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Desktop App Converterは、Windowsアプリケーションのインストール形式である「.msi」ファイルを使って、UWPアプリの配布パッケージである「.appx」を自動生成するツールだ。これにより、Windowsストアの仕組みを用いて従来のWin32や.NET向けに記述されたアプリケーションを配布することが可能になる。
一方、ここでAppXパッケージに変換されたアプリは基本的に従来のWin32/.NETコードベースそのままで、Win32サブセットなどを含まないWindows 10 Mobileなどのプラットフォームでは動作しない。つまり厳密に言うと、Desktop App Converterが生成するのはUWPアプリではなく、「UWPと同じ配信形式のパッケージ」を生成しているにすぎない。
これだけだと「Windowsストアを利用できる以外のメリットはないの?」ということになるが、実際にAppXパッケージが生成されることで、企業内でも配信が楽になるだけではなく、ユーザーにとっても「システムフォルダやレジストリを汚さない」という大きなメリットがある。
通常、デスクトップアプリケーションのインストールではWindows OSのレジストリに専用領域の確保のほか、必要なDLLやランタイムをシステムフォルダなどに適時追加していくことが多い。ところが、こうしたことを繰り返すとレジストリが肥大化してメモリやパフォーマンスを圧迫するだけでなく、アンインストール時に「ゴミ」を生む結果となってしまう。
Desktop App ConverterではAppXパッケージ生成時にマニフェストを包含し、内部的にリダイレクト処理を行うことで、レジストリやDLLの書き込みがパッケージの外部に波及することを防ぐようになっている。これにより、変換後のデスクトップアプリケーション(AppXパッケージ)のインストール/アンインストールがシステムに悪影響を与えることがなくなるという。つまり、Windows 7向けのアプリケーションを単純に変換するだけでもメリットがあるのだ。
このように、Desktop App Converterの自動変換ではデスクトップアプリケーションそのものをUWPアプリにはできないものの、Windows 10以降で提供される新機能やアプリの実行基盤をそのまま活用可能になる。
恐らくMicrosoftは、このツール提供を皮切りにアプリケーション開発者やユーザーらにUW
べつにWin32のままでもレジストリやDLLを利用しないプログラムは作れるのに。
モダンな配布 (Windows ストア) =Microsoftにみかじめ料を払う配布形式
それは使わないだけ。ストアアプリはサンドボックスなので、使わせないという強制力として働く。
Win32からWUPに変換するのは開発者なんだから、使わせないも使わないもないでしょ。
開発者がレジストリを使わないことにメリットを見出すのなら、UWPに変換するまでもなく、Win32アプリのままそういうふうに作るというだけ。
こんなものを作ったってことはマイクロソフトはレジストリを使ってほしくないってことだろう。そのうち面倒くさいことになるかもしれない。
面倒くさいって、どういう風に?いくら使ってほしくないと思っていても、MicrosoftはWin32アプリの互換性保証を捨てられないだろう。
これまで蓄積されてきたソフトウェアの歴史的な重み無しでは、Microsoftといえどもてんで弱いというのは、スマホでの失敗で身に染みているだろうから。
第三者によるアプリ脆弱性悪用の可能性を考えましょう。フレームワーク側で禁止してれば安全性は高まります。
いやだから、それはOSの側から見た利点で、開発者が自分のWin32プログラムをUWPに変換する動機になることではないでしょ、という話。
UWPなら安心だから使おうという判断がユーザーに働くなら、開発者もUWPを選ぶ動機にはなり得るでしょ。そういう層がいるから、今でもアプリケーションをmsiやexeではなくzipで配布していたりするわけだし。
zipで配布するのはそういう理由からか?ドキュメントや関連ファイルを一緒にまとめるためだと思っていたが。
「UWPなら安心だから使おうという判断がユーザーに働」いているようには見えないから、一向にUWPが増えないんじゃないの?
