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ソースを見ろ -- ある4桁UID
文字の進化か退化か (スコア:3, 興味深い)
ITで文字にコードが振られることによって、文字は誤記を含め新規生成の機会を大きく失いました。
その反面、手では記入困難な複雑な記号である絵文字が、これまでの文字と同等に入力可能となりました。
これは人類の文字利用の歴史における新たなステップだと思います。
象形文字から抽象化を重ねて出来上がった漢字も、今後は複雑な形状に戻るかもしれません。
たとえば「木」という漢字も、茶色の幹に青々とした葉が茂り風に揺らめくアニメーション絵文字のほうが本来の意味を伝えやすいかもしれません。
1文字の情報量が増すことで、非漢字県の人が見ても理解できるようにできるかもしれません。
身近にある物を抽象化して絵文字としてコードを割り振るという行為の歴史的文化的な意味合いはとても大きいのではないか、そんな妄想をしてみました。
Re:文字の進化か退化か (スコア:0)
> ITで文字にコードが振られることによって、文字は誤記を含め新規生成の機会を大きく失いました。
遠い未来での「失われた古代超文明」の始まりかも~
> たとえば「木」という漢字も、茶色の幹に青々とした葉が茂り風に
> 揺らめくアニメーション絵文字のほうが本来の意味を伝えやすいかもしれません。
逆にいえば、コードだけでは何を指し示すのかがまったく判らず、
そのコードを「再生」できる機材と規格情報が喪われると、情報そのものが消えるんですよねぇ。
「情報=知識」の蓄積や流通がCPUやHDD、イーサネットといった巨大な技術と社会インフラで
支えられることで、飛躍的な進化が起きてるわけですが、それが一度破綻したら、個人のレベルでは再現できなくなって、喪われるんですよね。
卑近な例ならレーザーディスクにしか収録されていない画像メディアは、まもなく
個人がどう足掻こうと見ることが出来ない喪われた情報になるわけです。
アレクサンドリアの図書館が焼失したのと同じように、我々の文明も高度集積の先で喪われていくんでしょう。