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ついでなので、Googleへの技術面での質問と、それに対する"技術的な"回答を載せましょう。
> (2)米国公開限定の手法> 今回のgoogleの暴挙は、米国著作権法のフェアユースを悪用したものであり、> 米国内での公開しかできないものだが、> どうやって米国内に限定して公開するのか。> 技術的にアクセス元の国を限定する方法を明確にせよ。>>> また、米国内でアクセスした書籍データが日本を含む諸外国に流出する可能性が> あることは容易に想像がつくが、> このような状況を未然に防ぐ対応をしているのかどうか、> 具体的に記述せよ。>
(2)米国外からのアクセスは、IPアドレスによる判別などをはじめ適切な技術的対応をとる予定です。
今後ともGoogle をよろしくお願いいたします。
Googleブックスチーム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれが世界最高の頭脳を集結したGoogleの答えです。
>出版社は出版社の利権である版権をいとも簡単に売り渡しています。
まず出版社との契約書の内容はどのようなものだったのですか?昔からの出版権設定タイプの契約なのか、著作権・複製権を全部または一部譲渡した契約か、デジタルを含む複製や二次利用などの権利処理を出版社に委任した内容なのか。
昔ながらの出版権設定タイプならばデジタルでの複製については契約の枠外になるし、当然出版社は売り飛ばすのも止めるのも両方できんので、一般的なアドバイスとして、「和解に応じた方がいいんじゃね?」と言ったと。その可能性が一番高いとは思いますが。
基本的な話ですが、通常の著書ならば版権は出版社、著作権は著者に属します。ゴーストライターなどの完全買い取りはまた別ですが私には関係ないので除外します。
著者である私は、出版社が版権を放棄したような対応をすることに対して憤りは感じますが、違反云々には言及していません。しかし、本来なら出版社がGoogleに抗議すべき問題です。なぜならどの書籍にも必ず「無断で複写、複製、あるいはファイルに落とすことを禁じます」と書いてあるからです。
今回の件、Googleが完全に出版社の権利を蹂躙しており、またGoogle側が2次利用を出版社に申し出たわけでもありません。各出版社は自力でGoogleのサイトにアクセスして自社の書籍がスキャンされたかどうか、自力で調べています。
主客が完全に逆転したこの状況下で、2次利用云々の話はまったく見当違いです。
例えばあなたが何かアクセサリーでも作って、店に卸しているとしましょう。なぜかGoogleという泥棒がそれを全部盗んでしましました。
そしてGoogleは店に「これを俺様が売るけど少し金やるからいいよな、嫌なら返してやってもいいんだぜ、俺っていいやつだろ」といい、店は「いえいえ、売ってくださいよ泥棒様」と言っていると考えてください。
2次利用とはこんなものではありません。まずGoogleが店に「これを少し分けて売らせください」というのが本来の2次利用です。
第三者が違法行為(すでに無断でスキャンしています)をすると断言している話に、著者と出版社との契約論を持ち出すのはよくありません。論点がおかしくなります。
Googleの件は完全に違法状態であることを理解してください。なぜ、ヨーロッパ諸国が猛反対したのか(覇権という観点もありますが)も考えてみるべきと思います。違った視点から考えてみる癖をつけるのは悪いことでは無いでしょう。
えーとタレコミですが。。。
# 以下すべて "書籍" は著作権切れしていない書籍を意味します。
> なぜならどの書籍にも必ず「無断で複写、複製、あるいはファイルに> 落とすことを禁じます」と書いてあるからです。
このように書籍に書くことによっては書籍の無断で複写、複製、ファイル化を禁ずることは出来ません。
何故なら著作権法がこのような行為を禁じていないからです。
また、無断で複写、複製、ファイル化したものの配布の禁止を書籍に書いても法律的には意味がありません。
書き込むまでもなくこのような行為は著作権法によって禁止されているからです。(ただし禁止事項を書くことによる抑制効果はあるでしょう)
ということで
> Googleの件は完全に違法状態であることを理解してください。
Google が書籍をスキャンしただけでデータを配布していないならば完全に合法状態です。
Google に限らず、どのような個人あるいは法人が書籍をスキャンしたとしても同様に完全に合法です。
> Google に限らず、どのような個人あるいは法人が書籍をスキャンしたとしても同様に完全に合法です。
少なくとも日本の著作権法では法人による複製は私的複製に含まれない [bengo4.com]ようですよ。スキャンしてデジタルデータを作成したら複製ですよ。
ごめん質問
>このように書籍に書くことによっては書籍の無断で複写、複製、ファイル化を>禁ずることは出来ません。>何故なら著作権法がこのような行為を禁じていないからです。
複製権は私的使用のみ認められる(30条とかだっけ)、と理解していたのだけど。業として行っていると見なされればアウトとちがうん?
