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法律素人なんで、エライ人の解説を求む!
そもそも検索エンジン側が勝手に収集してるものだから、ならないんじゃない?
法律素人だけど、可能性がないわけではないでしょう。(日本の場合)
ただ、威力業務妨害は刑法(234条)、つまり、これが適用されると犯罪者ですから、運用は慎重です。労働争議とか、一部の市民運動が簡単に適用されると困りますから。(過去、労働争議が適用になった例はある)暴力行為とか、ウソ、デマを意識的に流すとかなら、すぐに適用できますが。
多分、公正取引委員会の方が仕事が早いですよ。ただ、Googleの寡占状態も気にしているでしょうけど。
威力業務妨害の構成要件として判例では「威力」を「被害者の自由意思を制圧するに足る犯人側の勢力」(最高裁昭和28年1月30日)と定義してます。
さて、今回の件ですがマーク・キューバン氏は「訪問数の多い1000サイトに各100万ドルを支払いGoogleインデックスから登録を削除」を要請するとありますので、別に氏が各サイトやgoogleに対して「勢力で自由意志を制圧」するわけではなく、100万ドルを報酬とする氏と各サイトの契約(商取引)を結ぶに過ぎません。
また各サイトとgoogleのindex登録も自由意志による民法上の契約(明示的でないにしても)なので、100万ドルを引き替えに各サイトがGoogleとの契約を解除して、結果的にgoogleの業務が妨害されたとしても、自由意志による契約を履行しただけで、氏に対して警察公権力が介入する余地は無いと思います。
一番近い例としては、会社のキーパーソンをライバル会社が札束を積んで引き抜きを行う場合です。この場合、就業規則などで民事上の契約(よくある同業他社への転職の禁止を定めた就業規則など)に抵触する可能性はあっても、刑事事件にはなり得ません。当然、暴力や人質を取って引き抜くのは事件ですが、不正でないお金なら私人間の問題となります。
これまではGoogleが他人の著作物を無許可ないしは事後承諾で再配布していた。それを拒否することにメリットがあるのなら削除要求はむしろ当然の権利である。サイトの本文は言うに及ばず、ページタイトルにも著作権は発生する。キャッシュなど論外と言って良い。(検索利用者にはすごく便利だけど)リンクは拒否できなくてもこれだけで検索の利便性を損なわせる効果はある。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
威力業務妨害にならないの? (スコア:1, 興味深い)
法律素人なんで、エライ人の解説を求む!
Re:威力業務妨害にならないの? (スコア:2)
そもそも検索エンジン側が勝手に収集してるものだから、ならないんじゃない?
Re:威力業務妨害にならないの? (スコア:2)
法律素人だけど、可能性がないわけではないでしょう。(日本の場合)
ただ、威力業務妨害は刑法(234条)、つまり、これが適用されると犯罪者ですから、運用は慎重です。
労働争議とか、一部の市民運動が簡単に適用されると困りますから。(過去、労働争議が適用になった例はある)
暴力行為とか、ウソ、デマを意識的に流すとかなら、すぐに適用できますが。
多分、公正取引委員会の方が仕事が早いですよ。ただ、Googleの寡占状態も気にしているでしょうけど。
Re:威力業務妨害にならないの? (スコア:1, 興味深い)
威力業務妨害の構成要件として判例では「威力」を「被害者の自由意思を制圧するに足る犯人側の勢力」(最高裁昭和28年1月30日)と定義してます。
さて、今回の件ですがマーク・キューバン氏は「訪問数の多い1000サイトに各100万ドルを支払いGoogleインデックスから登録を削除」を要請するとありますので、別に氏が各サイトやgoogleに対して「勢力で自由意志を制圧」するわけではなく、100万ドルを報酬とする氏と各サイトの契約(商取引)を結ぶに過ぎません。
また各サイトとgoogleのindex登録も自由意志による民法上の契約(明示的でないにしても)なので、100万ドルを引き替えに各サイトがGoogleとの契約を解除して、結果的にgoogleの業務が妨害されたとしても、自由意志による契約を履行しただけで、氏に対して警察公権力が介入する余地は無いと思います。
一番近い例としては、会社のキーパーソンをライバル会社が札束を積んで引き抜きを行う場合です。この場合、就業規則などで民事上の契約(よくある同業他社への転職の禁止を定めた就業規則など)に抵触する可能性はあっても、刑事事件にはなり得ません。当然、暴力や人質を取って引き抜くのは事件ですが、不正でないお金なら私人間の問題となります。
Re: (スコア:0)
これまではGoogleが他人の著作物を無許可ないしは事後承諾で再配布していた。
それを拒否することにメリットがあるのなら削除要求はむしろ当然の権利である。
サイトの本文は言うに及ばず、ページタイトルにも著作権は発生する。
キャッシュなど論外と言って良い。(検索利用者にはすごく便利だけど)
リンクは拒否できなくてもこれだけで検索の利便性を損なわせる効果はある。