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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
「間違った情報に惑わされないようにしよう」 (スコア:1)
1)光感受性発作 光の点滅を見ることで、てんかんなどの脳の発作を引き起こす現象。いわゆるポケモン事故のこと。
2)映像酔い 揺れる映像を見ることによって、乗り物酔いに似た症状を引き起こすこと。
3)視覚疲労(特に3Dによる) 映像の視聴で眼の疲れ、頭痛、めまい、吐き気などの症状を引き起こすこと。VDT症候群もこのカテゴリ。
これらは基本的に異なる原因によって引き起こされる、それぞれ別の現象として調査・研究、そして対策が検討されています。
(3Dの方が、2Dより映像酔いを起こしやすいという報告はあり)
ところが、上記3つがセットで取り上げられることが多いため、映像による疲れや、安全性という話になると、これらが混同されることが
多いです。それに関しては、一般人より専門家であろうと思われる学者や、医療者関係でさえ例外ではありません。
例えば、
> 実際は動かしていないはずの体が動いていると脳が錯覚しまい、目から入る情報に呼応する運動を内耳が感じないという
> 通常では起こらないような誤差が生じてしまい頭痛が起きる
というのは、「映像酔い」の原因と考えられている内容です。冷静に考えると、静止画の3Dでもつらいときがあるので、これだけでは
説明がつかないことに気づくはずです。特に、両眼視差とは関係のない、CGでの3次元処理を意味する「3D」と、最近の立体視の
「3D」の混同も多いので、注意が必要です。タレコミ文の「3D」が3D-CGの3Dなら意味は通ります。FPSゲームで酔う人の
話なので、3DSの立体視とは直接関係はありません。
あと、3Dなのに、光感受性発作の症状がでることを示唆するように「ポケモン事故」を引用するのも、多少ミスリーディング。
放送のように不特定多数が意図せず見てしまうユースケースで、どう3Dの安全性を担保するか、という文脈では問題ないと思いますが、
ただ、3D=ポケモン事故 というと、普通の人は、3D映像で泡吹いて倒れる画を思い浮かべてしまいます。
少し興味があれば、「映像の生体安全性」とかで検索すれば、正しい情報に辿りつけます。