googleの場合は明らかに業務として行っているから違法だと思うんだけど。
スレ元ですが注意深く読んでいただくと、私は”違法”と断言していないことが分かると思います。
ただし、公開することを前提として大々的にスキャニングしているのはいかがなものかと。
音楽で同じことやったらどうなりますか?映像でやったらどうなります?いや、YoutubeですでにGoogleがやってますが、著作者は著作権違反->削除で大変な労力を使ってますよね。
つい最近、日本のテレビ画像を海外向けに配信していた会社が有罪で9000万だかの支払いを命じられました。
この配信会社とGoogleと、どこに違いがあるのでしょうか。私には違いが分かりません。
本でご飯を食べてるわけではないのですが、権利者として僕も考えてみました。
本を書いて初版3,500部で60万円もらえます。増刷されたので7,000部、120万円のお小遣いです。Amazon のとあるカテゴリで1位から30位を行ったり来たりしていますが、もうこれ以上は売れないなーと思っています。
出版されて2年、まだ本屋さんにも並んでますが、僕はもう Google Books に載せてほしいです(出版社の考えは別で)。
Google Books に反対の権利者は、ネットで公開されると本が売れなくなる。と考えてると思います。それを自分において考えてみると、
1. ネットで公開されていなければハリー・ポッター並に売れていた→年末ジャンボが当たるくらいの可能性
2. 立ち読みされた部分に読者の必要な情報が載っていたので買う必要がなくなった→それは本屋さんでも同じだし、じゃあ本屋で立ち読みできないように縛ればもっと売れるのかといえばそうは思わない。
となりました。逆にメリットを考えると、
1. 本は手にとってもらわないと売れない。ネットで検索されることで、興味を持ってもらえる率が飛躍的に高まる。2. もう出版社からお金はもらったし、印税は期待できないから社会貢献。3. ネットに保存されることにより、僕の著作権は公知のものとなるし、名前も売れる。
メリットの方が多いと思いました。もちろん何万部も売れる人は別なのでしょうが。
根本的に、ラジオスターの仕事が無くなったのと同じで、紙のメディアも激減していくと思います。ここを名言風に書けば、
---「いいか、俺はね毎日5ページずつ原稿書いてるけど、5ページ書くと3ページ、2ちゃんに転載されるんだよ。しかもVIPに。だからわざわざ俺の本を買う必要ないんだよ。まとめサイトでざっと読んじゃえば、それでいいんだよ。な、本を書くなんて無駄なことだと思うだろう?」
「え、いやまあ。」
「そうだよ、無駄なことなんだよ。」
で、次にドスの効いた大きな声で
「でも、書くんだよ!」
こっちに云ったってよりは、てめえに云ったって感じかな。---
ベトナムの水売りみたいなことをしてもしょうがないし。ね。
#粘着されたくないのでAC
>>Google Books に反対の権利者は、ネットで公開されると本が売れなくなる。>>と考えてると思います。
だけはないかも。Googleは金額の分配基準が明確でないし本当に支払いされるかどうかわからないのでアウト、Amazonなら信頼できるのでオンライン出版やるなら積極参加とか。
あのー、Google は出版と同時にスキャンして公開するなんて言ってますでしょうか?
