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逮捕されちゃった人の方に同情してあげてください(´・ω・`)
「正論」はもちろんそっちなんだけれど、こういう落ちたとか落とされたとか どっちが悪いとかいう議論は、やっとこさ技術者の間でも共通認識が作られつつある 段階であるのに、何も分かっていない田舎警察が土足で踏み込んだ、という印象は 免れないんだよね。MDIS内部での過剰な再発防止策などの形での二次被害があり得ると 僕は思うし、そういうものに値するほどの重大な過失では本来なかった、と考える。
警察はちゃんと仕事しただけだよ。わかってる?
ここは、ちょっと違うんじゃないかな。『ちゃんと仕事をしようとした。でも、事件の中身がわかってなくて間違っちゃった。』でしょ。
逮捕するなり、捜査するなりしないと
ここがちょっと間違ってると思う。逮捕 [wikipedia.org]ってのは、捜査機関または私人が被疑者の逃亡及び罪証隠滅を防止するため強制的に身柄を拘束する行為(Wikipediaより)であって、人を勾留して犯罪を犯したかどうかを取り調べる為の行為ではないわけですよ。今回の件では、彼を被疑者扱いすること自体が間違っていたわけで(彼に図書館の業務を妨害する意図はなかった。よって業務妨害とはならないはず。確かに過失はあるのかもしれないんだけど、業務妨害に過失の規定はないよね? 彼の行為を「故意」の威力業務妨害とする根拠も無しに彼を被疑者とした警察は「ちゃんとした仕事をした」とは言えないのでは? 逮捕状を出しちゃった裁判所も同罪かな?)、例えば事情聴取をするとか、証拠隠滅が疑われるならPCを押収するとか、最悪でも任意同行レベルで捜査を行えば、彼が「逮捕」される必要はなかったと考えられるわけです。PCを押収されれば証拠の隠滅は出来ないだろうし、身重の奥さんが居るんじゃ逃亡の恐れも少ないでしょうしね。
勿論、仰るとおり、開発元の責任はあると言うか、開発元の責任は重いでしょう。一番悪い、と言うか、原因はそこにあると考えて良いとは思います。バグがあることを知っていたわけですし、任意のアップデートとか言わずに、最低でも事前に利用者である図書館側に一言あってしかるべきだった。その責任は免れられないでしょう。でも、手続きを間違え、あわや一人の人間の一生を台無しにしかねなかった警察/検察/裁判所の責任も、きちんと検証されるべきだと思いますよ。特に日本では「逮捕=犯罪者確定=人生オワタ」になりかねない風潮もあるわけですし、それを慮って犯罪者を逃がしちゃっても困るけど、多少は配慮して慎重にやってくれよ、とも思うのも一般人の感覚ではあるわけで。
少なくともこの場合、誰の責任がより重いかと言うよりも、それぞれ(開発元/利用者である図書館/司法/逮捕されちゃった人)の対応の過ちを考えていかなければ、結局は責任のなすりつけあいに終始することになってしまって、結局何も残らなくなってしまいます。開発元は何を間違え、本来はどう対応するべきだったのか、利用者である図書館は? 司法は? 市井の開発者は? それぞれが一歩でも半歩でも成長できなければ、この事件は無駄になってしまうことでしょう。
以下は余談。
一番悪い所に対して「同情」を示すってところが、普通の感覚と違う。
明日は我が身だと思っちゃうと、つい、ね。勿論、問題が起きないように、手を抜かず、完璧を期して仕事はしてるんだけど...。それでも自分が完璧だとは到底思えないもん(笑)。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
MDISはどんな負荷試験をやっていたんだ (スコア:5, すばらしい洞察)
逮捕されちゃった人の方に同情してあげてください(´・ω・`)
飲めば飲むほど弱くなる〜
なので最近禁酒中〜 :P
Re: (スコア:1)
「正論」はもちろんそっちなんだけれど、こういう落ちたとか落とされたとか
どっちが悪いとかいう議論は、やっとこさ技術者の間でも共通認識が作られつつある
段階であるのに、何も分かっていない田舎警察が土足で踏み込んだ、という印象は
免れないんだよね。MDIS内部での過剰な再発防止策などの形での二次被害があり得ると
僕は思うし、そういうものに値するほどの重大な過失では本来なかった、と考える。
ベッコアメ事件 (スコア:0, 参考になる)
警察としては、図書館のサイトが、一般の利用者がやっているとは思えない範囲の
異常なアクセスによって何度もダウンさせらる被害があったと訴えがあったら
動かなきゃいけないでしょう。
そして、逮捕するなり、捜査するなりしないとその詳細は分からない。
しかもその後に起訴猶予になっている。
これ、警察が悪いの?
