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「税金を払わないIT企業」、海外でも話題に」記事へのコメント

  • 制度が悪い (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2012年04月27日 21時06分 (#2144163)

    節税自体は問題ない。ルールに則ってやっているのなら。
    経済活動を行っている地域で税金を取れないのを問題視するなら、それは制度が悪いと言うしかない。
    制度を修正するのが正道だろう。

    • Re:制度が悪い (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2012年04月27日 22時23分 (#2144197)

      「節税」ではなく「租税回避」

      親コメント
    • by epgrec (43527) on 2012年04月28日 12時18分 (#2144407)

      ITにかぎらず経済がグローバル化しちゃってるから、企業の本拠地はどこにおいてもいいみたいな
      感じになりつつあるんで精度といっても難しいですよね。

      仮に日本で儲けてるのはけしからんという制度を作って日本で税を取ることにしたとすると、
      そのぶんは経費で落とされるから、利益を計上していた国や地域の税が減るということもあるだろうし。
      つまり国や地域で税の奪い合いみたいなことが起きちゃう。

      極端な話、経済がグローバル化しているのに国境はあるというのが問題の根本かも。国際徴税局
      みたいのを作って、グローバルで利益を上げている企業から税をとって、利益が占める割合に応じて
      格好に配分するとか、そんなふうにすると不公平感がなくなっていいかもですね。
      租税回避地の問題もクリアになるし。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年04月27日 21時25分 (#2144170)

      そりゃそうなんだが、どう修正すればいいと思う?

      親コメント
      • by mondy (27787) on 2012年04月29日 3時10分 (#2144646)

        いずれ租税制度から活動税に変わるんじゃないですかね?

        この問題って簡単に言うと、経済活動しているのに活動場所に維持管理費(税金)を落としていかないことですかね?
        なのでフランスは販売活動に対して、売上税(販売税)の案を出してきたんでしょう。
        この案をフランスその他が採用しだすと、今度は企業が税金制度がおかしいと言い出して控除を求めだす。
        そうやって最終的には活動ごとに税制が分かれていくか、現地に営業所を立て始めるんじゃないかな。
        まぁこれに関係するのはグローバル企業だけで、国内活動のみの会社なら租税のままだと思うけど。

        国際徴税局などは現実的な利益が関わっている以上、収集がつかなかったり内政干渉になったりしそう。
        結局、各国の税制改革で調整して、調整に参加しない国には1段高い関税や税制導入で対応していくしかないのかな?

        因みに税金はやっぱり活動した場所にも払ってもらわないと困るわな。
        日本国内で活動している以上、色々とすり減らしたりしているわけで
        その維持管理費等として税金を払っていってもらわないと、その地域の住民からしたら余りいい気持ちにはなれない。

        親コメント
      • by northern (38088) on 2012年04月28日 6時17分 (#2144301)

        外形標準課税の強化で、顧客基盤も評価対象にすればいいんじゃね?

        外形標準課税なら赤字企業にも課税できるし、ろくな利益も上げられない企業にはさっさと退場してもらった方が新陳代謝が進むからオススメ

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          顧客基盤って何よ?

          • by northern (38088) on 2012年04月28日 10時56分 (#2144378)

            ネット企業については抱えてるID数も企業の規模を計るのに使うってこと

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              じゃライバル企業の税金を上げるために、架空のIDを登録しちゃう企業が出てきても、それでいいんですか?
              思いつきでバカなことを書かないほうがいいよ。

              • by northern (38088) on 2012年04月28日 12時39分 (#2144417)

                そりゃ業務妨害で摘発されてもいいならねw

                親コメント
              • by northern (38088) on 2012年04月28日 17時35分 (#2144500)

                利用実態が無いIDが大量に追加されればわかるでしょ

                そもそも無料サービスじゃ税収って話にならんし

                親コメント
              • by yu-na (10754) on 2012年04月29日 15時13分 (#2144737) 日記
                要するに、どんだけ日本で活動しているか? を測りたいだけでしょ。

                ID 数が最も良い指標かは分からないけれど、少なくとも
                経済活動の大きさに相関はありそうな指標だと思うけどね。

                特に、初音ミクや犬みたな些末な例外を取り上げて、意味あるの?
                # むしろ休眠アカウントとかの方が、量的にも大きくない?

                で、(ユーザが) 無料 (で使える) サービスで40億$以上売り上げている
                facebook で、日本での活動の寄与分がどれぐらいかを測る上で
                ID 数が全く役に立たないとは思えないんだけど。

                納得できるルールを作れば良いだけなのに、
                "判断基準がない" なんてコメント、なんの生産性もない。
                # 原理的に判断する基準を作れないのなら意味はあるけどね

                問題は、こんなところに書いていても、チラシの裏に書いてても
                与える影響は同じって事じゃないかと。;-p
                親コメント
      • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward

        消費税を上げれば、売上に対して公平に課税できる。

        • Re:制度が悪い (スコア:2, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2012年04月27日 22時38分 (#2144202)

          輸出戻し税という不公平な実態があるよ。苦しむのは下請けばかりなり。

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2012年04月28日 4時11分 (#2144291)

          消費税を払うのは消費者ですが?事業者はびた一文負担しないぞ。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            法人税だって負担するのは消費者ですが?