大変興味深いお話ですね。参考になります。
ところで、和解に参加して公開を拒否するという選択肢もあったと思うんですが、それをしなかった理由は何かあるんでしょうか?
誰への質問と思いましたがたぶんスレ元だと思うので答えますと、
上のほうに書いたように和解案を読みましたが不明点が多く、質問しても答えに納得がいきませんでした。
不明点が多く、質問にもまともに答えてもらえない、つまり納得していない和解案に参加なんてできるでしょうか。公開を避けるために納得していない和解案を受け入れるか、戦うかで後者を選んだということです。
戦うといっても、声をあげることだと思っています。ヨーロッパは大きな声をあげましたし、国内でもいくつかのグループが反論を出しています。情報処理学会もステートメントを出しましたね。
ナチス絡みの"なにもかもが遅かった"という寓話?がありますが、沈黙しつづけるのは罪だと感じたのが和解を受け入れなかった真意です。
Oh 君のドリーム 君のLOVE 狙っているんだ 犯罪組織ああ それは彼らが悪だから 悪だから
WOW 超ビッグな犯罪組織 君があがめるアルファブロガーも組織の手先さ WOW WOW 手先さ
巨大な悪の犯罪組織 ネットを奪った犯罪組織WOW WOW 復讐 WOW WOW 復讐
日本の場合、版元切れ次回発行未定という事実上絶版なんだけど絶版扱いではないという困った制度があります。これが次回発行予定無しなら絶版扱いで他の出版社から発行してもらうという交渉ができるのですが、次回発行未定だと絶版扱いではないため版権を買い取る必要があるので、まとまって売れる可能性がある書籍じゃない限り出版社は買い取って発行しようとしません。
そういうこともあって、版元切れ次回発行未定という形で干されている人達の中には、現状よりマシということで、和解に乗りたかった人が結構いるようです。
なるほど、和解に乗った後で、いくら払ってもらえるのか、いつ払ってもらえるのか分からないことに気が付くんですね。
・・・創作者が飯を食っていける方法を考えないといけないのに、考えずに自由に使わせろと言う人が多いんだよな。
原稿や元の図版(仮の図など)の著作権さえ著者が保有してれば、新たに別の出版社で新規にDTP作業を行えば版権に触れることなく再出版が可能です。版権の買い取りは不要です。
"版元切れ次回発行未定"のままの本は、どうであれ再発される可能性はもともとゼロなので「干されて困っている」じゃなくて、「増刷の可能性がゼロなので、オンラインで売ってもらえるならうれしいと考えている」と思うのですけども。
売れるのなら未定にならないし、未定のものを買い取ろうとする出版社もないでしょうし。要するに需要と供給のありきたりな問題なのでは。
そういうあなたもAnonymous Coward
きちんと実名で解説してよ版権やらマッチポンプやら
きちんと実名で解説してよ 版権やらマッチポンプやら
ほんとだよ。まったくだよ。間違ってるとか分かってないとか言うだけなら誰にでもできる上に、読む方にとっては何の役にも立たないんですよ。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:5, 参考になる)
著者の立場から今回の件で起きたこと、思ったことを時系列で書きます。
(1)「googleが"絶版"本をオンラインで公開するらしい」と噂に
この時点では「"絶版"本だからいいんじゃね、公開はアメリカ国内に限るらしいし」と肯定的でした。
(2)アメリカ国内で入手困難なものも絶版扱いされるとの情報がひろまる
「おい、それって何?」と疑いの眼差しで情勢を見守っていました。
いまだに「絶版だからいいんじゃないか」という意見をいう人がいますが、
「アメリカ国内で入手困難な本=絶版」ですので、日本国内の本はほとんど"絶版本”です。
(3)上と前後して、アメリカで訴訟+和解のニュース
訴訟の件を聞いたときには「そりゃそうだ、あまりにむちゃだよ、この話は潰れる」と予想。
しかし一転、和解訴訟になったことで目が点に。
(3)出版社(国内)から連絡がとどく
要するに「和解したほうがいいよ、和解に応じると金がもらえるよ。和解に応じないとしてもスキャンされる
可能性は残るし、自分でアメリカで裁判起こさないとならんよ」という手紙orメールが
複数の出版社から届きました。少なくとも国内の大手出版社といわれる会社は和解に応じる対応をしました。
勝手にスキャンしたことに対する抗議もせず、著者の著作権を無視して自身の版権とそれから生まれる
収益に目がくらんだのは確か。
勘違いされることが多いようですが、出版社は出版社の利権である版権をいとも簡単に売り渡しています。
かなり腹が立ったのは言うまでもありません。
(4)和解内容と同意文書を読む
和解内容もでたらめの極致で、いつまでにいくら入金されるか、和解の同意書には明記されていません!
