SMTPメールサーバは、メールの「ヘッダ+本文」とは別に、「Envelope」情報があります。 Envelope To と メールヘッダのTo: はほぼ同じ内容が書かれていますが、 ヘッダのTo:は、あくまで受信者に見せる情報にすぎず、配信情報としては使われません。 Envelope To の情報をもとに、どこにメールを配送するかが決まります。
例えば、わかりやすいところでいうと、同報送信でヘッダに To: foo@example.com, bar@example.jp と書かれたようなメールを送信処理する場合。
MUAから受け取った送信側のSMTPサーバは、example.com のメールサーバとexample.jp のメールサーバにメールを中継しますが、このとき example.com のメールサーバ宛に、Envelope To: foo@example.com で中継送信 example.jp のメールサーバ宛に、Envelope To: bar@example.jp で中継送信 といった感じで、ヘッダのTo:には両方の宛先が書かれた同じデータを、 それぞれの片方宛のメールとしてメール送信することになります。
焦る前にまず (スコア:3)
の
3. 私見とか
あたりが参考になる。
> 電子メールは他のコンピュータの記憶媒体に機械的に保存されるものですし、
> 送られてきたメールのヘッダに書かれている宛名は機械的に読み取らなけれ
> ばなりませんし、快適な電子メールサービスを提供するためには機械的に
> スパムフィルターにかける必要があるかもしれません。
Re: (スコア:0)
> 電子メールは他のコンピュータの記憶媒体に機械的に保存されるものですし、
> 送られてきたメールのヘッダに書かれている宛名は機械的に読み取らなけれ
> ばなりませんし、快適な電子メールサービスを提供するためには機械的に
> スパムフィルターにかける必要があるかもしれません。
ってことと、”内容を不当に閲覧して利用している”ことは別問題でしょ。
この論法でいけば、肉を切るのに包丁は鋭くなければいけない。
それで人を切って怪我或いは死亡するのは自明であるからそのような行為はなんら問題ない
って言ってるのと同じように聞こえる。
Re: (スコア:0)
そもそもSMTPでは「メールのヘッダに書かれている宛名」で配信したりしない。
Re: (スコア:0)
Re:焦る前にまず (スコア:2)
Envelope From を見ても配送先の情報にはならないでしょ、というのはさておき、
SMTPメールサーバは、メールの「ヘッダ+本文」とは別に、「Envelope」情報があります。
Envelope To と メールヘッダのTo: はほぼ同じ内容が書かれていますが、
ヘッダのTo:は、あくまで受信者に見せる情報にすぎず、配信情報としては使われません。
Envelope To の情報をもとに、どこにメールを配送するかが決まります。
例えば、わかりやすいところでいうと、同報送信でヘッダに
To: foo@example.com, bar@example.jp
と書かれたようなメールを送信処理する場合。
MUAから受け取った送信側のSMTPサーバは、example.com のメールサーバとexample.jp のメールサーバにメールを中継しますが、このとき
example.com のメールサーバ宛に、Envelope To: foo@example.com で中継送信
example.jp のメールサーバ宛に、Envelope To: bar@example.jp で中継送信
といった感じで、ヘッダのTo:には両方の宛先が書かれた同じデータを、
それぞれの片方宛のメールとしてメール送信することになります。
Re: (スコア:0)
あぁ、To と Envelope To を混同していました。その通りですね。ご指摘に感謝します。
Re: (スコア:0)
エンベロープはメールヘッダ内の情報じゃないですよ。
Re: (スコア:0)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E4%BF%A1%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86 [wikipedia.org]
これを見ると、原則としてEメールの中継処理は違法。ただし、利用者の同意が得られているとして中継処理は罪に当たらないとされているようですね。Gmailの場合ではGoogleが好きなようにデータを扱いますという利用契約にOKしているのだから合法という事ですね。「嫌なら使うな、使っている奴とメールのやり取りをするな」と言う事でしょう。