            • by Anonymous Coward

              なんでやねん。その理屈を消費税と並べて書いてくれ。

              • by Anonymous Coward

                まぁ法人だって一応消費者ではあるからねぇ。
                と、屁理屈を言ってみる。(でも意外とそういう意味なのかも。)
                ついでに法人税が上がると会社に入る収益的には減るので、
                リーマンの給料が下がり負担になるという見方もできなくはないかな。
                #元ACとは違います。

          • by Anonymous Coward
            第五条  事業者は、国内において行つた課税資産の譲渡等につき、この法律により、消費税を納める義務がある。
        • by Anonymous Coward

          それって、別に消費税を上げる必要ないんじゃね?
          既存の消費税の納付額で売上が推定できるから、その分法人税を累進で払わせればいいだけ

          消費者も消費税増税分価格が上がると、特に嗜好品等が確実に消費を減らすだろうし。
          こういうと消費は下がってないと言う意見もあるが、日本の場合は食料品や生活必需品まで一律同じ税率だから
          そこで減ってないように見えるだけで、実際は安いものを買うようになったり高額製品、例えば車とか家電の買い換えが
          減ったりしていると思うよ。

          景気が完全に好況なら消費税でも良いと思うけど、現在は微妙な状態で円高もあるので止めといたほうがいい
          所得の二極分化もデフレと消費税、税額控除の現象等の要因が原因なんじゃないのかな
          まずは日本銀行法改正でインフレターゲット法制化、政治主導でのインフレ率策定、日銀主導での国債引き受け財政出動請求権付与、目標未達の際の制裁規定等が必要だよ

          • by Anonymous Coward on 2012年04月27日 23時01分 (#2144208)

            > 法人税を累進で払わせればいいだけ
            Amazon は日本に法人がないと主張し、日米二国間協議の結果その主張が認められた [wikipedia.org]ので無意味。ちっとは調べてからコメントしろ。

            2009年7月、「本社機能の一部(日米租税条約で定める恒久的施設にあたるもの)が日本にある」として東京国税局から140億円前後の追徴課税処分されたことが報じられた。アマゾン側は「米国に納税している」と主張し日本とアメリカとの2国間協議を申請。アマゾンジャパンも「課税は不適切」とし、日本での納税義務は無いという立場である。 2010年9月、日米当局協議の結果、日本の国税庁の主張は退けられ、国税庁は銀行供託金の大部分を解放した

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            • by bero (5057) on 2012年05月01日 15時52分 (#2145622) 日記

              詳細知らずに反応するが「しかし」以降を外して引用した上で「無意味」と言い切るのはどうよ

              日米当局協議の結果、日本の国税庁の主張は退けられ、国税庁は銀行供託金の大部分を解放した
              。しかし、Amazonの法人税については、依然としてフランス、ドイツ、日本(2006年から2009年)、ルクセンブルク、イギリスなどによって査察が進行中、または行われる可能性が指摘されている。

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              日本の利益かアメリカの利益かで官僚が動いたらこうなるでしょうね。
              低い税金はアマゾンのサービスにも反映されてるはずなのでせいぜい使い倒して元を取るのがいいでしょう。
              後は知ったことじゃない

              • by Anonymous Coward

                逆に言えば、FTAのような二国間経済貿易自由協定は上記の実例で危険性が高いとも言える。
                日本とアメリカのように経済上も防衛上も日本がある程度依存している国であれば特に。

                TPPのような多国間の経済貿易協定のほうが正しい。(内容はいろいろあれど交渉形態としては)

            • by Anonymous Coward

              そんなもん日本に法人がないと開業できないように
              制度を変えたらいいだけなのにね。

              • by Anonymous Coward

                自分が販売者側にたったつもりで、自分のコメント読み直してみなよ。

              • そしたらコスト削減の為に消費期限が過ぎた物を送る事も良いだととなるが?
                消費者側に立って考えろというならわかる。
                通信販売では詐欺みたいな事もあるから
                登録制にしたら良いんじゃないかな。

          • by keybordist (3572) on 2012年04月28日 3時09分 (#2144284) 日記

            日本一国だけの問題なら、インフレターゲットで市場にジャブジャブ資金を流せば、インフレ期待が盛り上がってデフレ脱却に向かうかも知れないけど、
            実際はそんなわけ無くて、日本国内の市場が拡大しない限りは有効な資金需要が生まれず、海外に資金が向かい、
            やがては、サブプライムローンのようなバブルを生み、育む結果に繋がるのですがね。

