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木村一基八段が自身の王位戦挑戦時(2007年)の自戦記で記した、「負けと知りつつ、目を覆うような手をさして頑張ることは辛く、抵抗がある。でも、その気持ちをなくしてしまったら、坂道を転げ落ちるかのように転落していくのだろう。」の意味を巨勢さんはどこまで理解していたのだろうか、と問いたい結末でした。
それはともかく、今日のAWAKE、第2局で角不成に対応できなかったSelene、そして第1局のAperyも悪手とされた△4四角を指させるようにプロ側が誘導したとのことです。要は3ソフトともバグや、プログラムの不備を突かれたわけで実力を出し切っての敗戦ではなく、そこを潰せばまだ強くなれるわけで、これまでプロ側が申し出たようなリベンジマッチの開催も期待できます。
個人的には、ソフト側からハードの統一やプログラムの改修制限を取り払い、事前貸出もなしにして対局していただきたいです。制限を解かれたソフトがプロを完膚なきまでに叩きのめすのか、プロが時間に追われての落手で好局をふいにするのか、わかりませんが(なんだかプロ負け前提の書き方ですね)。
それはもう、第2回で終わった話では。プロが完膚なきまでに叩きのめされましたよね。そこから2年で、コンピュータ側はレーティング400は上がっているので勝負になりません。
今年のWCSCでは上位陣の多くがXeonクラスタなのに、電王戦ではハードでどこまで手加減すればいいのか。その上事前貸し出しに対して、プロが穴をつく戦法を見て観戦者は楽しめるのか。最後の会見で、貸し出しについて平岡さんのコメントがすべてな気がします。もはや対戦する意味が無い所まで来てしまったのだと思います。
それはもう、第2回で終わった話では。プロが完膚なきまでに叩きのめされましたよね。
GPS将棋 - 三浦八段戦ですね。(ソフトが勝った残り2局は、プロ側の悪手によるものという認識です)人間は疲れもミスもあるし、それらがなくとも常識や経験が邪魔をして新手筋が見えないこともあります。このときのようにソフトに新手筋を出されれば、プロ側はなすすべなく負かされるでしょう。
そこから2年で、コンピュータ側はレーティング400は上がっているので勝負になりません。
この「400」という数字がくせ者で、古いアルゴリズムを変えられない前世代のソフトに勝ち続けて積み上げたレーティングです。人間は新しい手筋に対応する柔軟さを持っていますから、コンピューター側がレートを400上げていれば、同じ基準なら390くらいは人間のレーティングも上がっているだろうと想像でき
今回の電王戦の結果は、対COM将棋について前将棋連盟会長の故・米長邦雄が言った
つまらん将棋だなと思ってもらえればプロが勝つという、不思議な内容になると思う。プロが自分を殺して、コンピュータの長所、弱点を知り尽くした上で指せるかどうかっていうことで。格好いいとこ見せようとか、こういうふうにやろうとプロが考えたときには、プロが負けるときだと思うんですね。
の通りになった。これ以上やる意味はないと思う。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
コンピューター将棋側からのリベンジマッチ希望 (スコア:2)
木村一基八段が自身の王位戦挑戦時(2007年)の自戦記で記した、
「負けと知りつつ、目を覆うような手をさして頑張ることは辛く、抵抗がある。
でも、その気持ちをなくしてしまったら、坂道を転げ落ちるかのように転落していくのだろう。」
の意味を巨勢さんはどこまで理解していたのだろうか、と問いたい結末でした。
それはともかく、今日のAWAKE、第2局で角不成に対応できなかったSelene、そして第1局のAperyも悪手とされた△4四角を指させるようにプロ側が誘導したとのことです。
要は3ソフトともバグや、プログラムの不備を突かれたわけで実力を出し切っての敗戦ではなく、そこを潰せばまだ強くなれるわけで、これまでプロ側が申し出たようなリベンジマッチの開催も期待できます。
個人的には、ソフト側からハードの統一やプログラムの改修制限を取り払い、事前貸出もなしにして対局していただきたいです。
制限を解かれたソフトがプロを完膚なきまでに叩きのめすのか、プロが時間に追われての落手で好局をふいにするのか、わかりませんが(なんだかプロ負け前提の書き方ですね)。
Re: (スコア:0)
それはもう、第2回で終わった話では。
プロが完膚なきまでに叩きのめされましたよね。
そこから2年で、コンピュータ側はレーティング400は上がっているので勝負になりません。
今年のWCSCでは上位陣の多くがXeonクラスタなのに、電王戦ではハードでどこまで手加減すればいいのか。
その上事前貸し出しに対して、プロが穴をつく戦法を見て観戦者は楽しめるのか。
最後の会見で、貸し出しについて平岡さんのコメントがすべてな気がします。
もはや対戦する意味が無い所まで来てしまったのだと思います。
Re: (スコア:4, 興味深い)
それはもう、第2回で終わった話では。
プロが完膚なきまでに叩きのめされましたよね。
GPS将棋 - 三浦八段戦ですね。(ソフトが勝った残り2局は、プロ側の悪手によるものという認識です)
人間は疲れもミスもあるし、それらがなくとも常識や経験が邪魔をして新手筋が見えないこともあります。
このときのようにソフトに新手筋を出されれば、プロ側はなすすべなく負かされるでしょう。
そこから2年で、コンピュータ側はレーティング400は上がっているので勝負になりません。
この「400」という数字がくせ者で、古いアルゴリズムを変えられない前世代のソフトに勝ち続けて積み上げたレーティングです。
人間は新しい手筋に対応する柔軟さを持っていますから、コンピューター側がレートを400上げていれば、同じ基準なら390くらいは人間のレーティングも上がっているだろうと想像でき
Re:コンピューター将棋側からのリベンジマッチ希望 (スコア:3, 興味深い)
今回の電王戦の結果は、対COM将棋について前将棋連盟会長の故・米長邦雄が言った
の通りになった。
これ以上やる意味はないと思う。