msiインストーラはそれだけでレジストリ使うよ。
アプリケーションのレジストリ利用はそれほどでもなくて(行儀のいいアプリケーションならアプリケーションのレジストリはアンインストール時に綺麗に消すし)、レジストリを必要としないぐらいのアプリケーションなら量としてもそれほどでもないでしょう。
COMとかインストール情報などのレジストリがもりもりたまっていくのでそれをなんとかしてくれるということでしょうな。
# しかし外部アプリケーションのレジストリ参照(インストールパスとか)はどうなるんだろ。
理論的に可能ならばそれだけで何も問題がないんだったら、Vistaの時代に管理者権限を要求するインストーラーは(本当に必要な物以外)絶滅して、Vistaはもっと好評だっただろうね。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
Desktop App Converter は魔法じゃないよ (スコア:5, 参考になる)
Desktop App Converterは、Windowsアプリケーションのインストール形式である「.msi」ファイルを使って、UWPアプリの配布パッケージである「.appx」を自動生成するツールだ。これにより、Windowsストアの仕組みを用いて従来のWin32や.NET向けに記述されたアプリケーションを配布することが可能になる。
一方、ここでAppXパッケージに変換されたアプリは基本的に従来のWin32/.NETコードベースそのままで、Win32サブセットなどを含まないWindows 10 Mobileなどのプラットフォームでは動作しない。つまり厳密に言うと、Desktop App Converterが生成するのはUWPアプリではなく、「UWPと同じ配信形式のパッケージ」を生成しているにすぎない。
これだけだと「Windowsストアを利用できる以外のメリットはないの?」ということになるが、実際にAppXパッケージが生成されることで、企業内でも配信が楽になるだけではなく、ユーザーにとっても「システムフォルダやレジストリを汚さない」という大きなメリットがある。
通常、デスクトップアプリケーションのインストールではWindows OSのレジストリに専用領域の確保のほか、必要なDLLやランタイムをシステムフォルダなどに適時追加していくことが多い。ところが、こうしたことを繰り返すとレジストリが肥大化してメモリやパフォーマンスを圧迫するだけでなく、アンインストール時に「ゴミ」を生む結果となってしまう。
Desktop App ConverterではAppXパッケージ生成時にマニフェストを包含し、内部的にリダイレクト処理を行うことで、レジストリやDLLの書き込みがパッケージの外部に波及することを防ぐようになっている。これにより、変換後のデスクトップアプリケーション(AppXパッケージ)のインストール/アンインストールがシステムに悪影響を与えることがなくなるという。つまり、Windows 7向けのアプリケーションを単純に変換するだけでもメリットがあるのだ。
このように、Desktop App Converterの自動変換ではデスクトップアプリケーションそのものをUWPアプリにはできないものの、Windows 10以降で提供される新機能やアプリの実行基盤をそのまま活用可能になる。
恐らくMicrosoftは、このツール提供を皮切りにアプリケーション開発者やユーザーらにUW
Re:Desktop App Converter は魔法じゃないよ (スコア:0)
べつにWin32のままでもレジストリやDLLを利用しないプログラムは作れるのに。
モダンな配布 (Windows ストア) =Microsoftにみかじめ料を払う配布形式
Re: (スコア:0)
それは使わないだけ。ストアアプリはサンドボックスなので、使わせないという強制力として働く。
Re: (スコア:0)
Win32からWUPに変換するのは開発者なんだから、使わせないも使わないもないでしょ。
開発者がレジストリを使わないことにメリットを見出すのなら、UWPに変換するまでもなく、
Win32アプリのままそういうふうに作るというだけ。
Re: (スコア:0)
こんなものを作ったってことはマイクロソフトはレジストリを使ってほしくないってことだろう。そのうち面倒くさいことになるかもしれない。
Re: (スコア:0)
面倒くさいって、どういう風に?
いくら使ってほしくないと思っていても、MicrosoftはWin32アプリの互換性保証を捨てられないだろう。
これまで蓄積されてきたソフトウェアの歴史的な重み無しでは、Microsoftといえどもてんで弱いというのは、
スマホでの失敗で身に染みているだろうから。
Re: (スコア:0)
第三者によるアプリ脆弱性悪用の可能性を考えましょう。
フレームワーク側で禁止してれば安全性は高まります。
Re: (スコア:0)
いやだから、それはOSの側から見た利点で、開発者が自分のWin32プログラムをUWPに変換する
動機になることではないでしょ、という話。
Re: (スコア:0)
UWPなら安心だから使おうという判断がユーザーに働くなら、
開発者もUWPを選ぶ動機にはなり得るでしょ。
そういう層がいるから、今でもアプリケーションをmsiやexeではなくzipで配布していたりするわけだし。
Re: (スコア:0)
zipで配布するのはそういう理由からか?ドキュメントや関連ファイルを一緒にまとめるためだと思っていたが。
「UWPなら安心だから使おうという判断がユーザーに働」いているようには見えないから、
一向にUWPが増えないんじゃないの?
Re: (スコア:0)
msiインストーラはそれだけでレジストリ使うよ。
アプリケーションのレジストリ利用はそれほどでもなくて(行儀のいいアプリケーションならアプリケーションのレジストリはアンインストール時に綺麗に消すし)、レジストリを必要としないぐらいのアプリケーションなら量としてもそれほどでもないでしょう。
COMとかインストール情報などのレジストリがもりもりたまっていくのでそれをなんとかしてくれるということでしょうな。
# しかし外部アプリケーションのレジストリ参照(インストールパスとか)はどうなるんだろ。
Re: (スコア:0)
理論的に可能ならばそれだけで何も問題がないんだったら、Vistaの時代に管理者権限を要求するインストーラーは(本当に必要な物以外)絶滅して、Vistaはもっと好評だっただろうね。
Re: (スコア:0)
管理者権限を要求しないインストーラなんてものが不健全の極みなわけですけど。