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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
優しさと愛しさと (スコア:2, 興味深い)
ユーザーは、多様なブラウザから自分の好みにあったものを選ぶことができ、
ブラウザの備える多機能のなかから自分の使うものを選択することができます。
つまり、たくさんの選択肢がまず提示されていて、その中から不要なものを無視する、
どちらかというと受動的なプロセスなわけですね。
核になるブラウザをベースに機能を追加していく、
という能動的なプロセスを必要とする Firefox に較べると、
ユーザーにとっては前者の受動的なプロセスのほうが、ずっと優しいです。
また、解説ページも素人向けからマニア向けまであり、
サポートもコミュニティも普通の日本語が通り、
Firefoxに較べて、総じてユーザーに優しいです。
一方、Firefoxをとりまく環境をみると、どこもFirefoxへの愛に満ちています。
逆にいうとユーザーは二の次。満ちすぎて溢れた愛のお零れを貰っているだけです。
愛してくれとは言わないが、せめて優しくしてくれたっていいじゃない。
というのが、Firefoxに乗り換えないユーザーの本音なのではないでしょうか。
Re:優しさと愛しさと (スコア:1, すばらしい洞察)
拡張やスキンを自作して使っています。
で、最近になって多くの拡張が入手できるようになって、
便利な拡張を入れれば入れるほど、デザインの一貫性が減って、
不様で不格好なブラウザに成り果てる。気持ち悪い。
と感じることが多くなりました。ここでいうデザインというのは、
アイコンやボーダーといった視覚上のデザインだけではなく、
操作方法や設定方法、情報の提示方法などなどを含みます。
たとえば、
シンプルクールなアイコンの横にクドダサいアイコンが並んだり、
アイコンの右クリックメニューから機能設定を選ぶものがある一方、
独自メニューから機能設定する必要があるものもあったり、
あるいは特定の機能の有効無効をX印つきアイコンで知らせるものもあれば、
アイコンをグレーアウトして知らせるものもあり。といった具合です。
正直、こんなキメラでカオティックなツールを使っているようでは、
いくらウェブページのアクセサビリティやユーザビリティを叫んだところで、
まるっきり説得力を持ち得ないのではないか、とまで思います。
その点、IEコンポーネント系の必要以上の多機能をデフォルトで持つやり方は、
副次的に、ある程度のデザインの統一性を保証しています。
乗り換えてみたものの「なんか気持ち悪い」という非技術的な理由で
IE系に戻ってしまうのは、このあたりにも原因の一つがあるのでは。