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過剰反応というかビビリすぎ
エジプトの次は中国、にはならない理由 [newsweekjapan.jp]が興味深いと思いましたので置いときます。
この記事自体、中国よりの擁護記事でしょう。ちょっと突っ込んでみますね。
>怒りの矛先は政府に向かない
尖閣諸島の時は、環球網なんかで日本への対応が甘い中央政府、人民解放軍海軍と外交部への批判が集まってましたよ。しばらくして規制が開始されて消されましたけど。ウォッチしてればこれからも見れるでしょう。四川地震の直後なんか散髪屋の店員まで政府批判してましたよ。おから建築とかの。
デモで矛先が政府に向かないのは当たり前です。ありゃ民主デモじゃありません。一般的に共産党の下部組織が動員したもの以外は普通は許可されませんから。例え、それが日本批判や政府支持であってもです。
>胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席を非難したりはしない(むしろ怒りは地方政府に向けられる)。
これも中国人と接してたら批判を聞きますよねぇ。普通にクローズな飲み会とかでは言ってますって。温(温家宝)はどーだ、胡(胡錦涛)はダメだ、江(江沢民)はあいつ何も業績残してないのに何故あんなにでしゃばって偉そうなんだ、etc.
ネットや表で地方政府の批判だと検閲、削除、規制されないからそう見えるだけでしょう。
>ほとんどの人は国の指導者に絡んだ問題に目をつむるというわけで、つむってません。だから、今度の物価上昇では政府が慌てて対応したり、家が買えないという強い不満に経済適用房などを建設したり、バブル潰しやって住宅価格を下げようとしているのです。
>国家主席の胡は確かに裕福だが、一般的に言う「豪華絢爛」な暮らしはしていない。
これもちょっと・・・。息子は大手国有企業(中糧)の関連会社社長です。娘はsina.comの元CEO(NASDAQ上場後の2003年に辞職)と結婚してます。政府高官の自宅の映像は中国では流れてるのを見たことがないですが、地方政府クラスのベテラン公務員でさえ、100万、200万元の分譲マンションを持ってるんですから・・ねぇ。多くの中国人から見たら相当に豪華絢爛なのでは・・・。
あくまでエジプトとの対比での話ですので、「ムバラクは消えろ!」と同じ調子でいきなり「プーチンタオ消えろ!」となることはない、そういう意味では無いでしょうか。同様に「共産党は潰せ!」とはならないわけです。端的に言うと、「非難」と「批判」の違いでしょうか。
記事の方では「非難」という語を使い>向上心の高い若い世代も、体制をひっくり返したいとは考えていない。や>ある女性起業家は、…体制を揺るがすようなことは決して望んでいなかった。と論じています。一方
>四川地震の直後なんか散髪屋の店員まで政府批判してましたよ。おから建築とかの。
というのは、政府及び共産党「自体への」反発ではなくて、まだ批判に止まっている。つまり、存続する事自体は許していて、その上で改善を求めているわけで、まだ愛想はつかされていないということでは無いでしょうか。事実、記事でも
>腐敗した役人やばかげた法律、不公平な政策に対する皮肉や(個人的な)不満を口にしつつも
と述べています。これは批判のうちということでしょう。一方で、非難の対象になり、転覆をはかられているのが
>怒りは地方政府に向けられる
なわけです。これは、まさに「村役場焼き討ち」とか、「村長とその親族(豪族として強権を振りかざすお山の大将)皆殺し」とかを指しています。いまのところ、共産党の本部に焼き討ちっていうニュースは見ていません。
たぶん。違ったらごめんなさい。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
毎回思うけど (スコア:0)
過剰反応というかビビリすぎ
Re: (スコア:2, 興味深い)
一党独裁半世紀という、中華人民共和国政府からすれば他人事とは考えられないのではないでしょうか。
個人独裁でこそないですけど、種々の問題を経済発展という果実でどうにか乗り越えてきている構図はよく似ていると思います。
#宗教集団に根っこを持っていた法輪功への苛烈な弾圧とかも本質的には民主化運動弾圧に近いんでしょう。
Re: (スコア:1)
エジプトの次は中国、にはならない理由 [newsweekjapan.jp]
が興味深いと思いましたので置いときます。
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
Re:毎回思うけど (スコア:2, 興味深い)
この記事自体、中国よりの擁護記事でしょう。
ちょっと突っ込んでみますね。
>怒りの矛先は政府に向かない
尖閣諸島の時は、環球網なんかで日本への対応が甘い中央政府、人民解放軍海軍と外交部への
批判が集まってましたよ。
しばらくして規制が開始されて消されましたけど。
ウォッチしてればこれからも見れるでしょう。
四川地震の直後なんか散髪屋の店員まで政府批判してましたよ。おから建築とかの。
デモで矛先が政府に向かないのは当たり前です。ありゃ民主デモじゃありません。
一般的に共産党の下部組織が動員したもの以外は普通は許可されませんから。
例え、それが日本批判や政府支持であってもです。
>胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席を非難したりはしない(むしろ怒りは地方政府に向けられる)。
これも中国人と接してたら批判を聞きますよねぇ。
普通にクローズな飲み会とかでは言ってますって。
温(温家宝)はどーだ、胡(胡錦涛)はダメだ、江(江沢民)はあいつ何も業績残して
ないのに何故あんなにでしゃばって偉そうなんだ、etc.