2014年?だったか、かなり先までは"払いません"とだけ明記されていて、いつ払われるのかはまったく
不明な内容です。また、金額も手数料が不明なため実際に入金される金額は不明です。
そして手数料はgoogleと和解団体などで構成する団体に払うことになります。
これってなんのマッチポンプ?
(5)googleに電話
和解文書の内容が理解不明なので何点が質問しましたが、
まず担当者が不在とのことでまったく取り合ってもらえません。
Google「担当はお休みを頂いております」
私「これだけ大騒ぎになっているのに、対応しないんですか」
Google「来週末には戻ります」
私「それって、和解の期限日じゃないですか!質問に答えずに期限まで逃げるつもりですか!」
Google「....」
私「対応窓口を知らせてください」
Google「メールアドレスをお知らせします」
(6)メールでの質問と、技術的にあまりに杜撰な対応に切れる
いくつか質問しましたが、入金時期、および入金の率は文書の通りですと繰り返すのみ。
また、「アメリカ国内だけの公開はどうやって保証するか?海外からでもproxy使えばいくらでもダウンロード可能だ」
については「できる限り対処します」と、まったく技術的な対処のメドがないにもかかわらず
サービス(誰のための?)提供に驀進する模様であることがわかりました。
そもそも、このサービスはアメリカ国内だけの話です。
アメリカ国外からのアクセスは完全に遮断しなければなりません。
が、googleはその対応をまともにやろうとはしていません。だって不可能ですから。
それでもサービス(誰のための?)をごり押しして進めようとしているのはなぜでしょう?
(7)和解訴訟から離脱
あまりにばかばかしいので和解訴訟から離脱しました。
(8)今思うこと
出版の前に音楽業界や映像業界で同じ話がありました。
ネット配信業者、を映画会社や音楽レーベル、JASRACみたいな業界(利権)団体が
リスナーの利便より自分達の利益確保に邁進しました。
しかし、完全に疎外されているのが実際に音楽や映像を作っているミュージシャンやクリエーターたちです。
彼らにまともにお金が払われているのでしょうか。単価が下がってしまったため大物しか喰えない状況に陥っています。
音楽の時は他人事でした。出版ではじめて身に浸みました。
わが身に起こらないと実感できないのは我ながらなんと鈍感だったのだろうと反省しきりです。
著者とて利益がでなければ執筆はできません。著作権や版権は特許と同じく、創造者の利益をまもるための"仕組み”です。
技術の進歩によって仕組みも変えていく必要はありますが、
卵がおいしいからといって卵を全部食べたら、その卵を産むニワトリが育たず、結局卵も食べられなくなってしまいます。
人間には知恵があるので、必ずうまい仕組みを考え出せると思います。
しかしgoogleのやろうとしていることはよい仕組みではありません。支払い期日も支払い金額も明記しないで
勝手にスキャンして公開し、嫌なら文句を言えは公開を止めてやるというのはありえません。
一度ネットに載ってしまえば削除は不可能だからです。
もっと賢い仕組み、googleだけが肥えるのでなく著者の権利が守られて喰える仕組みが必要です。
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1, 興味深い)
ついでなので、Googleへの技術面での質問と、それに対する"技術的な"回答を載せましょう。
> (2)米国公開限定の手法
> 今回のgoogleの暴挙は、米国著作権法のフェアユースを悪用したものであり、
> 米国内での公開しかできないものだが、
> どうやって米国内に限定して公開するのか。
> 技術的にアクセス元の国を限定する方法を明確にせよ。
>
>
> また、米国内でアクセスした書籍データが日本を含む諸外国に流出する可能性が
> あることは容易に想像がつくが、
> このような状況を未然に防ぐ対応をしているのかどうか、
> 具体的に記述せよ。
>
(2)米国外からのアクセスは、IPアドレスによる判別などをはじめ適切な技術的対応をとる予定です。
今後ともGoogle をよろしくお願いいたします。
Googleブックスチーム
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これが世界最高の頭脳を集結したGoogleの答えです。
Re: (スコア:0)
出し抜かれたからには・・・我々もより深く地下に潜って対抗するしかないようだ
エル・プサイ・コングルゥ
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1)
>出版社は出版社の利権である版権をいとも簡単に売り渡しています。
まず出版社との契約書の内容はどのようなものだったのですか?
