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「ソフトウェアの安全性欠陥による損害に対し、開発者を訴えられるようにすべきという議論」が進みソフトウェア開発者が減少したため、現代人は冷蔵庫もテレビも車もパソコンもない旧石器時代人のような生活を享受しています
2112年元旦 NHK
ソフトウェア以外の工業製品は、安全性欠陥があったら訴えられるけど、工業製品の開発者は減少していません。
また、工業製品(たとえば自動車)に組み込まれるソフトウェアは、安全性欠陥(たとえば自動車が暴走するとか止まらないとか)があると現状でも訴えられますが(訴えられるのは自動車会社であってソフトウェア開発車ではないですが)、工業製品に組み込まれるソフトウェアの開発者は減少していません。
自動車みたいなパッケージ製品なら、その理屈は通用しますが、ソフトウェアの場合、ユーザーと開発者の双方で作るものなので、その理屈は通じませんな。
パッケージ製品のような作る側だけの努力でどうにかなるものならともかく、そうでないソフトウェアの場合、ユーザー側の努力が期待出来ない以上、衰退するしかないのでは?
> ソフトウェアの場合、ユーザーと開発者の双方で作るものなので
その言い方だと、ソフトウェア全般がユーザーと開発者の双方で作るものだということになってしまいますが、それは事実に反すると思います。ユーザーと開発者の双方で作るような種類のソフトウェアに限った話をするのならともかく。
しかも、いま話題となっているのは
> 冷蔵庫もテレビも車もパソコンも
ですが、こういった製品に含まれるソフトウェアは、ユーザーと開発者の双方で作るものではないと思います。
なお、ソフトウェア以外であっても、ユーザーと開発者の双方で議論しながら作っていく製品もありますが、なにかあったときの責任の切り分けもきちんと議論して合意をとって文書で残しておく必要があります。(たとえば製造設備であったり研究用設備であったり、エンドユーザー向けでない製品が多いですが、家なんかはエンドユーザー向け製品だけどユーザーと開発者の双方で作るものですね)。とくに、複数会社とユーザーが議論しながら作っていく場合、責任の切り分けを明確にしておかないと、なにかあったときにユーザーはどちらの会社に相談すればいいのか困ってしまいます。
で、今回の訴えられるようにという話は、パッケージ製品限定の話題なんでしょうか?
スルガ銀行とIBMの間で起きた訴訟騒ぎの例もありますし、そんな脳天気な話題でもないと思うのですが。
「なにかあったときの責任の切り分けもきちんと議論して合意をとって文書で残しておく必要があります」
ええ、同感ですね。ユーザーがきちんと守ってくれればの話ですけどね。ユーザーはしばしば、事前取り決めも議事録ですらも、「そんな話は聞いていない」とひっくり返す生き物ですよ。そういう経験を幾度もしてきているので、作る側だけの責任にするのは無茶だと書いているのです(苦笑)
> で、今回の訴えられるようにという話は、パッケージ製品限定の話題なんでしょうか?
それは#2218104に言ってください。
> ユーザーはしばしば、事前取り決めも議事録ですらも、「そんな話は聞いていない」とひっくり返す生き物ですよ。> そういう経験を幾度もしてきているので、作る側だけの責任にするのは無茶だと書いているのです(苦笑)
そういう被害にあった場合への防衛策として、開発者の責任は問えないようにするのは、過剰防衛ですね。まじめなユーザーが極悪なプログラムに当たってしまった場合にまったく救済の道がありません。
だいたい事前取り決めや議事録を反故にした経緯があるユーザーが開発者を訴えて勝てるとは思えないし。というかむしろ逆に訴えたら?
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
やがて (スコア:0)
「ソフトウェアの安全性欠陥による損害に対し、開発者を訴えられるようにすべきという議論」が進みソフトウェア開発者が減少したため、現代人は冷蔵庫もテレビも車もパソコンもない旧石器時代人のような生活を享受しています
2112年元旦 NHK
Re: (スコア:0)
ソフトウェア以外の工業製品は、安全性欠陥があったら訴えられるけど、工業製品の開発者は減少していません。
また、工業製品(たとえば自動車)に組み込まれるソフトウェアは、安全性欠陥(たとえば自動車が暴走するとか
止まらないとか)があると現状でも訴えられますが(訴えられるのは自動車会社であってソフトウェア開発車では
ないですが)、工業製品に組み込まれるソフトウェアの開発者は減少していません。
Re: (スコア:1)
自動車みたいなパッケージ製品なら、その理屈は通用しますが、ソフトウェアの場合、ユーザーと開発者の双方で作るものなので、その理屈は通じませんな。
パッケージ製品のような作る側だけの努力でどうにかなるものならともかく、そうでないソフトウェアの場合、ユーザー側の努力が期待出来ない以上、衰退するしかないのでは?
Re:やがて (スコア:0)
> ソフトウェアの場合、ユーザーと開発者の双方で作るものなので
その言い方だと、ソフトウェア全般がユーザーと開発者の双方で作るものだということになってしまいますが、それは事実に反すると思います。
ユーザーと開発者の双方で作るような種類のソフトウェアに限った話をするのならともかく。
しかも、いま話題となっているのは
> 冷蔵庫もテレビも車もパソコンも
ですが、こういった製品に含まれるソフトウェアは、ユーザーと開発者の双方で作るものではないと思います。
なお、ソフトウェア以外であっても、ユーザーと開発者の双方で議論しながら作っていく
製品もありますが、なにかあったときの責任の切り分けもきちんと議論して合意をとって
文書で残しておく必要があります。
(たとえば製造設備であったり研究用設備であったり、エンドユーザー向けでない製品が多いですが、
家なんかはエンドユーザー向け製品だけどユーザーと開発者の双方で作るものですね)。
とくに、複数会社とユーザーが議論しながら作っていく場合、責任の切り分けを明確にしておかないと、
なにかあったときにユーザーはどちらの会社に相談すればいいのか困ってしまいます。
Re:やがて (スコア:1)
で、今回の訴えられるようにという話は、パッケージ製品限定の話題なんでしょうか?
スルガ銀行とIBMの間で起きた訴訟騒ぎの例もありますし、そんな脳天気な話題でもないと思うのですが。
「なにかあったときの責任の切り分けもきちんと議論して合意をとって文書で残しておく必要があります」
ええ、同感ですね。ユーザーがきちんと守ってくれればの話ですけどね。
ユーザーはしばしば、事前取り決めも議事録ですらも、「そんな話は聞いていない」とひっくり返す生き物ですよ。
そういう経験を幾度もしてきているので、作る側だけの責任にするのは無茶だと書いているのです(苦笑)
Re: (スコア:0)
> で、今回の訴えられるようにという話は、パッケージ製品限定の話題なんでしょうか?
それは#2218104に言ってください。
> ユーザーはしばしば、事前取り決めも議事録ですらも、「そんな話は聞いていない」とひっくり返す生き物ですよ。
> そういう経験を幾度もしてきているので、作る側だけの責任にするのは無茶だと書いているのです(苦笑)
そういう被害にあった場合への防衛策として、開発者の責任は問えないようにするのは、過剰防衛ですね。
まじめなユーザーが極悪なプログラムに当たってしまった場合にまったく救済の道がありません。
だいたい事前取り決めや議事録を反故にした経緯があるユーザーが開発者を訴えて勝てるとは思えないし。
というかむしろ逆に訴えたら?