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別にJASRACって義務じゃないからそうやっている人だって居ますよね。
ただ、それでもJASRACを使う人が多いのは、単に「JASRACを使ったほうが得だから」に過ぎないんですよね。
その「楽」ってのは時間的物だったり金銭的物だったりするのかも知れませんが、そもそも代理人を使うのは手間を減らす為ですよね?
ですから、個々人で権利を管理しろって言ったところで、それを強制する規制を作るか無茶苦茶優遇するかでも無ければ難しいでしょう。
それは、クリエイティブな仕事で食っていれば居るほど、「それ以外に力を注ぎたくない」って思ってしまうのではないかな。
となると結局、「JASRACより楽な代理人」を作るしか移行させる手段は無いと思いますよ。
そもそも権利に対する処理を自分で責任もってやるってのは良いとして、それでこのストーリーで騒がれているみたいに自分自身で代理人も使わずに、侵害されている作品を探して回るなんて先ず無理でしょうから、結局は代理人が必要になる、ってのがありますし。
いや、背景なんぞ全然関係無いでしょ。
必要なのは、現状の選択でどれが一番プラスになるかに過ぎませんよ。
ってかね、「JASRACでなきゃ使い辛い」ってのが競合他社のヘタレたる所以でしょ。
後進は先行者に対して信頼や習慣的なもので劣るのは当たり前なんだから、それを覆す努力続けるしかない訳ですが、自由化されたの昨日今日って訳でもないのにいまだに「JASRACで無ければ使い辛い」ってのが共通認識として成り立つところが、やっぱヘタレなんですよ。
JASRACは好きではないが、それに対して一定の成果も出せていない競合他社の方が、JASRACよりも座して利益を得ようとしている様にしか、現状では見えません。
少なくとこのスレの話では、JASRACは仕事はしていますからね。
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国内著作権権利者団体擁護論 (スコア:2, すばらしい洞察)
私がもし歌手だとしたら、当然JASRACに著作権管理を委ねます。
寝ててもお金が入ってきますし。
もしもJASRACが仕事さぼってたら、文句言うところでしょう。
結局みんな自分の仕事をしてるだけだと思います。
一度スラドでも、自分が著作権保持者になったつもりでの議論をしてもらいたいです。
書籍と音楽ではかなり状況が違うと思うのですが (スコア:4, 参考になる)
出版の作業から広告、その他関連する商業展開などを出版社は担います。
そうやって行った商業活動の対価として、著者は印税を受け取ります。
音楽の場合、出版社に相当するのはレコードレーベルですが、
これはJASRACとは別物です。
レコードレーベルが商業展開を行う一方、音楽という媒体の性質上
管理しきれない著作物の取り扱いをJASRACが引き受けている形なのでしょう。
JASRACは基本的に商業展開は行わないはずです。
(しかし実際には、レコードレーベル自体がJASRACを通さなければ活動できないような捻れに陥ってますが)
このような構図なのは恐らく、音楽という媒体が用途(BGMなど)が広いからであると思われます。
出版社と作家が相互依存の形であるのに対し、JASRACの傍には著作者の姿はありません。
あるのは、放り投げられた著作物の権利だけです。
いわば抑制する機構が無く、膿がたまるのも自然の流れと言えるのかもしれません。
はっきり言って、JASRACは不要だと思います。
著作物の権利を各社が保有し、利用したい個人や団体にはその都度権利を発行すればいいんです。
多少手間かもしれませんが、各人の権利と義務がはっきりとして良い方向に向かうのではないでしょうか。
レーベルによっては、個人レベルの利用に寛容な所も出てくるでしょうし、
音楽文化自体の再興にも役立つかもしれません。
Re:書籍と音楽ではかなり状況が違うと思うのですが (スコア:1)
手間はネズミ算的に増えるのでクライアントの選択と集中が起きそうですね。
まあそれが正常な淘汰と言えばそうなんでしょうけど。
あとはディスカウント競争かな。
そうやって幻想が剥がれ落ちると、ますます「いらないもの」になっていきそう。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
権利者が楽できなきゃ意味無いですよ。 (スコア:1)
>多少手間かもしれませんが、各人の権利と義務がはっきりとして良い方向に向かうのではないでしょうか。
別にJASRACって義務じゃないからそうやっている人だって居ますよね。
ただ、それでもJASRACを使う人が多いのは、単に「JASRACを使ったほうが得だから」に過ぎないんですよね。
その「楽」ってのは時間的物だったり金銭的物だったりするのかも知れませんが、そもそも代理人を使うのは手間を減らす為ですよね?
