスクも考えるべきだと思う。たとえば、NHKの「Next World」で下調べを担当する弁護士が人工知能で置き換えようとしている法律事務所を取り上げていたけど、そんなことをしてしまったら今いる中核の弁護士の後継者が育たなくなって事務所が立ちゆかなくなることもあり得る。一見、つまらない仕事でも、その仕事に必要な基礎を築くために必要なものも多いと思うんだよね。
       まあ、人材育成なんて金と手間がかかるし、経済的には見合わないのかもしれないし、人工知能で置き換え可能なレベルの仕事が多いことも事実だけど、それだけでは社会を維持できなくなると思う。
       なんか、人工知能にみんな夢を見すぎだと思う。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      それは「異常事態」を自動的に検出し、必用とあれば安全に速度を落として停止できる場合の話かなあ。
      現在のオートクルーズみたいに、中途半端に「自動運転」できちゃうと、「居眠り運転したまま何十キロも
      走り続けて、最後は渋滞中の車列にツッコんでなぎ倒す」みたいな場合もあるから。自動運転が広く使われると、
      居眠りだけでなく運転中にスマホ操作したり、弁当食ったり、本読んだりする人もでてくるんじゃないか。

      http://mainichi.jp/articles/20160329/k00/00m/040/151000c [mainichi.jp]
      「山陽道トンネル事故 定速90キロ走行設定 自動装置使用」
      「「事故当日、(定速走行が可能な)オ

  • by Anonymous Coward on 2016年05月07日 9時37分 (#3008416)

    実際は過酷な労働環境ゆえに新規のなり手が減っていて、高齢化がすすんでおり、労働者不足という話をどこかで読んだが。
    その不足を補う形で導入されていくんじゃないの?どのみちしばらくの間、市街地は有人運転だろうから必要な人員は
    減らないと思うが。むしろ低価格化と効率化で輸送量が増え、人手がもっと要りそう。市街地だけの短距離運転なら、
    労働も過酷ではないし、なり手もそれなりに期待できるだろう。

    幹線道路沿いのレストランやモーテルなどは、トラック運転者にどれほど依存しているのだろう。

  • by NOBAX (21937) on 2016年05月07日 12時06分 (#3008476)
    離着陸以外はオートパイロットで飛行するように、
    当面は運転手も同乗して、市街地走行は人間、高速に入ったら自動運転にすれば
    その間、運転手は食事をしたり、休みを取ったりできる。

    コンボイにして、先頭と最後だけ運転手が乗って、間のトラックは自動運転という
    方式もありではないか。
  • すでにドライバー抱えてる大手輸送会社よりも、新規に始める方が思い切った人件費の削減はやりやすい。
    荷揚げ荷下ろしやらだって自動化しようと思えば自動化できるだろうし、定期便運行限定とかで格安の輸送を行うみたいな業態で始めるのはありなんじゃないかという気がする。

    いずれにせよ、最終的に壁になるのは法規制だろうし、そういうのを業態を工夫することでクリアするみたいなことが火付けになるんじゃないかという気がしていて、ならまず台頭してくるのはベンチャーなんじゃないのかなぁ、と思う次第。

    自動運転AIとか今一番盛んに研究しているのは当の自動車メーカーだし、そういうところがベンチャー子会社作って事業立ち上げるとかね。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • >荷揚げ荷下ろしやらだって自動化しようと思えば自動化できるだろうし

      現在の技術で商業的に行うのであれば、
      ・荷物の梱包サイズ、梱包形状の規格化
      ・トラック内部の区画分割および各区画内における混載禁止
      ・壊れ物や天地無用などの荷物は対象外にする
      などの対応が必要となるでしょう。
      コスト度外視すればそういうことをしなくても技術的には対応可能ですが、
      商業ベースで考えたら人間が荷揚げ荷下ろしした方が遙かに安上がり。

      --

      ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
      親コメント
      • だから、そういう対応を前提にすることでその分安く受けるという商売ならあるんじゃないの?
        という話をしています

