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フンコロガシって頭を下にして、後ろ足で糞を転がしてるはずなんじゃ?
視野が進行方向の後ろを向いていても、ナヴィゲーションの基準点が視野の中心を維持するように制御すれば進行方向を見ていなくても直進できます。(障害物に引っかかったりはしますが)それと同じことかと。
行きたい方向へ行くというよりも、(夜でも)上手に直進するってんだから、天の川より月を利用しているんじゃないかな?月のある晩とない晩を比較してみる必要がありそうだ。月明かりなら、見上げなくても糞ボールの月影を見つめてわかるしね。
天の川を基線にしたライントレーサーだと思えば、進行方向が前だろうが後ろだろうが有効でしょうね。他の方も指摘しているように、虫の視野は広いですから。
逆に夜間照明が乱立する現代社会で、フンコロガシが迷子にならないことを祈る。月も天の川も夜間照明ほど明るくないし・・・
査読制度のないNew Scientistなのでときどきトンデモな論文が掲載されちゃうんだ。この話もそんなトンデモの一つなのかもね?
原文を読んではいませんが、天の川の光だけに限定するとトンでもですが、月なども含めた使える光を利用しているのでしょう。
多くの昆虫は自分に対する光の角度を基準に方向を決めて動きます、偏光も使っているミツバチなんかは有名ですが、灯火に集まる蛾やコガネムシも光と自分の角度を一定に保とうとするので一直線に光源にぶつかるのではなくその周囲を回ってしまう。
フンコロガシも自分の天の川に限らず視野に入る光を利用しているのでしょう。適当な明るさの懐中電灯で照らせば、周囲を回るように糞を転がしてしまうかも知れません。
>月なども含めた使える光を利用しているのでしょう。
元々フンコロガシは,月光の偏光成分を利用することが初めて見出された昆虫です.それまでも太陽光の偏光を利用する昆虫は知られていたのですが,月光のような弱い光の偏光を利用する,という事実はかなりの驚きを持って迎えられました.
ところが研究を進めていった結果,完全に月が出ていない条件下でもかなり正確に方位を決めていることが発見さました.そこで,「もしかしたら,月なんかよりもっと遙かに弱い星の光もナビゲーションに利用しているのでは?」と言うことで行われたのがこの研究のようです.
実験としては野外でも行っていますが,屋内でプラネタリウムの人工光を用いても調べています.こちらの場合,偏光の影響はほぼ無いので,純粋に光のパターンとしてどうか,という話になりますね.
星空の元だと,月に比べると精度は落ちるようですが,それでも比較的方位をしっかり定められており,それはプラネタリウムでの投影でも同様です.どうもこの場合は偏光では無く,星空のパターンそのもので軸を出しているようです.(星空の元では一方向に進んでいくが,星が出ていないとランダムにぐるぐると回ってしまう)
また満天の星空ではなく天の川だけを投影した場合でも,少し遅くなる程度でやはり軸は固定できています.少数の明るい星だけを投影すると(ある程度のナビゲートは出来るものの)精度はさらに落ちてきます.何となく,星空全体のパターンをおぼろげに見て,その風景が変わらないように維持することで向きを固定しているっぽい感じはします.
なるほど。。
月も星も自転にしたがって動いて行きますが、それも追従できてるのかな...
北半球のフンコロガシを南半球に持ってったらどうなるんだろう。
フンコロガシ見直した
いや、それほどでも(ダンカン
>ときどきトンデモな論文が掲載されちゃうんだ。
おいおい、これの元ネタはCurrent Biologyって書いてあるだろ?Current Biologyレベルでをトンデモ論文誌扱いされちゃうと、生き残れる論文誌はほとんど無いぞ……
まあ確かに、良い論文誌に載ってる仕事が必ずしも良い仕事では無いけど、大抵は最低限のレベルはクリアしてるぜ?
>大抵は最低限のレベルはクリアしてるぜ?
それを最低限のレベルと呼んでいるだけじゃ?
権威ある論文誌ディスッってるオレ様カッコイイぜ!
虫の複眼だと無駄に視野角が広かったはずじゃ。
哺乳類や鳥類なんかでも、両眼が顔の正面についていて前しか見えない動物ばかりじゃない。むしろ多くの動物が顔の左右に目が付いていて、広い視野角を持ってるはず。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
え?でも・・・ (スコア:0)
フンコロガシって頭を下にして、後ろ足で糞を転がしてるはずなんじゃ?
