アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
熱量 (スコア:0)
> データセンターの設定温度を1℃上げることでエネルギー費を4%削減できる
モデルとしては、内部で発生する熱と外部から流入する熱を、ヒートポンプで外部に汲み出す形になりますよね。
一般家庭と異なり、データセンターの場合、以下の関係が成り立つと思います。
内部で発生する熱量 >> 外部から流入する熱量
外部から流入する熱量は内外の温度差に比例しますが、内部で発生する熱量は温度によらずほぼ一定です。
この条件の下で考えると、温度差でヒートポンプの効率が変化するとは言え、設定温度の1℃の変化で消費電力が4%も変化するというのは信じ難いのですが、これは事実なのでしょうか。
(ひょっとして、データセンターの建物は断熱性能が悪いため、上記の式が成り立たない?)
# 以前、小規模なサーバ群の管理者に聞いた話では、エアコンの設定室温を変えても消費電力はほとんど変化しなかったそうです。
Re:熱量 (スコア:5, 興味深い)
http://japan.internet.com/webtech/20080922/12.html [internet.com]
なんてこともいわれてます。
この発想を私は大いに支持したい。
ビル内にある発熱機を廃熱するための手法を突き詰めると、実は巨大な防塵フィルターと送風機で事足りることなのではないかと。
Re:熱量 (スコア:2, 興味深い)
部屋の熱循環設計が良好で、空調の効率が高ければ、かなり差は小さくなります。
ラック1本のみで1600W程度で、夏季の空調の定常運転で300W程度というシステムを見ました。小さく囲った部屋です。
室温25℃前後でしたが、ハードディスクの温度はおよそ26℃から40℃以上まで筐体によってまちまちでした。
筐体やCPUのファンが止まれば室温が低くてもシステムは停止してしまいますし、無理にエアコン設定温度を下げて冷やすより、筐体のエアフローを最適化して室温を高めにするほうが効率が良さそうです。ついでにオペレータの夏の冷え冷え地獄からも開放されます。
Re:熱量 (スコア:2, 参考になる)
データセンターの立地に大きく左右されそうですね。
熱の移動を計算する場合では以下の式を使って計算するのですが、
Q=K・A・Δt
Q :移動する熱量
K :熱通過率
A :熱の移動が行われる表面積
Δt:熱が移動する物質間の温度差
チップを空気で冷やす場合、KおよびAは一定と考えます。
そのため、熱を効率良く捨てるためには、
いかにチップと空気の差を大きくするかがポイントになります。
空気が流れない場合、この温度差はどんどん小さくなりますので、
絶えず空気を送り込み、最大温度差を維持できるようにします。
上記のことから、チップと空気の温度差を大きくとることが可能な立地においては、
送風機のみでの廃熱が可能となり、空調にかかる電力は軽減されますが、
温度差が小さい場所では、必要な風量が大きくることで送風機に必要な電力が増え、
大きな消費電力の削減にはならない(投資に見合わない)可能性があります。
全部を外気冷却にするのではなく、
外気冷却も含めた空調設備の導入だったら、
もうちょっと現実的かな。
答えはある。それを見つける能力が無いだけだ。
Re: (スコア:0)
たしかに屋外の空気が充分に綺麗なら、そして冷却対象が充分に有害ガス対策がされているなら防塵フィルターと送風機で事足りるでしょうね。
エアコンって単に冷やすだけではなく、屋外の空気と室内の空気を絶縁する役目もあるんだけどね。
屋外の空気に含まれる基盤や電子部品に対して有害な微量物質に継続的に晒されることを防いでいるんだよね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
空調がいらないくらいに換気回数増やしたら、数日おきに交換という事態もあり得るわけで。人が付けるマスク用だと洗って再生という商品も有りますが、空調用だと基本使い捨てだと思いますが。