        --
        しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
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        • 梱包サイズの規格化により1つ1つの荷物がかさばるようになり、区画分割により使える空間が減り、
          さらに荷物の揚げ下ろしのための設備に空間・重量を占有されます。
          それによって運送可能な荷物の量が激減しますから、安く受けるのは厳しいでしょう。

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          ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
          親コメント
          • 荷詰めする側が規格に合わせれば、従来比で余分にかさばったりはしないと思いますが……。

            --
            しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
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            • 「従来なら1.3+2.7=4の容積で済んでいたところが、2+3=5の容積になる」
              といえばわかりやすいですか?

              現実には、もっとおおざっぱになるのでもっと嵩張りますが。

              --

              ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
              親コメント
              • だから、1.3+2.7の荷物を2+2にできる客だけからしか受け付けない代わりに安くするってサービスにすれば良いんじゃないの、という話をしています。

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                しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
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              • だから、客の側でそういう風に規格に沿って梱包することを条件にすれば良い、と言ってるんだけどな。
                自動化できる条件でしか荷物を受け付けないのであれば、自動運転技術さえ完成すれば集荷から配送まですべてを自動運転で済ませることが可能になる。
                サービス内容をそこまで割り切ればコストカットできてその分安くサービスが提供できるよね。
                自動化で対応しきれない需要は無視して、既存のサービスと棲み分ければ良い。
                大口の企業顧客だけに限定すれば、そういうサービスだって成立する余地はあるでしょ。

                サービス内容を割り切ることでコストカットしてその代わり安いサービスをって考え方は、そんなに珍しい発想ではないし、新しいものでもない。

                前のコメントで例に挙げた回転寿司や新古書店も、そういう割り切りでサービスを安くあげることに成功してる点は共通している。
                新古書店の場合は「査定技術」を割り切ってマニュアル化することで買い取りにかかるコスト(人件費)をカットしている。レア品をちゃんと査定して欲しい客にとっては不十分なサービスだけど、そういう需要は切り捨てているわけ。
                回転寿司も設備投資で店員の人件費をカットして、その分安く料理を提供してるよね。ほぼ全てのサービスがセルフサービスになってしまって注文を取りに来たり、今何が旬なのかみたいなことを教えてくれる店員もいない。そういうの接客を求める客は相手にしていない。

                多少できないことがあっても、「できる範囲にサービスを限定する」ことで安いサービスが提供できるかもしれない。
                非現実的な妄想ではなくて、一般的に昔から行われている当たり前の発想だよ。

                --
                しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
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              • 自動運転技術を同意かすかというトピックなんだから、技術的な課題をクリアした場合にどういうビジネスが考えられるか、という話をしています。
                前提がおかしいのはそっちですよ。

                --
                しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
                親コメント
    • 「永久機関なんて磁石使えば簡単に作れるんじゃない?」ってのと同じぐらい不用意な発言。

       段ボール箱を最密充填する立体テトリスは、巡回セールスマン問題ほど有名ではありませんが、制約条件が膨大(各々の箱の耐荷重、天面面積、重量、重心、載せる順番、おろす順番)で、「最適解を低コストで算出するのは、困難」と、昔教わりました。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2016年05月07日 7時39分 (#3008375)

    予測できないから対策のしようがないのは、まあそうなんですが。
    ちょこっと横から猫が飛び出るなんてイベント程度なら思いつくでしょうに、そして現状それを攻略できてないわけで。
    利益の前に、世の猫の為にまずは安全面の全面的な見直しから始めてください。

    というか、職が無くなる以前にまともに運用できる気がしないのです。
    誰も居ないトラックを強奪するぐらいわけないですし、いろいろ抜けてるのはパトロン向けのお披露目会だからでしょうか。

