それは Google が実験したこととは異なる。
Google で「妙な単語」を検索すると、ある URL が表示される。
その URL は実在するウェブページを指しているが、その中をいくら調べても
「妙な単語」はそこには存在していない。
つまり、「妙な単語」と「URL」とを関連づける情報は Google Search の中にしかない。
これでは、「Bing は Google Search の出力結果を参照して出力を改善している」と
非難されても止むを得ない。
仮にこれが Microsoft の公式見解であるとしよう。
零細な検索エンジン業者にとっては大変な朗報だ。なにしろ Microsoft が大枚はたいて作った
Bing の検索結果が、「普通のWebページの1つ」として参照できる。ほとんど盗み放題だ。
(数百万人のクリックストリームを取得することは、競争力のある検索エンジンの開発コストに
比べれば無視できる程度のものだ。)
ただし Microsoft には文句を言う権利がないとしても、もともと盗まれている Google から
非難されることは覚悟せねばなるまい。
割合が低いのでは (スコア:0)
わずか1割にも満たない結果を持ってこの主張をするのはちょっと苦しいのでは。
Re: (スコア:0)
でも存在しない単語の検索結果はどこから生まれたの?
なぜそれが人為的に作られた Google のそれと一致するの?
#お前が無くした約100本のボールペンのうち、上司の机から出てきた(お前の主張では盗まれた)のはたった7~9本。
#わずか1割にも満たない結果を持ってこの主張をするのは(略
Re: (スコア:0)
「Googleの検索結果画面から結果を直接的に複製した」なら問題だけど、
「(偶然Google経由で、偶然Google経由でしか辿り着けない)とあるページを閲覧し、
そのURLがBingツールバーの機能としてユーザの同意を得てMSに送信され、
それを後からBingのロボットがクロールし、その中に含まれていた妙な単語をBingが新規語として認識し、
Bing側でも検索結果に含まれるようになった」なら、何の問題もない。
Googleが表示していた検索結果のうちわずかしかBing側に含まれてないというのが事実なら、
裏で起きていたことが前者じゃなく後者であったということを示唆するように、自分には思える。
ドメインすら違うURLを「Google経由で検索して辿り着いたから」というだけの理由で
Bingがクロール遠慮する必要はないでしょ?
Googleの検索結果に表示されるページは全部Googleのものだと言いたいなら、とんだジャイアニズムだ。
Re: (スコア:1)
それは Google が実験したこととは異なる。
Google で「妙な単語」を検索すると、ある URL が表示される。
その URL は実在するウェブページを指しているが、その中をいくら調べても
「妙な単語」はそこには存在していない。
つまり、「妙な単語」と「URL」とを関連づける情報は Google Search の中にしかない。
これでは、「Bing は Google Search の出力結果を参照して出力を改善している」と
非難されても止むを得ない。
Re: (スコア:0)
ああなるほどね。ちょっと勘違いしてた。
まあでも、Googleだって検索語そのものが含まれていないページの検索結果を出すことはしょっちゅうあるよね。
最近の検索エンジンは内部に含まれている単語だけのインデックス化だけではなく、類義語や地理情報も含めた総合的な判定をしているから、『リンク情報を見るとその単語とそのページとはとても密接に関わっている』というだけで、検索結果のトップに出てくることは多い。
例えば「ぐぐる」や「ようつべ」で検索したら「もしかして」とも言わずにGoogleやYouTubeがトップページに出てくるとか、 あだ名だけ [google.co.jp]で芸能
Re:割合が低いのでは (スコア:1)
いわんや既知の単語においておや、参照していませんとシラを切るのは非常に難しい。
というわけで "Bing - Powered by Google" の尊称を奉ろう。
Re: (スコア:0)
いや「参照してません」なんて言ってないし、しらを切る必要なんてどこにもないでしょ。
「参照はするけど、それは単なる普通のWebページの1つとしてGoogleの検索結果も取り扱った結果であり、Googleを狙って意図的に情報を抜くような実装は一切してない」ってこと。
そこでGoogleが「Googleの検索結果だけにしかその単語と囮ページを結びつける情報がない」という、普通ならあり得るはずのない状況を無理矢理作り出し、その結果で「"意図的に"Googleを狙って情報をブッコ抜いた」ような印象を植え付ける主張をしてるの。Googleによる印象操作の感がぬぐえない。
Bingにとっては、「新規の単語が出現し、著名なサイトがその新規の単語で特定のページにリンクしている」という情報が欲しいだけ。「それがGoogleの検索結果だけにしか出現しない」なんていう迷惑極まり無い状況は、まさか想定してなかったんだろう。
Re:割合が低いのでは (スコア:1)
仮にこれが Microsoft の公式見解であるとしよう。
零細な検索エンジン業者にとっては大変な朗報だ。なにしろ Microsoft が大枚はたいて作った
Bing の検索結果が、「普通のWebページの1つ」として参照できる。ほとんど盗み放題だ。
(数百万人のクリックストリームを取得することは、競争力のある検索エンジンの開発コストに
比べれば無視できる程度のものだ。)
ただし Microsoft には文句を言う権利がないとしても、もともと盗まれている Google から
非難されることは覚悟せねばなるまい。
Re:割合が低いのでは (スコア:1)
>いや「参照してません」なんて言ってないし、しらを切る必要なんてどこにもないでしょ。
そう思う。
検索エンジンが検索の対象になってもおかしくはないと思うんだけどね。
検索エンジンって、そもそもそこらじゅうにあるモノを検索して集めるわけで、何も、他の公開されている検索エンジンを対象外にするルールがあるわけでもないと思うね。
カンニングとか言っていても、探し得る情報を収集するといことで、まっとうな事だと思うけどね。
検索エンジンって、集めた情報の量だけではなくて、料理の仕方(並べ方取捨選択)が結構重要で、その後者について追いつかれそうなGoogleの焦りみたいなものを感じます。