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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
5%をユーザを排除するだけでいいのでは? (スコア:0)
帯域が、帯域がと言ってるのは単なる言い訳でしょ。
実質的な値上げをもっともな理由をつけてこねくり回してるだけ。
#日本の場合は、空気読め根性のみんなでちょっとずつ我慢しよう方式。
Re: (スコア:5, 興味深い)
朝方の空いてる時間帯なら、いくら使ってもいいじゃん。減るもんじゃ無いし。困る人がいるわけでもないし。
その点、日本の帯域制限、bit per secondが不足するから、bit per secondを平等に割り当てるように操作しよう、
って方が理に適っている。
帯域監視、制限よりも、転送量監視、課金の方が、必要設備が安くつくっていうISP側の都合丸出し。
Re:5%をユーザを排除するだけでいいのでは? (スコア:1)
帯域変化の仕方について誤認しているかもしれませんが、bit per scondが均一の状態というのは
単純に帯域100Mの回線を1人で使えば、100M、4人で使えば25Mになる状態のことでしょうか?
例えば水道は引き込みしてる導管の直径以上の水を1度に使うことは出来ません。
なのでAさんがチョロチョロ使おうが、Bさんがドバっと使おうが導管の直径が同じなら
帯域は同じであるといえるはずだと思います。
インターネットにおける各家ごとの帯域は、この引き込み管の直径が変化することを指していると思うのですが
現実の帯域の場合、巨大なファイルをダウンロードしてたりすると人数で割った5Mではなく
一人に10M、20Mの帯域が割り当てられたりという不均衡が発生するのでしょうか?
上記のような現象が起こるならば不平等といえるでしょうが、そうではなく
均等に帯域が減っていくのであればISPの主張は何か違う気がするのです。
Re:5%をユーザを排除するだけでいいのでは? (スコア:4, 興味深い)
>一人に10M、20Mの帯域が割り当てられたりという不均衡が発生するのでしょうか?
そういうもんです。それがベストエフォートと呼ばれる仕組みです。
20Mbpsの回線に4人ぶら下がっていたとして、最初から一人5Mまでという制限があったとします。
この状態でA,B,Cが1M、Dが10Mのデータを通信しようとすると、Dは5Mに制限されているので実際に使用される帯域は1+1+1+5で8Mbps。
20Mbpsの能力を持っているのに半分以下しか使用していません。
これはISPの側から見ても設備の能力を無駄にしているわけであまりよろしくありません。
実際、ベストエフォートだからこそ今の料金で提供できているんですよ。帯域確保された専用線の料金はずっと高くなります。(帯域確保だけが理由じゃないので同じ土俵で比較できないけど)
ベストエフォートなら「全体で20Mbos」という制限のみなので1+1+1+10=13Mbpsとなって誰も制限を受けない上に帯域の無駄も減らせます。
ここで今度は要求するデータ量がA:2、B:2、C:2、D:94(合計100)の比率だったとします。
IPは基本的にすべてのIPパケットを同等に扱うので20Mbpsの帯域ではABCが0.4、Dが18.8となり、ABCはたった2の通信を行うだけなのに低速な通信を強いられます。払っている料金はDと同じなのに。
昔は大量の通信を行うのはファイルをダウンロードするときのような一時的な状態だったので、タイミングが分散されていればまあそれほど不都合は生じなかったわけです。(まったく問題なしとはいえないけど)
ところが最近はファイル共有や動画の視聴のように、長時間にわたって大量の通信を行うケースが増えてきました。
この結果提供しているサービスは同じなのに、ユーザーごとの使用形態の差によって受けているサービスは同等とはいえない状況になってしまったと。
一番の解決策は帯域をドカンと大きくすることですが、これはコストがかかるので価格競争の厳しいISPには負担が大きい上に、そこまでの帯域を必要としているごく一部のユーザーのために他のユーザーにもそのコストを転嫁した料金を要求することになります。
で、ユーザーごとの帯域制限をしたり、従量制課金によってユーザーにコストを負担してもらいながらその上乗せ料金分を設備投資に回して帯域の増強につなげたり。
表面的には従量課金の方がユーザー側でコントロール可能な分よさげですが、使用量をモニターするための設備(といってもソフトウェアだけかな?)を追加しなければいけません。
これは帯域制限と違って料金請求の根拠となるのだから十分な信頼性が必要ですから。
特に日本の場合は全国規模で展開しているユーザー数の多いISPが主流なので、従量制課金に切り替えるための設備投資額もかなりの負担になる上に、その結果ユーザーから逃げられたらたまったものではないのでなかなか踏み切れないんでしょうね。
ところで大元コメントの
>5%を排除したら残りの95%は幸せになると思うんだが。
について。
契約に違反しているわけでもないのにどうやって排除するというのか。
それこそ追加料金を払わせるというのが、ある意味その5%を合法的に追い出すための手段になるとは思わない?
うじゃうじゃ
Re:5%をユーザを排除するだけでいいのでは? (スコア:1)
まぁ、100M使い放題とか言って売ってるから帯域制限をしてると公言できなくて、その結果帯域制限をしないというメニューを提示できない状態に陥ってるような気もしますが。
その辺、微妙ですよね。100M使い放題で100Mベストエフォートでなく別の制限かけてると行政指導されちゃうからでしょうか。ADSLでウンMインターネットとか言ってた頃みたいに。まぁ、あの頃は技術的な制限でしたが。
ベストエフォートでの帯域はともかく「回線速度」としては広告のあおり文句を満たす必要があるのかもしれません。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:5%をユーザを排除するだけでいいのでは? (スコア:1)
詳しい解説ありがとうございます。
つまり、ここの部分でABCD全てが均等に帯域が割り振られる仕組みを開発すればいいのですね。
うーん、帯域制限の仕組みをもっと柔軟に利用することで解決できそうな気もするんですが
どこも実践していないということは技術的、もしくはコスト的に難しいものなのでしょうかね…。
Re:5%をユーザを排除するだけでいいのでは? (スコア:1)
これ、同時にリクエストが発生したとすると、実際にデータを受け取るタイミングは
時間
A:○×××○×××××××××××××××
B:×○×××○××××××××××××××
C:××○×××○×××××××××××××
D:×××○×××○○○○○○○○○○○○○
ってなるんじゃないんですか?
上の図のような転送を行ったときに結果として算出される一人あたり帯域はA~Bは2Mbps、Dは14Mbpsとなりますが、
最初の8回だけで考えればA~Dに平等に帯域が割り当てられていると思うのですが。
これって不公平なんでしょうか?