昔からの出版権設定タイプの契約なのか、著作権・複製権を全部または一部譲渡した契約か、
デジタルを含む複製や二次利用などの権利処理を出版社に委任した内容なのか。
昔ながらの出版権設定タイプならばデジタルでの複製については契約の枠外になるし、
当然出版社は売り飛ばすのも止めるのも両方できんので、一般的なアドバイスとして、
「和解に応じた方がいいんじゃね?」と言ったと。その可能性が一番高いとは思いますが。
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1, 興味深い)
基本的な話ですが、
通常の著書ならば版権は出版社、著作権は著者に属します。
ゴーストライターなどの完全買い取りはまた別ですが私には関係ないので除外します。
著者である私は、出版社が版権を放棄したような対応をすることに対して憤りは感じますが、違反云々には言及していません。
しかし、本来なら出版社がGoogleに抗議すべき問題です。
なぜならどの書籍にも必ず「無断で複写、複製、あるいはファイルに落とすことを禁じます」と書いてあるからです。
今回の件、Googleが完全に出版社の権利を蹂躙しており、またGoogle側が2次利用を出版社に申し出たわけでもありません。
各出版社は自力でGoogleのサイトにアクセスして自社の書籍がスキャンされたかどうか、自力で調べています。
主客が完全に逆転したこの状況下で、2次利用云々の話はまったく見当違いです。
例えば
あなたが何かアクセサリーでも作って、店に卸しているとしましょう。
なぜかGoogleという泥棒がそれを全部盗んでしましました。
そしてGoogleは店に「これを俺様が売るけど少し金やるからいいよな、嫌なら返してやってもいいんだぜ、俺っていいやつだろ」
といい、
店は「いえいえ、売ってくださいよ泥棒様」
と言っていると考えてください。
2次利用とはこんなものではありません。
まずGoogleが店に「これを少し分けて売らせください」というのが本来の2次利用です。
第三者が違法行為(すでに無断でスキャンしています)をすると断言している話に、
著者と出版社との契約論を持ち出すのはよくありません。論点がおかしくなります。
Googleの件は完全に違法状態であることを理解してください。
なぜ、ヨーロッパ諸国が猛反対したのか(覇権という観点もありますが)も考えてみるべきと思います。
違った視点から考えてみる癖をつけるのは悪いことでは無いでしょう。
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1)
えーとタレコミですが。。。
# 以下すべて "書籍" は著作権切れしていない書籍を意味します。
> なぜならどの書籍にも必ず「無断で複写、複製、あるいはファイルに
> 落とすことを禁じます」と書いてあるからです。
このように書籍に書くことによっては書籍の無断で複写、複製、ファイル化を
禁ずることは出来ません。
何故なら著作権法がこのような行為を禁じていないからです。
また、無断で複写、複製、ファイル化したものの配布の禁止を書籍に
書いても法律的には意味がありません。
書き込むまでもなくこのような行為は著作権法によって
禁止されているからです。
(ただし禁止事項を書くことによる抑制効果はあるでしょう)
ということで
> Googleの件は完全に違法状態であることを理解してください。
Google が書籍をスキャンしただけでデータを配布していないならば
完全に合法状態です。
Google に限らず、どのような個人あるいは法人が書籍をスキャンしたと
しても同様に完全に合法です。
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1)
> Google に限らず、どのような個人あるいは法人が書籍をスキャンしたと
しても同様に完全に合法です。
少なくとも日本の著作権法では法人による複製は私的複製に含まれない [bengo4.com]ようですよ。
スキャンしてデジタルデータを作成したら複製ですよ。
Re: (スコア:0)
ごめん質問
>このように書籍に書くことによっては書籍の無断で複写、複製、ファイル化を
>禁ずることは出来ません。
>何故なら著作権法がこのような行為を禁じていないからです。
複製権は私的使用のみ認められる(30条とかだっけ)、と理解していたのだけど。
業として行っていると見なされればアウトとちがうん?
