耐震基準不適合と老朽化で閉店した百貨店の復活を目指すクラウドファンディングプロジェクト 71
ストーリー by headless
食堂 部門より
食堂 部門より
耐震基準不適合と老朽化により6月に閉店した岩手・花巻市のマルカン百貨店をクラウドファンディングにより復活させようというプロジェクトが行われている。
プロジェクトは6階にあった大食堂の存続を中心としたものになっており、耐震補強工事費用などの初期コスト5~6億円のうち2億円の調達を目指す。
これについて あるAnonymous Coward 曰く、
プロジェクトは6階にあった大食堂の存続を中心としたものになっており、耐震補強工事費用などの初期コスト5~6億円のうち2億円の調達を目指す。
これについて あるAnonymous Coward 曰く、
長いソフトクリームで有名なマルカン大食堂のクラウドファンディングによる存続が計画されているが、7月17日の時点で残り45日、達成率5.7%という状況だ。
このクラウドファンディング自体が知られていないのではないだろうか。なぜなら、このクラウドファンディング、Kickstarterなどの有名サイトではなく、「いしわり」という岩手ローカルな雰囲気のある(失礼ながらこれまで存在を知らなかった)「岩手に特化した」クラウドファンディングサイトなのだ。
実を言うと、この「いしわり」だけでなく場所や業種に特化したクラウドファンディングサイトが日本のあちこちにあるようだ(中小企業の製品開発援助に特化したzenmonoなど)。しかしどこも特化したばかりに、逆に資金集めに苦戦しているようにみえる(編注: zenmonoに限ればそうでもないようにみえる)。なぜこうなってしまっているのだろうか。そしてマルカン大食堂はソフトクリームと共に蘇ることができるのだろうか。
プラットフォームがあまり知られていないというだけでなく、今回の資金調達にはいろいろと問題もありそうだ。気になる点があればコメントで指摘していただきたい。