ネットや表で地方政府の批判だと検閲、削除、規制されないからそう見えるだけでしょう。
>ほとんどの人は国の指導者に絡んだ問題に目をつむる
というわけで、つむってません。
だから、今度の物価上昇では政府が慌てて対応したり、
家が買えないという強い不満に経済適用房などを建設したり、
バブル潰しやって住宅価格を下げようとしているのです。
>国家主席の胡は確かに裕福だが、一般的に言う「豪華絢爛」な暮らしはしていない。
これもちょっと・・・。
息子は大手国有企業(中糧)の関連会社社長です。
娘はsina.comの元CEO(NASDAQ上場後の2003年に辞職)と結婚してます。
政府高官の自宅の映像は中国では流れてるのを見たことがないですが、
地方政府クラスのベテラン公務員でさえ、100万、200万元の分譲マンションを持ってるんですから・・ねぇ。
多くの中国人から見たら相当に豪華絢爛なのでは・・・。
Re:毎回思うけど (スコア:1)
あくまでエジプトとの対比での話ですので、
「ムバラクは消えろ!」と同じ調子でいきなり「プーチンタオ消えろ!」となることはない、
そういう意味では無いでしょうか。
同様に「共産党は潰せ!」とはならないわけです。
端的に言うと、「非難」と「批判」の違いでしょうか。
記事の方では「非難」という語を使い
>向上心の高い若い世代も、体制をひっくり返したいとは考えていない。
や
>ある女性起業家は、…体制を揺るがすようなことは決して望んでいなかった。
と論じています。一方
>四川地震の直後なんか散髪屋の店員まで政府批判してましたよ。おから建築とかの。
というのは、政府及び共産党「自体への」反発ではなくて、まだ批判に止まっている。
つまり、存続する事自体は許していて、その上で改善を求めているわけで、
まだ愛想はつかされていないということでは無いでしょうか。事実、記事でも
>腐敗した役人やばかげた法律、不公平な政策に対する皮肉や(個人的な)不満を口にしつつも
と述べています。これは批判のうちということでしょう。
一方で、非難の対象になり、転覆をはかられているのが
>怒りは地方政府に向けられる
なわけです。これは、まさに「村役場焼き討ち」とか、
「村長とその親族(豪族として強権を振りかざすお山の大将)皆殺し」とかを指しています。
いまのところ、共産党の本部に焼き討ちっていうニュースは見ていません。
たぶん。
違ったらごめんなさい。
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
Re: (スコア:0)
> 一般的に共産党の下部組織が動員したもの以外は普通は許可されませんから。
> 例え、それが日本批判や政府支持であってもです。
日本で報道される反日デモの様子を撮影した映像を見ても、それが伺えますね。
日本のテレビ局のレポーターが、暴徒化した群集が日本車を破壊する様子を興奮した口調で実況するのですが、カメラの画角にキレイに日本車とレポーターの女性が入っていました。
なぜレポーターは暴徒に襲われることなくレポートできるのか。なぜ群集は誰もレポーターやカメラのほうを見ないのか。
カメラに映らないところに、武装した人民解放軍が護衛として付いているのでしょう。
中国国内では報道させないデモの様子でも、日本で報道されることは歓迎して護衛まで付けた上で、絶好の撮影ポジションまで確保してくれる。
これは、中国による、日本の世論に対する工作でしょう。