アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
精神科医は (スコア:3, すばらしい洞察)
精神科医だけじゃないが。
メタボリックシンドロームとかさ。
「自然の社会化」ってキーワードを連想したりしないでもない。
犬が犬であるように、猫でありたい
Re:精神科医は (スコア:5, 興味深い)
医学というのは学問であるから、研究の進歩などによって従来の概念が修正される可能性があります。
一方、医療というのは産業でもあり医療産業には医療サービス提供者以外にも製薬会社、医療機器メーカ、行政、マスコミ、はては広告業界なども関与する経済の一部分です。そうした医療業界の要請から、新たな疾患概念がプロモーションされることもあります。
前者は本来の意味で科学ともいえますが、後者はむしろ経済活動に近いです。
マスコミが喧伝する「〜依存症」とかは、センセーションを狙ったものが殆どであり、医学的な意味づけは殆どないと考えていいと思います。
#根っこは「ドロドロ血液・サラサラ血液」と同じようなものです。
今回のインターネット依存症が果たして科学的に意味があるものであり、疾患概念として個別に取り扱うべきなのかは議論の余地はあるとは思いますが、個人的には安易に疾患として認知するのは問題があると考えます。
まず第一に、対象となる「インターネット」という語自体の定義が曖昧であり、概念が一人歩きしてしまう可能性があります。
インターネットとは本来、単なる「場」であり、そこで行う行為は様々です。例えば「新宿依存」「銀座依存」などと言ってみると、その奇妙さが分かると思います。
加えて、インターネット依存に限らず、こうした「依存症」を安易に作りだすこと自体にも問題があると思います。そう考える理由は色々ありますが、一番大きな理由は、個別の疾患として認定してしまうことで、その依存にいたった経緯よりも依存症状のみに焦点が当てられかねないからです。「インターネット依存患者」に「インターネット」を与えないことにより、見掛け上問題が解決したように見えてしまうことが、より大きな問題が内在するのを看過する原因になるのではないかと危惧します。