Re:え?でも・・・ (スコア:1)
視野が進行方向の後ろを向いていても、ナヴィゲーションの基準点が視野の中心を維持するように制御すれば進行方向を見ていなくても直進できます。
(障害物に引っかかったりはしますが)
それと同じことかと。
Re: (スコア:0)
行きたい方向へ行くというよりも、(夜でも)上手に直進するってんだから、天の川より月を利用しているんじゃないかな?月のある晩とない晩を比較してみる必要がありそうだ。
月明かりなら、見上げなくても糞ボールの月影を見つめてわかるしね。
Re:え?でも・・・ (スコア:3, 参考になる)
Re:え?でも・・・ (スコア:1)
天の川を基線にしたライントレーサーだと思えば、進行方向が前だろうが後ろだろうが有効でしょうね。
他の方も指摘しているように、虫の視野は広いですから。
逆に夜間照明が乱立する現代社会で、フンコロガシが迷子にならないことを祈る。
月も天の川も夜間照明ほど明るくないし・・・
Re: (スコア:0)
査読制度のないNew Scientistなのでときどきトンデモな論文が掲載されちゃうんだ。
この話もそんなトンデモの一つなのかもね?
Re:え?でも・・・ (スコア:1)
原文を読んではいませんが、天の川の光だけに限定するとトンでも
ですが、月なども含めた使える光を利用しているのでしょう。
多くの昆虫は自分に対する光の角度を基準に方向を決めて動きます、
偏光も使っているミツバチなんかは有名ですが、灯火に集まる蛾や
コガネムシも光と自分の角度を一定に保とうとするので一直線に
光源にぶつかるのではなくその周囲を回ってしまう。
フンコロガシも自分の天の川に限らず視野に入る光を利用している
のでしょう。適当な明るさの懐中電灯で照らせば、周囲を回るよう
に糞を転がしてしまうかも知れません。
Re:え?でも・・・ (スコア:5, 参考になる)
>月なども含めた使える光を利用しているのでしょう。
元々フンコロガシは,月光の偏光成分を利用することが初めて見出された昆虫です.
それまでも太陽光の偏光を利用する昆虫は知られていたのですが,月光のような弱い光の偏光を利用する,という事実はかなりの驚きを持って迎えられました.
ところが研究を進めていった結果,完全に月が出ていない条件下でもかなり正確に方位を決めていることが発見さました.そこで,「もしかしたら,月なんかよりもっと遙かに弱い星の光もナビゲーションに利用しているのでは?」と言うことで行われたのがこの研究のようです.
実験としては野外でも行っていますが,屋内でプラネタリウムの人工光を用いても調べています.こちらの場合,偏光の影響はほぼ無いので,純粋に光のパターンとしてどうか,という話になりますね.
星空の元だと,月に比べると精度は落ちるようですが,それでも比較的方位をしっかり定められており,それはプラネタリウムでの投影でも同様です.どうもこの場合は偏光では無く,星空のパターンそのもので軸を出しているようです.
(星空の元では一方向に進んでいくが,星が出ていないとランダムにぐるぐると回ってしまう)
また満天の星空ではなく天の川だけを投影した場合でも,少し遅くなる程度でやはり軸は固定できています.少数の明るい星だけを投影すると(ある程度のナビゲートは出来るものの)精度はさらに落ちてきます.
何となく,星空全体のパターンをおぼろげに見て,その風景が変わらないように維持することで向きを固定しているっぽい感じはします.
Re: (スコア:0)
なるほど。。
月も星も自転にしたがって動いて行きますが、それも追従できてるのかな...
Re: (スコア:0)
北半球のフンコロガシを南半球に持ってったらどうなるんだろう。
Re: (スコア:0)
フンコロガシ見直した
Re:え?でも・・・ (スコア:1)
いや、それほどでも(ダンカン
Re: (スコア:0)
>ときどきトンデモな論文が掲載されちゃうんだ。
おいおい、これの元ネタはCurrent Biologyって書いてあるだろ?
Current Biologyレベルでをトンデモ論文誌扱いされちゃうと、生き残れる論文誌はほとんど無いぞ……
まあ確かに、良い論文誌に載ってる仕事が必ずしも良い仕事では無いけど、大抵は最低限のレベルはクリアしてるぜ?
Re: (スコア:0)
>大抵は最低限のレベルはクリアしてるぜ?
それを最低限のレベルと呼んでいるだけじゃ?
Re: (スコア:0)
権威ある論文誌ディスッってるオレ様カッコイイぜ!
Re: (スコア:0)
虫の複眼だと無駄に視野角が広かったはずじゃ。
哺乳類や鳥類なんかでも、両眼が顔の正面についていて前しか見えない動物ばかりじゃない。
むしろ多くの動物が顔の左右に目が付いていて、広い視野角を持ってるはず。