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プレスリリースによれば、豚の糞尿の特徴(窒素とリンの高濃度で存在)に対する最適化と、反応炉の大型化、高速化、最適化、さらに糞尿の中に存在する重金属の処理が改善点のようですよ。それぞれの事柄には関して目新しさが特にないという点には同意しますが、それらを組み合わせて簡単に大規模導入が可能である(と思われる)パッケージにしたという点が今回の目玉じゃないでしょうか。
また、窒素とリンの取り出しも重要度が高いみたいです。プレスリリースの中で、現在糞尿から垂れ流されている栄養素は大体1頭当り50ドル位と言っていますから、金銭的なリターンも相当期待出来そうです。
後、プレスリリース中にあった "taking advantage of the relatively low cost of technology trials and scale-up work in China" を読んで、研究にもアウトソーシングの流れがあるのかとか思ってしまいました。
リンは閉鎖系循環、チッソも半開放系循環とは言いつつ畜産は窒素固定に寄与していませんので、リンもチッソも元ネタが必要となります。養豚の場合、基本的に餌は購入しますので、当然、排泄されるリンやチッソの元ネタは餌として購入したものです。(裏庭で数頭飼いしている豚なら、残飯でも何とかなるでしょうが)
ですから、リターンというよりリカバーですね。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
この話のどこが新しいのか (スコア:2)
古典と言ってもいいようなもので、何を今更って感じですが。
ネットっでもバイオガス、バイオ燃料、バイオガス発電等という単語が転がっています。
例えば、バイオマストピックス [asiabiomass.jp]の中に、
ネタは少し古いですが、ベトナムの消費エネルギーは46%がバイオエネルギー [asiabiomass.jp]
といった記事があるくらいです。
Re: (スコア:3, 参考になる)
プレスリリースによれば、豚の糞尿の特徴(窒素とリンの高濃度で存在)に対する最適化と、反応炉の大型化、高速化、最適化、さらに糞尿の中に存在する重金属の処理が改善点のようですよ。
それぞれの事柄には関して目新しさが特にないという点には同意しますが、それらを組み合わせて簡単に大規模導入が可能である(と思われる)パッケージにしたという点が今回の目玉じゃないでしょうか。
また、窒素とリンの取り出しも重要度が高いみたいです。
プレスリリースの中で、現在糞尿から垂れ流されている栄養素は大体1頭当り50ドル位と言っていますから、金銭的なリターンも相当期待出来そうです。
後、プレスリリース中にあった "taking advantage of the relatively low cost of technology trials and scale-up work in China" を読んで、研究にもアウトソーシングの流れがあるのかとか思ってしまいました。
Re:この話のどこが新しいのか (スコア:0)
リンは閉鎖系循環、チッソも半開放系循環とは言いつつ畜産は窒素固定に寄与していませんので、
リンもチッソも元ネタが必要となります。
養豚の場合、基本的に餌は購入しますので、当然、排泄されるリンやチッソの元ネタは餌として購入したものです。
(裏庭で数頭飼いしている豚なら、残飯でも何とかなるでしょうが)
ですから、リターンというよりリカバーですね。