            インフレターゲット、というか、金融緩和策で出来るのはあくまでも資金を借りやすくする状況を作り出すだけであって、
            日本国内の市場を拡大させる努力、それこそ、移民の大幅な受け入れだったり、政府規模を半減するような規制緩和だったり、
            そういう成長戦略が伴わないと、より最悪な結果を生み出すだけだと思いますよ。

            親コメント
            • by funakichi (28497) on 2012年04月29日 19時59分 (#2144828)

              有効な資金需要が生まれず、海外に資金が向かうのは円安要因ですよ。(円を売って海外資産に投資する)
              円安はインフレ要因ですし。(輸入品の値段が上がる)

              有効な資金需要については、緩和的政策下でのインフレは貨幣減価による消費増加要因(持ってるより使っちゃったほうが得)、実質利子率が低くなることでの投資増加要因と言われてますね。あと給与所得の伸びがどうしても物価の伸びに遅れがちなことで雇用増加要因とか

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              こういうにわか政治評論家の床屋政談以下の議論がいろいろと日本をだめにしている気がしてならんよ。

            • by Anonymous Coward

              仮に日本の資金需要がないというのなら、海外に資金が向かうということだがこの時点で円安方向に向かうだろう。
              円安はGDPを増やすというのは既に経済白書等で統計数値でも解っている事実でもある。

              また、向かった先でどのように使われるのかはその国の自己責任である。
              金融緩和は日本の景気政策なのだから、日本の国内の事を考えるのが最優先でもある。

              市場が拡大しないから資金需要がないではなく、デフレとそれによる円高で実質金利が高く国内投資は縮小しており通貨選好が高まっているから消費も増えない、消費も増えなから投資も安全資産である低利の国債に偏ってい

              • by Anonymous Coward

                2000年代に日銀は低金利政策を進めた結果、円キャリートレードで2006年ごろまでは円安傾向だったけど、世界同時不況が起きたので、円が日本に戻ってきて円高になっているのが現在の状況だというのに、何をピント外れなことを言っているのだろうかこいつは。

              • by Anonymous Coward

                > 安全資産である低利の国債に偏っている現状である。
                じゃ国債を刷らないか、デフォルトして償還を無期延期すればいいんじゃねw

            • by Anonymous Coward

              日本銀行に国債を引き受けさせて、その代金で公共投資でもしたらいいんじゃない?
              金融緩和だし、有効需要も増える=財市場の需要>供給になるから、デフレ脱却できるよね?

              海外に資金が向かう? 円安になって結構だろ?

            • by Anonymous Coward

              クルーグマン「妖精譚の終幕」(NYT,2012年4月26日)
              (Paul Krugman, “Death of a Fairy Tale,” New York Times, April 26, 2012)

              緊縮策はうまくいっていないとようやくみんなが認めだしてる.
              一方,わるい知らせ:近いうちに方針転換される見込みは薄い

              http://econdays.net/?p=6451 [econdays.net]

    • 制度が悪いというのは簡単ですが、
      その制度自体が政治家や一部の官僚(日本の場合)によって決まっていて、その制度設計とか議決とかのキーパーソンは当該企業始めとするグローバル企業とずぶずぶという問題がひとつにあるわけですよ。
      もうひとつの制度的な問題はアマゾンにしてもグーグルにしても、本社の住所が所謂タックスヘブンにあってこれらの国は法人税取らないか法外に低い税率なのでどこの国もまっとうな形では税金が取れないという問題もある。

      フランスは、サルコジ政権はともかく議会に関してはこれらの裏付けになってるグローバリズムと大きく距離を置いてるので、「制度を変える」方向に進んでるのですが、アマゾンやグーグルの「本国」であるアメリカなんかは連邦議会も州議会もグローバル企業の献金漬けなので制度を変えることができない。
      # 仮に、アメリカが真っ当な税金を米系グローバル企業から徴収して公共事業や福祉に回していたら、不景気が一発で吹っ飛ぶ可能性が高いです。
      # その位、グローバル企業は制度に介入することでボロもうけしてる
      ## そこら辺を取材した動画がありました http://live.nicovideo.jp/watch/lv89131052 [nicovideo.jp]

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        パナマ船籍がマズイって大昔から言われてるのに、一向に改まらないのを見ると
        こういうのもたぶん改善される可能性は薄そうですね。

    • by Anonymous Coward

      どっちかというと、「だから制度変えて税金納めさせようぜ」的な動き、って話のような。
      (特に本文中のフランス)

      まぁ、そうしたらそうしたで別の抜け道考えるんでしょうけどなー

    • by Anonymous Coward

      制度を企業の都合のいいようにどんどん変えて、
      制度が悪い(キリッ
      ですか・・・。

      • by Anonymous Coward

        物事は正確に。
        ×制度を企業の都合のいいようにどんどん変えて、
        ○制度を一部企業の都合のいいようにどんどん変えて、

        #人が決めている限り誰かに負担がいっています。
        #そしてその負担がいくのは大体弱者です。
        #もしくは制度を決められない側ともいえる。

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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