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TRONプロジェクトの坂村健氏曰く、TRONをつぶしたのはMSではなく孫正義」記事へのコメント

  • スケベ根性 (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward

    そもそも諸悪の根源は、教育用パソコンなるものを名目に自社製品を売り込もうとした松下電器のスケベ根性という認識だったのだが......

    • Re:スケベ根性 (スコア:5, 参考になる)

      by Yohsa (2572) on 2014年12月08日 13時18分 (#2724106) 日記

      松下というかNECとエプソン以外の各社ですね。
      http://www.jaist.ac.jp/coe/library/jssprm_p/2001/pdf/2001-1C05.pdf [jaist.ac.jp]
      各社PanacomMやAX等のラインを別に持っていて、教育用パソコンの様子を見てからBTRONマシンを出すつもりだったから、スーパー301条の騒動で空中分解することになった。

      でも、どうなんでしょうね。当時動作していたのは80286用の16bitのBTRONで、MacやWindowsに比べて確かに出来は良かったのですが、各社から市場に出ていたとしてその後のOS8やWin3.1そして32bit化に追随出来たのかどうか。

      誕生間もなく消えて、不幸を振りまくことも少なかったんで現状で良かったんじゃないかと最近は考えてます。

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      • Panacom MはFMRの完全互換機(デザインが表皮レベルで違うくらい)なので、まあ富士通も含まれますね。
        TRONWAREに付いてた評価版のFDをPanacomのノート(FMR-50互換)で試したことがあります。当時はHDDが内蔵されてなかった…
        その辺も見越してFM TOWNS(FMR-50LT?とDOSアプリで互換、HW的にはR50上位互換だった?はず)のかもしれませんが、DOS/VやWindowsで多言語化がそこそこ上手くいったのですべて駆逐されてしまいました。

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      • by Anonymous Coward on 2014年12月08日 14時17分 (#2724166)

        その資料のTRONの説明には、間違いというか抜けてるところがある
        TRONのRはRealtimeであって、そもそもTRONはパソコン用OSを目指したものでは無い
        パソコンOSは米国に先を越されたから、標準の存在しない工業用リアルタイムOSのデファクトを作ることで大学の研究が産業界に貢献出来ることを示すんだ~という説明を坂村健自身がしてた
        その後に出てきたBTRON構想と状況の変化のために、坂村健自身による一種の歴史の書き換えのようなことが起こっている
        TRONを正しく理解するためにはRはRealtimeであることを忘れちゃいけない
        #組込屋にとってはTRON=ITRONであって、BTRONやMTRONなど無に等しい存在

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        • by Anonymous Coward

          1984年からBTRONをつくると言ってたよ。
          ビジネス用パソコンがBTRONで家庭用パソコンがHTRON。

          「ユーザーが操作したらユーザーに分かる何らかの反応を速やかに返さなければならない」
          という要求をパソコン用OSでのRealtimeと言っていた。

          • by Anonymous Coward on 2014年12月08日 15時55分 (#2724225)

            本当につくりたいのはCPUだけど、CPUだけつくってもしかたがないからOSもつくるって感じだったな。
            ITRONの上にBTRONを乗せて、その上にHTRONを乗せる。そして、ITRONの下のリアルタイムOSの核になる部分をCPUに内蔵することを考えていたとか。

            で、The Real-time Operating system Nucleusという名前になった。

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            • by Anonymous Coward

              坂村氏は雑誌の連載で「TRONは32ビットCPUをつくるプロジェクト」と書いていた。
              TRONチップはスタックマシン、タグマシンにすると書かれていたけど、どちらにもならなかったな。

              • by Anonymous Coward

                坂村先生はバロースのWritable Control Storageで博士号もらいましたからねえ…
                TRONCHIPはSmart Instruction Set Computerだとおっしゃっていましたが、内心では葛藤があったのかとおもうと宗篤

          • by Anonymous Coward

            > 家庭用パソコンがHTRON。

            ここでは年寄り側かと思っていたが、ICBM しか知らなかった。
            もしかしてまだ他にもありますかね?

