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HTTP/2 は Google の SPDY がもとになるなど、RFC制定にもGoogleが関わっている、Googleの陰謀ともいえる規格です。実は、HTTP/2 の 広告ブロックが困難というか事実上不可能になるというデメリット(Googleにとっては最大限のメリットであることから)が隠されています。Google は 表向きはユーザのプライバシーを理由に TLS 化を推進していますが、裏に広告ブロックを妨害したいという陰謀が隠れていると思います。
まず、Microsoft が反対したこともあって RFC では TLS は必須とはなりませんでしたが、Chrome と Firefox(Firefox の最大のスポンサーは残
> 高速化という名目のもと Google Adsense のコードを php などにして、コンテンツと同一のサーバから送信するようにすれば(コンテンツを提供する Webサーバが Google の広告サーバと通信する形式にする)通信内容の書き換えによる広告ブロックが完全にできなくなります
これをされたら 1.1 で通信しててもブロックできないと思うけど、最近の広告ブロックはウィルススキャン並みにファイル解析処理を行って判定してるの?
HTTP 1.1 であれば、普通にブロックできます。
JavaScript の広告コードはこんな感じです。この場合、"googlesyndication.com" というドメインの JavaScript のロードを阻止することで、広告の読み込み(受信)をブロックができます。
<!-- 広告ここから -->script type="text/javascript"><!--google_ad_client = "ca-pub-0123456789012345";google_ad_slot = "0123456789";google_ad_width = 300;google_ad_height = 250;//--></script><script type="text/javascript"src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"></script><!-- 広告ここまで -->
そして、サーバサイドで広告コードをhtml化して注入するシステムだと、下記のような感じのHTMLソースになります。その場合は、広告画像がコンテンツと同一のサーバから配信される仕組み (サーバサイドスクリプトでGoogleの広告サーバから受信したものを配信) であっても、広告クリック時のリンク先はサイト管理者がクリック数を不正に増やすことを防止するためにGoogleのドメインになるでしょうから、広告ブロッカーはa要素のhref属性に "googlesyndication.com" が含まれていた場合、a要素に包括されるimg要素を含めて受信をブロックします。
<!-- 広告ここから --><a href="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/jump.cgi?id=987654321&from=http://it.srad.jp/story/15/05/18/054217/&client=ca-pub-0123456789012345"><img src="http://it.srad.jp/google-adsystem/show-ad.php?id=mi39ha3a"></a><!-- 広告ここまで -->
しかし、HTTP/2 のサーバプッシュで広告画像とコンテンツhtmlをまとめてバイナリデータとして送信する仕組みにしてしまえば、広告ブロッカーで広告を非表示にしたとしても、広告データの受信を阻止することができなくなり、広告ブロッカーを導入するメリットが半減することになり(邪魔な広告を見たくないという要求を満たすことはできるが、通信量を減らしたりページのロードを早くしたりしたいといった要求を満たすことができなくなる)、広告ブロッカーの導入率を下げることができます。
ちなみに、最近の広告配信システムではサイト管理者がページに貼り付けるコードが JavaScript なのが一般的ですが、昔の広告配信システムでは Perl や php のコードが用いられているところも結構ありました。
特に i-mode などのモバイル向けでは、100% サーバサイドスクリプトでした(JavaScript 非対応端末が一般的であったため)。
従って、HTTP/2 が普及したら、広告表示の高速化と、広告ブロック妨害(サーバプッシュの利用)の為、昔のようにサーバサイドスクリプトの広告コードに戻る可能性もあると思います。
2番目の例だとhtmlをパースした後でないとブロックできないから,imgをBASE64に変換されて埋め込まれたら,現状でも対応できない。
こんな議論は pgp/gpg や s/mine の暗号メールにおけるスパムでも議論がありましたが,暗号メールはなかなか普及しないな。
