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文系大学の情報関連で教鞭をとっている者です。
大学での情報教育の需要が増えているのは当然ご存じの通りですが、教える側の供給が全く追いついていません。もちろんOffice操作程度であればマニュアルがあればどんな方でも教えられます。
それ以上の内容については「CSに関わる知識」がある程度、というより大学として教えるのに恥ずかしくない程度の常勤の人材が必要です。理系出身の方でしたら詳しい先生はいるでしょうが、それでも一握りです。文系大学では数人の情報担当教員が居たとしても知識量に幅がありすぎ、またコンピュータ教室の制約によるクラス定員を考えて
本来officeとかは中高でやっとくレベルじゃないですか?できなければ何かと苦労する読み書きそろばんレベルですよね。大学ならもう一歩進んでほしいところです。アカウントだとかCALだとか、プロトコルだとかネットワークだとか、ウイルスだとかマルウェアだとか。その一環としてVBSだとかJScriptだとかもあっていいと思うけど。というかofficeの一環でVBAさわってもいいと思うけど。
ただ、現状は中高でそこまでやってないから仕方なく、算数や社会の復習をするがごとく、パソコンの復習をやっているだけかとは思います。
あとm学問としての体系がまだまだ盤石でないという点もあるかも。officeの使い方の、学問上での位置づけ、関連ってのが整理されてないと、何を教えるべきか、どこが重要かも出てこないですから。
いや、中高で office なんてものに染めないでほしい。
Word なんてのは、即印刷して公開・配布するような文書、あるいは長大な文章を推敲しながらつくるためのものであって、中高の生徒がレポートを作るのであれば、手描きで絵などを自由に入れて工夫する方が建設的。
Excel は、表計算ソフト(つまり集計とか分析とか)として使うならまだいいが、方眼紙などバッドノウハウを教えるのは馬鹿げている。表計算にしても、中高生レベルでそれが必要な内容をやるならいいが、そんなに大量の数値を扱うことってあまり想像つかない。
パワポにしても、プレゼンの練習に使う前に、そもそも「プレゼン」をパワポが使える場面に限定してるように思える。
そもそも中高で教える中身は、10年後20年後に花開くものであるべきで、数年でバージョンアップするようなアプリじゃぁ意味がない。
別に実用するんじゃなくてPC操作の取っ掛かりとして、です。"This is a pen."のごとく。でも10年20年なんて悠長なのもどうかと思います。まあofficeじゃなくてもよいのですが。
他の教科だって即実用するためのことしか教えないわけじゃないですよね。大学や就職してから使うようなことを教えてもよいと思いますし、学園祭や他の授業で使えるようなこともあると思います。そうでなくてもステップとしてもたとえばフォントというものがあるとか、wordで図形書けるけど、ほかにもソフトあるとか、絵と図形との違いとか、excelで数学の関数をグラフ化させるとか、関数組み合わせて計算するとか。そういう機能の組み合わせ、手順の組み立てがプログラミングにつながるし、コンピュータにつながると思います。というか、コンピュータサイエンスの中でofficeとかの教材を具体例として位置付け、各要素につながるように体系的に教えるわけですよね?バージョンとか機能とか、ソフトハード限らず日々進歩する中で、数年でバージョンがどうこうとか、コンピュータ使う上では避けて通れないし。
でもって、大学は大学らしくラスタとベクタとか、フォントはじゃあどうだとか、行列だとか数値解析のはしりだとか、他の数学とかと整合のあるレベルでやったほうがよかろうと思うわけ。officeの使い方なんてレベルでなく。
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残念ながら人材がいません (スコア:3, 興味深い)
文系大学の情報関連で教鞭をとっている者です。
大学での情報教育の需要が増えているのは当然ご存じの通りですが、教える側の供給が全く追いついていません。
もちろんOffice操作程度であればマニュアルがあればどんな方でも教えられます。
それ以上の内容については「CSに関わる知識」がある程度、というより大学として教えるのに恥ずかしくない程度の常勤の人材が必要です。
理系出身の方でしたら詳しい先生はいるでしょうが、それでも一握りです。
文系大学では数人の情報担当教員が居たとしても知識量に幅がありすぎ、またコンピュータ教室の制約によるクラス定員を考えて
Re: (スコア:1)
Officeならレポート作成や卒論で使うだろうから需要があるだろうけど,将来的に使う見込みが低い計算機科学を教える必要は無いんじゃないかな.