            • by Anonymous Coward

              1984年はI,B,H。
              1986年から1987年にI,C,B,Mになった。

              • by Anonymous Coward

                #2724639だが、書き方が悪かった。

                1986年にはI,B,Mになっていた。(いつ変わったかは不明)
                1987年にはCも加わっていた。(いつ加わったかは不明)

              • by Anonymous Coward

                (#2724375)

                おっと、Hが先にあったものですか
                (よし、年寄りじゃないってことだな ←そういう話か)

        • by Anonymous Coward

          CTRON「...」

          • by Anonymous Coward

            仕事で扱うのはCTRONばかりだったんだけどなぁ。

        • by Anonymous Coward

          >TRONを正しく理解するためにはRはRealtimeであることを忘れちゃいけない
          >#組込屋にとってはTRON=ITRONであって、BTRONやMTRONなど無に等しい存在

          baseとなったオリジナルプロジェクトからの派生や発展を受け入れられずに、最初の構想にしがみつくしかない老害はどこにでもいるんだね。
          Windowsも最初はデスクとプだけだったのにサーバーその他派生と発展を繰り返してデファクトスタンダードに成長したのに。
          こんなのが集まってやってたんなら成功しないわ。

          • by Anonymous Coward

            まさしくBTRONはTRONからブランチしてパーソナルメディアでコソコソ(?)開発やってたていう感じ.......

      • by Anonymous Coward

        BTRON2はどうなったんだろ。
        20年以上前のTRONWAREに、BTRON2仕様OSはすでに完成したって書かれてたけど。
        BTRON2仕様OSを操作している状況の写真も載ってたし。

        • by Anonymous Coward

          http://ja.wikipedia.org/wiki/BTRON [wikipedia.org]

          ほとんど水子

          少数でもいいから、まともなハードメーカーが
          TRON CHIP搭載パソコンをそれなりの値段で
          出してくれていたらよかったのにね

          • by Yohsa (2572) on 2014年12月08日 20時46分 (#2724455) 日記

            http://www.lares.dti.ne.jp/~y-miwa/sonota/tron/ [dti.ne.jp]
            こんな感じでワークモデルまで作られてたんですけどね。
            「エグゼクティブ用」や「プロトタイプ2」や第3世代ワークモデルは今でも欲しいです。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              そのページには載っていないけれど、wikipediaの方に記述のある
              SIGBTRONというのがTRON CHIP搭載マシン。
              富士通のG300を搭載していた。
              1993年ころから開発が始まったような記憶があるけど、何年に完成したのかな?
              当時のTRONWAREには進捗報告が載っていたような気がする。

              ただ、悲しいかな、開発がパーソナルメディアなんで、もうグダグダ。

              とりあえずボードがあって、坂村件のITRONカーネルをまず動かし、
              その上にBTRON2を構築するという流れだと思った。
              酷いのは、BTRONとして見せられるものがないうちから金を集め、
              講習会みたいな内部動作説明会を開きつつ、裏でBTRONの開発をすると

              • by Anonymous Coward

                ピラミッド型だっけ?筐体は見たことがあるような気がする

              • by Yohsa (2572) on 2014年12月09日 0時10分 (#2724596) 日記

                ピラミッド型?SIG-BTRONで頒布されたのは上のリンク先にもあるこれですよ。
                http://www.lares.dti.ne.jp/~y-miwa/sonota/tron/MCUBE.jpg [dti.ne.jp]
                あとちゃんと動きました。
                http://davy.nyacom.net/machines/misc.html [nyacom.net]
                ただしSIG-BTRONの何が問題ったかってBTRON2仕様のOSが動くWSが手に入りますよと百何十万か前金で取っておきながら、実際はBTRON1を32bit化しただけのBTRON3を送り付けてそれで終わりだった所ですね。
                しかもアプリなんてろくに入ってないし、開発環境もSUN-OS或いはSolaris用でセルフのがなかったんじゃなかったか。

                よく裁判沙汰にならなかったなと。

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              • by Anonymous Coward

                BTRON3は最大ファイル数が65535なんだよね。
                32ビット化のときに制限を緩和すればいいようなものなのに、それすらやらなかったとか。

              • by Anonymous Coward

                当時のTRONファンはApple信者なんか比べ物にならない狂信者で
                「坂村先生が言うのだから絶対に間違いはない」「操作方法や操作効率を
                含めてアメリカ製OSに劣っている部分なんかあるはずがない」というスタンス。
                TRONの作法(だっけ?)を盲目的に崇め奉っていた。
                やんわりと疑問を呈しても聞く耳持たず。

                ということで、完全に洗脳されていたので、理想の未来を夢見て
                じっと耐えていたというところでしょう。 > 裁判

                # NIFTYのFPMCが信者の巣窟

      • by Anonymous Coward

        ノード番号が16bitのファイルシステムで、それがOSの隅隅にまで影響するような設計だったから、いずれリセットしなきゃならなくなっていたでしょ。

        • by Anonymous Coward

          BTRONのAPIでは、ファイルを16ビットの符号無し整数で指定するようになっていたから、ファイル数の上限が65535になってしまうんだよね。

物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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