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学術論文ならば学会で優劣が問われるところ、Webには権威による評価が存在せず、
ここ何言ってるの?意味が分からん。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
学問の権威?? (スコア:4, 興味深い)
ここ何言ってるの?意味が分からん。
学術論文も「被引用回数」というGoogleの「被リンク数」と似たような尺度でその「優劣」が問われているはずですが。
#それに対する批判があることは知ってますよ。
むしろGoogleランキングは単なる「被リンク数」ではなく、そのリンク元のランキングも評価式に入れている(と聞いた記憶が…)ので、「被引用回数」の論文評価よりはより「客観的」だ。
#学術雑誌のI.F.が似た感じであるが、論文ごとのI.F.を出している機関はないはずだ。
##Google Scholarがその気になれば論文ごとのI.F.が出るかも…
「学会で優劣が問われる」ってのは論文出すときのpeer-reviewのことかしら?
それってreviewerが「権威」って訳でもないのだが。
#editorのところの院生に任すとかいうのもあるし。
それとも掲載雑誌の「権威」?Natureに出た論文は権威とかいう幻想のことでしょうか?
Re:学問の権威?? (スコア:3, 興味深い)
多分、学術誌のように専門家による審査の機構がなく、論文で言えばどんな駄論文でもrejectされずにacceptされっぱなし、という意味合いではないでしょうかね?
ただ、学術畑以外の人が誤解していそうなんですが、学術誌に載っていたからと「素晴らしい論文」と判断されてるわけではなく、結局個々の論文の中身を見て判断されてる、という、当たり前のことをしてるんですよね。完全にその通りかというとそうではないけど、同分野の同業者なんてある意味皆商売敵なんだから、普通はツッコミどころがあればそれを見落とすまいとします。その上でいい論文は「いい論文だ」と各々判断するのです。
また「Nature」とかは速報誌で革新的な話が真っ先に載る事も多く、新聞とかでも「Natureに掲載」などと科学記事が載るのでよく知らないと「権威がある」と思いがちだけど、実はインパクトはあるが中身は大してあるとは思えない論文もわりとあったりします。
以前、ちょっと教授選考の資料作りのお手伝いをしていて候補者の投稿論文の一覧を作ったことがあるのですが、Natureのような速報誌はImpact Factorは高いけども、成果として見られる時には「ちゃんとした論文というよりは、速報としての意味合いが強い」という前提で見られていたのですよね。
まあ、そんなこんなで「学術論文」とかはある程度のフィルタリングをされるけども、それ以上の重要性や内容は雑誌名等ではまったく保証されてない、そんなものの見方はしないのが現実だったりします。
Re:学問の権威?? (参考文献) (スコア:2, 参考になる)
寺田はニュートンの光粒子説を「弊害」の例としてますが、
アインシュタインの光量子説を知っている現在の我々は必ずしも弊害とは決め付けられずw
(寺田が「波動説」の権威にとらわれているとも言える。
そういえば寺田寅彦の実験で光量子を提唱する直前までいった実験結果があったんでなかったっけ<記憶曖昧)。
とは言うものの、アインシュタインの「神はさいころを…」のフレーズが量子力学の発展の足かせになっていたこともあり。
Re:学問の権威?? (参考文献) (スコア:2, すばらしい洞察)
これはひょっとすると、アインシュタインという権威の発言だからこそ量子力学方面でも真剣に取り上げざるを得なくなったのではないかと考えています。アインシュタインの発言は量子力学の足枷になったのではなく、むしろ権威が有効に作用した例だと私は思っているのですが、どうでしょう?
Re:学問の権威?? (スコア:0)
Re:学問の権威?? (スコア:0)
君の主張はほとんど全部元コメントに書いてありますよ
Re:学問の権威?? (スコア:0)
Re:学問の権威?? (スコア:0)
論文なんて、掲載自体は、体裁と論理性という執筆上のテクニカルな問題、新規性と有効性という論文の技術的な評価、論文の競争率と執筆者の政治的な関係という非技術的な評価できまるものであり、そもそも、論文の信頼性は、評価系であれば、レビューワーが追試をしていない以上わからんな。
優劣は、新規性と有効性という一応客観的な評価尺度で評価可能だが、評価者の主観に大きく影響するものだとおもう。
なぜならば、面白い、意義のあるという論文は、甘めに、つまらない、納得行かないという論文は、きつめに評価になってしまうからです。