必修でなくてもいいだろうけど,Officeも案外奥の深いソフトですし,教わっとくのも悪くないかな.
昔はコンピュータリテラシといえばプログラミングも含んだと思いますが,今なら情報リテラシーに振ったほうがよいのではないかな,と.
理系なら話は別でしょうけど.
Re: (スコア:0)
本来officeとかは中高でやっとくレベルじゃないですか?
できなければ何かと苦労する読み書きそろばんレベルですよね。
大学ならもう一歩進んでほしいところです。
アカウントだとかCALだとか、プロトコルだとかネットワークだとか、ウイルスだとかマルウェアだとか。
その一環としてVBSだとかJScriptだとかもあっていいと思うけど。
というかofficeの一環でVBAさわってもいいと思うけど。
ただ、現状は中高でそこまでやってないから仕方なく、算数や社会の復習をするがごとく、
パソコンの復習をやっているだけかとは思います。
あとm学問としての体系がまだまだ盤石でないという点もあるかも。
officeの使い方の、学問上での位置づけ、関連ってのが整理されてないと、何を教えるべきか、どこが重要かも出てこないですから。
Re: (スコア:1)
いや、中高で office なんてものに染めないでほしい。
Word なんてのは、即印刷して公開・配布するような文書、あるいは長大な文章を推敲しながらつくるためのものであって、中高の生徒がレポートを作るのであれば、手描きで絵などを自由に入れて工夫する方が建設的。
Excel は、表計算ソフト(つまり集計とか分析とか)として使うならまだいいが、方眼紙などバッドノウハウを教えるのは馬鹿げている。表計算にしても、中高生レベルでそれが必要な内容をやるならいいが、そんなに大量の数値を扱うことってあまり想像つかない。
パワポにしても、プレゼンの練習に使う前に、そもそも「プレゼン」をパワポが使える場面に限定してるように思える。
そもそも中高で教える中身は、10年後20年後に花開くものであるべきで、数年でバージョンアップするようなアプリじゃぁ意味がない。
Re:残念ながら人材がいません (スコア:0)
別に実用するんじゃなくてPC操作の取っ掛かりとして、です。"This is a pen."のごとく。
でも10年20年なんて悠長なのもどうかと思います。
まあofficeじゃなくてもよいのですが。
他の教科だって即実用するためのことしか教えないわけじゃないですよね。
大学や就職してから使うようなことを教えてもよいと思いますし、学園祭や他の授業で使えるようなこともあると思います。
そうでなくてもステップとしてもたとえばフォントというものがあるとか、wordで図形書けるけど、ほかにもソフトあるとか、絵と図形との違いとか、excelで数学の関数をグラフ化させるとか、関数組み合わせて計算するとか。
そういう機能の組み合わせ、手順の組み立てがプログラミングにつながるし、コンピュータにつながると思います。
というか、コンピュータサイエンスの中でofficeとかの教材を具体例として位置付け、各要素につながるように体系的に教えるわけですよね?
バージョンとか機能とか、ソフトハード限らず日々進歩する中で、数年でバージョンがどうこうとか、コンピュータ使う上では避けて通れないし。
でもって、大学は大学らしくラスタとベクタとか、フォントはじゃあどうだとか、行列だとか数値解析のはしりだとか、
他の数学とかと整合のあるレベルでやったほうがよかろうと思うわけ。officeの使い方なんてレベルでなく。