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グルーポン・ジャパン、訴えられる」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2011年06月29日 13時11分 (#1978633)

    グルーポン系のサービスは、基本的な仕組み自体は普通のクーポン発行サービスと変わらなくて(でなければこんな参入しない)、二重価格だとか過剰な発行枚数だとか、良くあるクーポンの問題に行き着いてしまう。あとは支払い過程の問題くらい。日本で、マッサージ系のお店が類似サービスを利用して、問題なかったというブログも読んだ覚えがある。
    二重価格は明らかに不当だけど、枚数については調整がつくはず。

    ただ、問題が発生した場合、いつも気になるのは、その枚数を「誰が」「どんな経緯で決めたのか」が不明な事。これだけはきちんとやってほしい。
    営業ごり押しなら改善が必要だし、店舗側が過剰に発行したなら、もっと適切な説明をするべき。いつも人間的な問題に行き着いちゃうんですよね。

    • by denchu (6847) on 2011年06月29日 13時40分 (#1978654)

      営業ごり押しなら改善が必要だし、店舗側が過剰に発行したなら、もっと適切な説明をするべき。いつも人間的な問題に行き着いちゃうんですよね。

      グルーポンと契約するときは、口頭で言ったことをすべて文章にして契約書に書いてもらう。
      くらいしないと駄目なのかもしれませんね。

      親コメント
      • by nenaaki (37609) on 2011年06月29日 14時49分 (#1978687)
        民事裁判でしたら、別に契約書に書かれていないことでも・・・という体験談もあります。私のですが。

        例えば、「当時の会話の要点をメモしてありました。」とかのコピーを提出しても、十分考慮されます。
        私が裁判で争った相手は実際にそうしてきました。

        契約書に記載されていない事項を争うために、相手は私が口で言ったことをメモしたという紙を提出してきました。
        それで、
        「事業が失敗したのはソフトウェアを完成させなかった技術者の責任」
        と説きました。

        私は私で相手の営業戦略のずさんさを説く資料を作成して提出したりしました。
        「彼の失敗の責任は技術者である私ではなく、彼の戦略にありました」
        と主張するためです。
        メモの真偽は、事業が有効であることの後に精査されるから、当座無視して良いと弁護士に言われたためです。

        結果としては、その裁判は私が完全に勝ちました。
        契約は存在していましたが、事業として失敗した責任は私にはない、という結論でした。
        (事業の失敗の結果として、ソフトウェアは完成しなかったとか。今考えると、すごいゴリ押し。)

        弁護士が言うに、
        ・契約書に書いてあっても、その契約はおかしいと主張して認められることがある
        ・契約書に書いてなくても、当時の状況を説明できる資料があればそれは十分に考慮される
        ということのようなので、契約書ばかりを重視する必要はありません。

        口頭でこんなことを言われた、言われなかった。
        ということも理路整然と記述して裁判所に提出すればそれは重要な資料とみなされます。

        この件は、どんな風に発展するか、じっくり見守りたいところです。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          そうなんですよね。
          今回の場合、契約書に「発行枚数はこっちが勝手に決めっから」と書いてあっても、
          営業が「客は通常の1・5倍から2倍しか増えない」と言った事を盾にして、
          それを信じたからその他の条件を飲んだのだ、と主張する事は出来る。

          結局、きちんと主張できるかどうかと言う話ですよね。
          • by Anonymous Coward

            向こうの方がうわてな気がします。
            http://getnews.jp/archives/102058 [getnews.jp]
            >お店側が『グルーポン』に確認してみると『グルーポン』側は「契約しています」の一点張り。
            >それでは契約書を見せて欲しいと言っても見せてもらえないとう状態が続いた。そしてその後よ
            >くよく話を聞いてみると、担当者が契約書と言っていたのはケーキショップの店長に「写真掲載
            >のチーズケーキの写真はこれにしましょう!」と打ち合わせをした時のただの“メモ”だったとか。

            • by Anonymous Coward
              弁護士の腕と、原告側の熱意で勝敗が決する気がします。
            • by Anonymous Coward
              > 向こうの方がうわてな気がします。

              上手(うわて)と言うか、これは「ヤリ逃げ」の心配をした方がいいレベルですね。
              ギリギリまで無断クーポン発行で稼いで、訴訟が増えたら夜逃げするのでは?

              あぁ、最近になってIPO申請云々と言ってたのは、
              「事業継続性がある(夜逃げの心配が無い)かの如く見せかける」演出なんですね。
              と言う事は、いよいよ秒読み段階なのかな?

              # 日本法人が独断でやらかしたんだよ、日本法人代表を切って組織刷新したよ、
              # と言うシナリオも考えられます。(夜逃げ前の時間稼ぎとして)
      • by Anonymous Coward

        グルーポン側が勝手に枚数を決められるというのは契約書に書かれているわけで。だからこそ店側が自己責任だと叩かれるわけで。BtoBの契約だからどちらかが一方的に手厚く保護されていたりしないし。

      • by Anonymous Coward

        いや契約ってそういうもん。
        口頭の契約も有効なんだけど、証明が難しいので悪用されたり裁判の争点になったりする訳で。

    • by Anonymous Coward

      >いつも人間的な問題に行き着いちゃうんですよね。

      もしかすると、グルーポンのビジネスモデルとはクーポンで商売することではなく、クーポン乱発による損害を店舗にのみ押し付けることでもなく、それらを「いつもの人間的な問題」としてうやむやに葬る点にあるのではないだろうか。

普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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