a タグを解析してブロックするだけだと、img タグに JavaScript で、onclick で飛ぶようにリスナー追加するだけで回避されてしまうような。
あるいは、必要な画像に広告リンクを貼って、ブロックするとまともに見れなくするとか。
まぁでも自分のサイトから広告を送出するとになると、帯域の問題もあるからそんなに酷いことにならない予感。(Google が全サイトに CDN を無料提供とかすれば別だけど)
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
HTTP/2 では広告ブロックが困難、というか不可能になる (スコア:5, 参考になる)
HTTP/2 は Google の SPDY がもとになるなど、RFC制定にもGoogleが関わっている、Googleの陰謀ともいえる規格です。実は、HTTP/2 の 広告ブロックが困難というか事実上不可能になるというデメリット(Googleにとっては最大限のメリットであることから)が隠されています。Google は 表向きはユーザのプライバシーを理由に TLS 化を推進していますが、裏に広告ブロックを妨害したいという陰謀が隠れていると思います。
まず、Microsoft が反対したこともあって RFC では TLS は必須とはなりませんでしたが、Chrome と Firefox(Firefox の最大のスポンサーは残
Re:HTTP/2 では広告ブロックが困難、というか不可能になる (スコア:0)
> 高速化という名目のもと Google Adsense のコードを php などにして、コンテンツと同一のサーバから送信するようにすれば(コンテンツを提供する Webサーバが Google の広告サーバと通信する形式にする)通信内容の書き換えによる広告ブロックが完全にできなくなります
これをされたら 1.1 で通信しててもブロックできないと思うけど、最近の広告ブロックはウィルススキャン並みにファイル解析処理を行って判定してるの?
広告ブロッカーは結構賢い (スコア:2)
HTTP 1.1 であれば、普通にブロックできます。
JavaScript の広告コードはこんな感じです。この場合、"googlesyndication.com" というドメインの JavaScript のロードを阻止することで、広告の読み込み(受信)をブロックができます。
そして、サーバサイドで広告コードをhtml化して注入するシステムだと、下記のような感じのHTMLソースになります。その場合は、広告画像がコンテンツと同一のサーバから配信される仕組み (サーバサイドスクリプトでGoogleの広告サーバから受信したものを配信) であっても、広告クリック時のリンク先はサイト管理者がクリック数を不正に増やすことを防止するためにGoogleのドメインになるでしょうから、広告ブロッカーはa要素のhref属性に "googlesyndication.com" が含まれていた場合、a要素に包括されるimg要素を含めて受信をブロックします。
しかし、HTTP/2 のサーバプッシュで広告画像とコンテンツhtmlをまとめてバイナリデータとして送信する仕組みにしてしまえば、広告ブロッカーで広告を非表示にしたとしても、広告データの受信を阻止することができなくなり、広告ブロッカーを導入するメリットが半減することになり(邪魔な広告を見たくないという要求を満たすことはできるが、通信量を減らしたりページのロードを早くしたりしたいといった要求を満たすことができなくなる)、広告ブロッカーの導入率を下げることができます。
ちなみに、最近の広告配信システムではサイト管理者がページに貼り付けるコードが JavaScript なのが一般的ですが、昔の広告配信システムでは Perl や php のコードが用いられているところも結構ありました。
特に i-mode などのモバイル向けでは、100% サーバサイドスクリプトでした(JavaScript 非対応端末が一般的であったため)。
従って、HTTP/2 が普及したら、広告表示の高速化と、広告ブロック妨害(サーバプッシュの利用)の為、昔のようにサーバサイドスクリプトの広告コードに戻る可能性もあると思います。
Re: (スコア:0)
2番目の例だとhtmlをパースした後でないとブロックできないから,imgをBASE64に変換されて埋め込まれたら,現状でも対応できない。
こんな議論は pgp/gpg や s/mine の暗号メールにおけるスパムでも議論がありましたが,暗号メールはなかなか普及しないな。
Re: (スコア:0)
a タグを解析してブロックするだけだと、img タグに JavaScript で、onclick で飛ぶようにリスナー追加するだけで回避されてしまうような。
あるいは、必要な画像に広告リンクを貼って、ブロックするとまともに見れなくするとか。
まぁでも自分のサイトから広告を送出するとになると、帯域の問題もあるからそんなに酷いことにならない予感。(Google が全サイトに CDN を無料提供とかすれば別だけど)