    • by Anonymous Coward

      人間とかいうシステムが運転するシステムも、安全面の全面的な見直しから始めてほしい。
      このGWだけで何台が渋滞やら商店街やらへつっこんでったっけ。

    • by Anonymous Coward

      Googleの自動運転カーは猫をひき殺していないのだろうか。
      あと、人間が運転してても猫はひき殺してるよね。
      車は禁止するべきなのかな。

      トラックの強奪に関しては、クレジットカードと一緒で、それが問題になるようなら、誰も自動運転車なんて使わないだけなので心配する必要なし。

    • by Anonymous Coward

      自動運転になったら赤信号を無視して突っ込むトラックは減ると思うから嬉しいな

    • by Anonymous Coward

      強盗のことは心配しなくてもいい。トラック1台を襲って得られる物品の利益はたかが知れているしそもそも中身が外からわからないから狙うには部が悪い。
      それに現状でもトラックの乗員は一人か多くて二人なので現状でも略奪は楽勝ですよ。
      しかしトラックの強盗被害なんてたいしてない。
      そもそもトラックは荷物よりタイヤなどの部品が狙われる。

  • by Anonymous Coward on 2016年05月07日 9時04分 (#3008406)

    これだけで居眠りと踏み間違いに速度超過もなくなる 皆の走行速度も一定になって渋滞も減る?
    運転手はルート判断だけやればよいから負担が減り過酷といわれる労働環境の問題も改善される
    ハンドル操作のため運転手がいるので無人運転にならず法的にも対応しやすい
    自動運転の前の段階として業界全体で取り組むべきではないか?

    • by Anonymous Coward

      全然問題の根元が分かってない。
      そもそも人が足りないから無理なスケジュールで走らなければいけないのだ。
      なぜ人が足りないかといえば過当競争で単価が安いから。
      そんな業界が新しいトラック買えるわけないだろ。
      #ちゃんとやってるところはやってるが、事故起こすのは中小
      そして、過酷なのは運転じゃなくて荷役の方。パネルトラックというのはどこも、運転手が積み下ろしするんだよ。
      もちろん、荷役人のコストをカットするためだ。(工場発の時は工場で積んでくれることもある。)

      • by Anonymous Coward

        無理してでもコストカットすれば儲かる。積み降ろしの分は価格に反映すればいい。
        自動運転の水準が十分な水準になってからなら銀行も貸してくるだろう。
        タイミングを間違えれば即倒産だろうけどねー。

  • 夜の高速道度の走行車線を埋めるようにトラックがずらりと並んで走る状態がさらに増えそうだけど、車線変更したくても譲ってくれないかも知れない。

    一般車両は追い越し車線を主に走るようになり、SA・PAに入りたくてもトラックが入れてくれないとか、IC付近で走行車線に入れないので目的地を過ぎてしまうか無理やり割り込もうとして事故になるとか、悪い予感がする。

    規則順守、安全優先だけでは解決しそうにないが、どう制御するのだろうか。他社の自動運転車両も含めて自動グルーピングしてグループ間に隙間を確保するように走行するのだろうか。交通流制御システムを開発するとか言い出しそうだけど、制御対象が多すぎるのでマイナンバーのシステムみたいに「混雑する時間帯はシステムは利用できません」になって、超高額無能システムになる予感。

    • 合流などへ譲る対応は、今から25年近く前、現在の長野自動車道で、開通する前の道路を利用して行われた大規模自動運転研究の時にすでに実現されている技術ですよ。
      自動運転の場合はルール化されて徹底されるでしょうから、今よりマシになる可能性も。

      親コメント
    • 自動運転のアルゴリズムが、安全とされる車間距離をきちんと確保する設定になっているなら、
      大型トラックの全長に換算して数台分以上になる車間距離が確保されるので、割り込もうとして事故を起こすのは割り込みドライバー側に問題がある場合に限る。

      安全とされる車間距離を確保しない設定で認可されるとも考えにくい。

      「前の車との車間距離をとったら負けだと思っている」みたいに前の車に密着するヘボドライバーが世の中にあふれているが、
      そういうのを基準に自動運転のアルゴリズムを組むことは無いだろう。

      --

      ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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