googleの場合は明らかに業務として行っているから違法だと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
スレ元ですが
注意深く読んでいただくと、
私は”違法”と断言していないことが分かると思います。
ただし、公開することを前提として大々的にスキャニングしているのはいかがなものかと。
音楽で同じことやったらどうなりますか?
映像でやったらどうなります?いや、YoutubeですでにGoogleがやってますが、
著作者は著作権違反->削除で大変な労力を使ってますよね。
つい最近、日本のテレビ画像を海外向けに配信していた会社が有罪で9000万だかの支払いを命じられました。
この配信会社とGoogleと、どこに違いがあるのでしょうか。
私には違いが分かりません。
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1, 興味深い)
本でご飯を食べてるわけではないのですが、権利者として僕も考えてみました。
本を書いて初版3,500部で60万円もらえます。
増刷されたので7,000部、120万円のお小遣いです。
Amazon のとあるカテゴリで1位から30位を行ったり来たりしていますが、
もうこれ以上は売れないなーと思っています。
出版されて2年、まだ本屋さんにも並んでますが、
僕はもう Google Books に載せてほしいです(出版社の考えは別で)。
Google Books に反対の権利者は、ネットで公開されると本が売れなくなる。
と考えてると思います。それを自分において考えてみると、
1. ネットで公開されていなければハリー・ポッター並に売れていた
→年末ジャンボが当たるくらいの可能性
2. 立ち読みされた部分に読者の必要な情報が載っていたので買う必要がなくなった
→それは本屋さんでも同じだし、じゃあ本屋で立ち読みできないように縛ればもっと売れるのかといえばそうは思わない。
となりました。逆にメリットを考えると、
1. 本は手にとってもらわないと売れない。ネットで検索されることで、興味を持ってもらえる率が飛躍的に高まる。
2. もう出版社からお金はもらったし、印税は期待できないから社会貢献。
3. ネットに保存されることにより、僕の著作権は公知のものとなるし、名前も売れる。
メリットの方が多いと思いました。もちろん何万部も売れる人は別なのでしょうが。
根本的に、ラジオスターの仕事が無くなったのと同じで、紙のメディアも激減していくと思います。
ここを名言風に書けば、
---
「いいか、俺はね毎日5ページずつ原稿書いてるけど、5ページ書くと3ページ、2ちゃんに転載されるんだよ。
しかもVIPに。だからわざわざ俺の本を買う必要ないんだよ。まとめサイトでざっと読んじゃえば、
それでいいんだよ。な、本を書くなんて無駄なことだと思うだろう?」
「え、いやまあ。」
「そうだよ、無駄なことなんだよ。」
で、次にドスの効いた大きな声で
「でも、書くんだよ!」
こっちに云ったってよりは、てめえに云ったって感じかな。
---
ベトナムの水売りみたいなことをしてもしょうがないし。ね。
#粘着されたくないのでAC
Re: (スコア:0)
>>Google Books に反対の権利者は、ネットで公開されると本が売れなくなる。
>>と考えてると思います。
だけはないかも。
Googleは金額の分配基準が明確でないし本当に支払いされるかどうかわからないのでアウト、
Amazonなら信頼できるのでオンライン出版やるなら積極参加とか。
Re: (スコア:0)
出版と同時にスキャンされて公開されたら、増刷まではされない可能性が十分あるように思いますが。
Re: (スコア:0)
あのー、Google は出版と同時にスキャンして公開するなんて言ってますでしょうか?
