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ここ [phoronix.com]から。
Stallman followed up to say, "These are not similar cases. Neither Windows nor MacOS was intended to push major GNU packages out of use. What I see here appears possibly to be exactly that. Whether that is the case is what I want to find out."
Stallmanの考えでは、WindowsやOS XのサポートはGNU製品を役立たなくさせるものではないからOKと。でもLLVM/LLDBが使われるとGCC/GDBが使われなくなってしまうか
GCC/GDBが使われなくなるとしたらそれは単にGCC/GDBがLLVM/LLDBより劣っているからであって、コードの取り込み拒否で妨害しようというのはあまり生産的な発想とは思えない。すべきなのはLLVM/LLDBより優れたデバッガを開発することだろう。プロプライエタリなソフトウェアに対して自由で「より優れた」代替を提供することは自由ソフトウェア運動の重要な目標ではなかったのか?
仮に、LLVM/LLDBがGPLかそれと同等のフリーソフトライセンスに沿って配布されているのであったら、ここまでRMSも意固地にはなってないでしょう。
問題なのは、LLVM/LLDBがフリーでなくなる可能性がゼロとは言い難い事です。現時点でも、ia32/amd64のようなメジャーなアーキテクチャではまだしも、メジャーでないアーキテクチャではクローズドなコンパイラ・デバッガの開発を妨げていない。
しかも、llvmの最適化は、結構出来がいい。こうなると、オープンソースやフリーソフト(要はGCCやGDB)が市場から駆逐された後に完全にプロプライエタリな配布形態に移行すると言う事が無いとも言えない訳ですよ。そうなったら、フリーなソフトは生存自体が危うくなる方向に容易に追い込まれる。それこそ、初期のEmacsが流行った時点でクローズドにされて、RMSが一からEmacsを作り直す羽目になった悪夢が再現されかねない。と、RMSは危惧してるのでしょう。
本当に歴史が繰り返されるかどうかは私にはわからないですが…
それこそ、初期のEmacsが流行った時点でクローズドにされて、RMSが一からEmacsを作り直す羽目になった悪夢が再現されかねない。と、RMSは危惧してるのでしょう。
初期の Emacs = ITS EMACS がクローズドになったことはないのでは?クローズドになったというのは UNIX Emacs (俗称 Gosmacs)を Gosling が Unipress に売り飛ばした話だと思うが、そもそも Gosmacs は拡張言語が Mocklisp (もしくは M-Lisp)を名乗りながらまったく LISP ではなく括弧が多いだけの手続き型マクロ言語であったことに Stallman はえらく不満であった。たとえ Gosmacs がフリーであったとしても Stallman は新たな Emacs を書いたのではなかろうか。
せっかくなので貼っておく。My Lisp Experiences and the Development of GNU Emacs [gnu.org] (Transcript of Richard Stallman's Speech, 28 Oct 2002, at the International Lisp Conference)
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
タレコミのつづき (スコア:5, 参考になる)
ここ [phoronix.com]から。
Stallman followed up to say, "These are not similar cases. Neither Windows nor MacOS was intended to push major GNU packages out of use. What I see here appears possibly to be exactly that. Whether that is the case is what I want to find out."
Stallmanの考えでは、WindowsやOS XのサポートはGNU製品を役立たなくさせるものではないからOKと。
でもLLVM/LLDBが使われるとGCC/GDBが使われなくなってしまうか
Re: (スコア:1)
GCC/GDBが使われなくなるとしたらそれは単にGCC/GDBがLLVM/LLDBより劣っているからであって、コードの取り込み拒否で妨害しようというのはあまり生産的な発想とは思えない。すべきなのはLLVM/LLDBより優れたデバッガを開発することだろう。プロプライエタリなソフトウェアに対して自由で「より優れた」代替を提供することは自由ソフトウェア運動の重要な目標ではなかったのか?
Re: (スコア:5, 参考になる)
仮に、LLVM/LLDBがGPLかそれと同等のフリーソフトライセンスに沿って配布されているのであったら、ここまでRMSも意固地にはなってないでしょう。
問題なのは、LLVM/LLDBがフリーでなくなる可能性がゼロとは言い難い事です。
現時点でも、ia32/amd64のようなメジャーなアーキテクチャではまだしも、メジャーでないアーキテクチャではクローズドなコンパイラ・デバッガの開発を妨げていない。
しかも、llvmの最適化は、結構出来がいい。
こうなると、オープンソースやフリーソフト(要はGCCやGDB)が市場から駆逐された後に完全にプロプライエタリな配布形態に移行すると言う事が無いとも言えない訳ですよ。
そうなったら、フリーなソフトは生存自体が危うくなる方向に容易に追い込まれる。
それこそ、初期のEmacsが流行った時点でクローズドにされて、RMSが一からEmacsを作り直す羽目になった悪夢が再現されかねない。と、RMSは危惧してるのでしょう。
本当に歴史が繰り返されるかどうかは私にはわからないですが…
Re:タレコミのつづき (スコア:0)
初期の Emacs = ITS EMACS がクローズドになったことはないのでは?
クローズドになったというのは UNIX Emacs (俗称 Gosmacs)を Gosling が Unipress に売り飛ばした話だと思うが、そもそも Gosmacs は拡張言語が Mocklisp (もしくは M-Lisp)を名乗りながらまったく LISP ではなく括弧が多いだけの手続き型マクロ言語であったことに Stallman はえらく不満であった。たとえ Gosmacs がフリーであったとしても Stallman は新たな Emacs を書いたのではなかろうか。
Re: (スコア:0)
せっかくなので貼っておく。My Lisp Experiences and the Development of GNU Emacs [gnu.org] (Transcript of Richard Stallman's Speech, 28 Oct 2002, at the International Lisp Conference)