ですから、個々人で権利を管理しろって言ったところで、それを強制する規制を作るか無茶苦茶優遇するかでも無ければ難しいでしょう。
それは、クリエイティブな仕事で食っていれば居るほど、「それ以外に力を注ぎたくない」って思ってしまうのではないかな。
となると結局、「JASRACより楽な代理人」を作るしか移行させる手段は無いと思いますよ。
そもそも権利に対する処理を自分で責任もってやるってのは良いとして、それでこのストーリーで騒がれているみたいに自分自身で代理人も使わずに、侵害されている作品を探して回るなんて先ず無理でしょうから、結局は代理人が必要になる、ってのがありますし。
Re:権利者が楽できなきゃ意味無いですよ。 (スコア:3, すばらしい洞察)
エロゲ関係の音作ってる人とか、主題歌歌ってる人とか、作詞も含めてJASRACに入っていないことが多いです。
だから逆に、テレビとかでエロゲの曲が勝手に使われるのは著作権的にマズい行為だったりします。放送局はJASRACに一括でお金出してるからいいと思ってるんだろうけど。
エロゲ・ゲーム関連曲がカラオケに入りにくいのもJASRACを通していない為、カラオケ制作会社が権利を問い合わせるのが困難である、さらにはそういった特殊な手続きをとらないといけないとなったらコストがかかるというのがあるわけですな。
そういう例もあるように、なんでみんなJASRACに入るのかっていうと、あらゆる音楽を使う業界全体がJASRACがあることを前提に動いているので、JASRACに入らないとメジャー方面で仕事を受けにくいんです。利用者の利便と一言で切れない、業界全体の利権構造があるんですね。
そもそも日本に音楽著作権委託業務が可能なのが近年まで法律でJASRAC以外許可されてなかったからであって、そんなものを背景に強引なことを言われてもねーと。一回全て削除すべきなのはJASRACの方なんじゃないかって思いますけどね。
Re:権利者が楽できなきゃ意味無いですよ。 (スコア:1)
>そんなものを背景に強引なことを言われてもねーと。
いや、背景なんぞ全然関係無いでしょ。
必要なのは、現状の選択でどれが一番プラスになるかに過ぎませんよ。
ってかね、「JASRACでなきゃ使い辛い」ってのが競合他社のヘタレたる所以でしょ。
後進は先行者に対して信頼や習慣的なもので劣るのは当たり前なんだから、それを覆す努力続けるしかない訳ですが、自由化されたの昨日今日って訳でもないのにいまだに「JASRACで無ければ使い辛い」ってのが共通認識として成り立つところが、やっぱヘタレなんですよ。
JASRACは好きではないが、それに対して一定の成果も出せていない競合他社の方が、JASRACよりも座して利益を得ようとしている様にしか、現状では見えません。
少なくとこのスレの話では、JASRACは仕事はしていますからね。
Re:権利者が楽できなきゃ意味無いですよ。 (スコア:2, すばらしい洞察)
許される権限以上の事を主張するのを「仕事はしています」と言われても...。
本人達がそう思っているだけで、外から見りゃ「本来業務を疎かにして余計な事をしている」ですよ。
Re:権利者が楽できなきゃ意味無いですよ。 (スコア:0)
>それを覆す努力続けるしかない訳ですが、
自由化されたの昨日今日って訳でもないのにいまだに「JASRACで無ければ使い辛い」ってのが
>共通認識として成り立つところが、やっぱヘタレなんですよ。
(改行は引用者による変換)
#1200277で言われている通り、完全な自由化はなされていません。
あと、その「自由化」がされたされたときJASRACは規約改定を行っており
「……信託期間中に本契約を解除した委託者は、解除した契約に定める信託期間
の終期が到来するまでの間、受託者に著作権を信託することができない