警察はちゃんと仕事しただけだよ。わかってる?
昔、「ベッコアメ事件」というものがあって、インターネット歴の長い人なら
覚えている人もいると思うけれど、この事件の場合は本当に
「何も知らない田舎警察が
Re:ベッコアメ事件 (スコア:0)
ここは、ちょっと違うんじゃないかな。
『ちゃんと仕事をしようとした。でも、事件の中身がわかってなくて間違っちゃった。』でしょ。
ここがちょっと間違ってると思う。
逮捕 [wikipedia.org]ってのは、捜査機関または私人が被疑者の逃亡及び罪証隠滅を防止するため強制的に身柄を拘束する行為(Wikipediaより)であって、人を勾留して犯罪を犯したかどうかを取り調べる為の行為ではないわけですよ。
今回の件では、彼を被疑者扱いすること自体が間違っていたわけで(彼に図書館の業務を妨害する意図はなかった。よって業務妨害とはならないはず。確かに過失はあるのかもしれないんだけど、業務妨害に過失の規定はないよね? 彼の行為を「故意」の威力業務妨害とする根拠も無しに彼を被疑者とした警察は「ちゃんとした仕事をした」とは言えないのでは? 逮捕状を出しちゃった裁判所も同罪かな?)、例えば事情聴取をするとか、証拠隠滅が疑われるならPCを押収するとか、最悪でも任意同行レベルで捜査を行えば、彼が「逮捕」される必要はなかったと考えられるわけです。
PCを押収されれば証拠の隠滅は出来ないだろうし、身重の奥さんが居るんじゃ逃亡の恐れも少ないでしょうしね。
勿論、仰るとおり、開発元の責任はあると言うか、開発元の責任は重いでしょう。
一番悪い、と言うか、原因はそこにあると考えて良いとは思います。
バグがあることを知っていたわけですし、任意のアップデートとか言わずに、最低でも事前に利用者である図書館側に一言あってしかるべきだった。
その責任は免れられないでしょう。
でも、手続きを間違え、あわや一人の人間の一生を台無しにしかねなかった警察/検察/裁判所の責任も、きちんと検証されるべきだと思いますよ。
特に日本では「逮捕=犯罪者確定=人生オワタ」になりかねない風潮もあるわけですし、それを慮って犯罪者を逃がしちゃっても困るけど、多少は配慮して慎重にやってくれよ、とも思うのも一般人の感覚ではあるわけで。
少なくともこの場合、誰の責任がより重いかと言うよりも、それぞれ(開発元/利用者である図書館/司法/逮捕されちゃった人)の対応の過ちを考えていかなければ、結局は責任のなすりつけあいに終始することになってしまって、結局何も残らなくなってしまいます。
開発元は何を間違え、本来はどう対応するべきだったのか、利用者である図書館は? 司法は? 市井の開発者は? それぞれが一歩でも半歩でも成長できなければ、この事件は無駄になってしまうことでしょう。
以下は余談。
明日は我が身だと思っちゃうと、つい、ね。
勿論、問題が起きないように、手を抜かず、完璧を期して仕事はしてるんだけど...。
それでも自分が完璧だとは到底思えないもん(笑)。