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あるMLドライバは、メールを返信したときサブジェクトにつける "Re:" を自動的に削除する機能があった。特定の人が出したメールはその機能がうまく働かず、原因を調べたところクライアントによって日本語サブジェクトの処理が2種類あり、MLドライバが片方しか対応できていなかった。(サブジェクトのエンコードに "Re:" を含めるか否か)
普通ならそんなヘボいMLドライバを避けるところだが、当時は代わりになるものがなくて日本語サブジェクトの方が禁止になりました。今からすると信じられないが、10年前は同様に対処したところが多かったのではないか。
#ちなみに当時は含めない派が多かったが、今は含める派が主流。#特に海外で開発されたものはほぼそうなっている。
んでも、RFC822(今はRFC2822 [t-net.ne.jp])では、・返信時には、Subject: フィールドは、元のSubjectの先頭に "Re: " を付ける (ブラウザだと分からないかもしれませんが、:のあとにスペースが入ってます)・"Re: " が現れるのは1回だけってことになってるんですよね。まあ、「MAY」なのでぜんぜん強制力はありませんが。
というわけで、正しくRFCに従うかぎりは、空白で区切られたトークン単位で処理するうえで、返事を示す「Re: 」をエンコードしなければならない場面、というのは有りません。
で、元コメントの問題に戻ると、Outlook Express なんかは、「Re: ほげ」と、空白で区切られていても、冒頭のRe:込みでエンコードされちゃってたのが諸悪の根元。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
10年前のML事情 (スコア:1, 参考になる)
あるMLドライバは、メールを返信したときサブジェクトにつける "Re:" を自動的に削除する機能があった。
特定の人が出したメールはその機能がうまく働かず、原因を調べたところ
クライアントによって日本語サブジェクトの処理が2種類あり、MLドライバが片方しか対応できていなかった。
(サブジェクトのエンコードに "Re:" を含めるか否か)
普通ならそんなヘボいMLドライバを避けるところだが、当時は代わりになるものがなくて
日本語サブジェクトの方が禁止になりました。
今からすると信じられないが、10年前は同様に対処したところが多かったのではないか。
#ちなみに当時は含めない派が多かったが、今は含める派が主流。
#特に海外で開発されたものはほぼそうなっている。
Re: (スコア:0)
>#ちなみに当時は含めない派が多かったが、今は含める派が主流。
非US-ASCII文字のみエンコードするのが正しいと思ったのですが、規定している文書を失念。
処理としては1行単位にエンコードするのが楽だから、そっちに流れるというのはわかります。
Re:10年前のML事情 (スコア:2, 参考になる)
"Re:ほげ" は、"=?ISO-2022-JP?B?UmU6GyRCJFskMhsoQg==?=" とエンコードしなければなりません。
# 規格上、空白で区切られたトークン単位で処理するから。
このあたりの実装は極めて面倒で間違いが入りやすいので、
ほげ
Re: ほげ
Re: ほげ
Re: ほげ
とだんだん空白が増殖していく現象が時々見られます。
Re:10年前のML事情 (スコア:1)
んでも、RFC822(今はRFC2822 [t-net.ne.jp])では、
・返信時には、Subject: フィールドは、元のSubjectの先頭に "Re: " を付ける
(ブラウザだと分からないかもしれませんが、:のあとにスペースが入ってます)
・"Re: " が現れるのは1回だけ
ってことになってるんですよね。まあ、「MAY」なのでぜんぜん強制力はありませんが。
というわけで、正しくRFCに従うかぎりは、
空白で区切られたトークン単位で処理するうえで、
返事を示す「Re: 」をエンコードしなければならない場面、というのは有りません。
で、元コメントの問題に戻ると、
Outlook Express なんかは、「Re: ほげ」と、空白で区切られていても、
冒頭のRe:込みでエンコードされちゃってたのが諸悪の根元。
Re:10年前のML事情 (スコア:1)
Re:10年前のML事情 (スコア:1)