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1)
大変興味深いお話ですね。参考になります。
ところで、和解に参加して公開を拒否するという選択肢もあったと思うんですが、それをしなかった理由は何かあるんでしょうか?
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
誰への質問と思いましたがたぶんスレ元だと思うので答えますと、
上のほうに書いたように和解案を読みましたが不明点が多く、質問しても答えに納得がいきませんでした。
不明点が多く、質問にもまともに答えてもらえない、つまり納得していない和解案に参加なんてできるでしょうか。
公開を避けるために納得していない和解案を受け入れるか、戦うかで後者を選んだということです。
戦うといっても、声をあげることだと思っています。
ヨーロッパは大きな声をあげましたし、国内でもいくつかのグループが反論を出しています。
情報処理学会もステートメントを出しましたね。
ナチス絡みの"なにもかもが遅かった"という寓話?がありますが、沈黙しつづけるのは罪だと感じたのが
和解を受け入れなかった真意です。
Re: (スコア:0)
相応の出来高払いができそ~な気もしますが、どうなんでしょうね
Re: (スコア:0)
ぐぐるの鬼、悪魔、誘拐魔!
Re: (スコア:0)
Oh 君のドリーム 君のLOVE
狙っているんだ 犯罪組織
ああ それは彼らが悪だから
悪だから
WOW 超ビッグな犯罪組織
君があがめるアルファブロガーも
組織の手先さ
WOW WOW 手先さ
巨大な悪の犯罪組織
ネットを奪った犯罪組織
WOW WOW 復讐
WOW WOW 復讐
一方、干されている人達の中には (スコア:0)
日本の場合、版元切れ次回発行未定という事実上絶版なんだけど絶版扱いではないという困った制度があります。これが次回発行予定無しなら絶版扱いで他の出版社から発行してもらうという交渉ができるのですが、次回発行未定だと絶版扱いではないため版権を買い取る必要があるので、まとまって売れる可能性がある書籍じゃない限り出版社は買い取って発行しようとしません。
そういうこともあって、版元切れ次回発行未定という形で干されている人達の中には、現状よりマシということで、和解に乗りたかった人が結構いるようです。
Re: (スコア:0)
なるほど、和解に乗った後で、いくら払ってもらえるのか、いつ払ってもらえるのか分からないことに気が付くんですね。
・・・創作者が飯を食っていける方法を考えないといけないのに、考えずに自由に使わせろと言う人が多いんだよな。
"干されている"って? Re:一方、干されている人達の中には (スコア:0)
原稿や元の図版(仮の図など)の著作権さえ著者が保有してれば、新たに別の出版社で新規にDTP作業を行えば版権に触れることなく再出版が可能です。版権の買い取りは不要です。
"版元切れ次回発行未定"のままの本は、どうであれ再発される可能性はもともとゼロなので「干されて困っている」じゃなくて、
「増刷の可能性がゼロなので、オンラインで売ってもらえるならうれしいと考えている」と思うのですけども。
売れるのなら未定にならないし、未定のものを買い取ろうとする出版社もないでしょうし。要するに需要と供給のありきたりな問題なのでは。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そういうあなたもAnonymous Coward
きちんと実名で解説してよ
版権やらマッチポンプやら
Re:実際に販売中の自著をスキャンされた (スコア:1)
ほんとだよ。まったくだよ。間違ってるとか分かってないとか言うだけなら誰にでもできる上に、読む方にとっては何の役にも立たないんですよ。
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