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> モーターの回転数を検知する装置が故障したと判断され、モーターに「基準の約1.4倍」という電流が流れてモーターが過熱した
これを読むかぎりでは、スイッチの操作が想定外ということよりも、回転数の検知装置が故障した場合に被害が拡大しそうな側に倒れるっつー、設計がマズイと思うのですが。もし実際に検知装置が故障していても、同じ事になったってことですよね。
この車両はかご形三相誘導電動機 [wikipedia.org]を可変電圧可変周波数制御 [wikipedia.org]で使っているので、モータの回転数、というか回転位置(位相)を認識して、その位相と速度指定に対応するようにコイルに電流を流すようになっています。パルスセンサ(回転数を検知する装置)が全損したらモータに流す交流電流の位相を決定できなくなるので本来「回せない」筈なんですが、この制御装置はなぜか妙ちくりんな位相を基準に電流を流して回したつもりになれるようです。なんでこうなったし・・・・
位相次第で流れる電流が変わるはずなので、トチ狂った結果平均で通常の1.4倍になったということだと思います。
なお過電流検知装置は恐らく短絡に近い故障の検知を目的としているのでこの状態で検知しなかったのはある意味想定どおりの筈。必要なのは恐らく逆走設定車両の検知と、センサ全損検知と、温度異常検知の3つ。でもセンサ全損検知しか対策しないとのこと。
そもそも、ソフトリセットがリセットになっていなかったのも問題を大きくしている。この手の機械の場合、センサーが正常で制御装置が異常な時に使うのがソフトリセットなのに、ソフトリセットしてもセンサー異常フラグを頑なに維持し続けたわけで…。
1.4倍って、√2ですよね。
なんかがなんかしたら√2倍て、なんだったっけ?
三相交流の計算と聞いただけでもう忌避感が…考えたくないでござる。知りたくないでござる(ガクガクブルブル)
別の説として、始動用の一瞬だけ使う(高トルク)電流が流れっぱになったという可能性もある。この場合値に余り意味は無いかな。
実行値1Aの交流は瞬時値のピークが1.41Aのあれか?
センサ故障で交流にならずにDCで流し続けたんかな。
スイッチの操作なんて何されてもそれが原因で事故や故障につながらないようにするのが想定であるべきでしょ。
その上で「電流制御装置が進行方向を逆に認識」 おかしい「モーター回転数検知装置の故障と判断」 おかしい「モーターに基準の1.4倍の電流が流れる」 おかしいもう意味不明。説明が下手なんだろうけど、全部そのままに受け取ると4重に設計ミスしたってことになる。
>「電流制御装置が進行方向を逆に認識」 おかしい前進指令スイッチというのは進行方向指定スイッチのようです。1編成中で逆を向いてる車両が存在できるという事がおかしいのであって、逆に認識することまではOKです。
>「モーター回転数検知装置の故障と判断」 おかしい無負荷状態の時に(坂などで)後ろに下がるのはともかく、力行中に加えた電力と逆に回転してるセンサがいたら故障してると判断すること自体はそこまで変じゃないです。全センサが一致して逆転してたら逆転を疑うのも有りですが、何れにせよ故障ないし異常信号を出すべき状態です。今回の場合多分周りの車両との多数決に負けて逆回転してた期間の話でしょうねコレは。プレスリリースのフローチャートだとスイッチ復帰後に起きた事象ですが、たぶんスイッチ復帰前のエラーのリセットが掛からなかったパターンですね。
で、スイッチを戻した際に故障フラグがそのまんま残ったと。いや故障表示出せよ。なんで黙るんだよ。位相も制御する制御装置が位相の分からない誘導電動機に電流流すなよ。何基準に位相決めて回してんだよ。
さて、民間航空機の開発やってる方々はこの騒動を見てどう思われるだろうか?腹をかかえて笑っているだろうか?それとも、鉄道屋はデザイン・レビューや審査でギリギリ締め上げられずにノホホンと仕事が出来てうらやましいと思っているのだろうか?#鉄道車両・鉄道システムには型式証明とかの制度は無いの?
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故障したら電流を増やす設計思想とは? (スコア:1)
> モーターの回転数を検知する装置が故障したと判断され、モーターに「基準の約1.4倍」という電流が流れてモーターが過熱した
これを読むかぎりでは、
スイッチの操作が想定外ということよりも、回転数の検知装置が故障した場合に被害が拡大しそうな側に倒れるっつー、設計がマズイと思うのですが。
もし実際に検知装置が故障していても、同じ事になったってことですよね。
Re:故障したら電流を増やす設計思想とは? (スコア:5, 参考になる)
この車両はかご形三相誘導電動機 [wikipedia.org]を可変電圧可変周波数制御 [wikipedia.org]で使っているので、
モータの回転数、というか回転位置(位相)を認識して、その位相と速度指定に対応するようにコイルに電流を流すようになっています。
パルスセンサ(回転数を検知する装置)が全損したらモータに流す交流電流の位相を決定できなくなるので本来「回せない」筈なんですが、
この制御装置はなぜか妙ちくりんな位相を基準に電流を流して回したつもりになれるようです。なんでこうなったし・・・・
位相次第で流れる電流が変わるはずなので、トチ狂った結果平均で通常の1.4倍になったということだと思います。
なお過電流検知装置は恐らく短絡に近い故障の検知を目的としているのでこの状態で検知しなかったのはある意味想定どおりの筈。
必要なのは恐らく逆走設定車両の検知と、センサ全損検知と、温度異常検知の3つ。でもセンサ全損検知しか対策しないとのこと。
Re: (スコア:0)
そもそも、ソフトリセットがリセットになっていなかったのも問題を大きくしている。
この手の機械の場合、センサーが正常で制御装置が異常な時に使うのがソフトリセットなのに、ソフトリセットしてもセンサー異常フラグを頑なに維持し続けたわけで…。
Re: (スコア:0)
1.4倍って、√2ですよね。
なんかがなんかしたら√2倍て、なんだったっけ?
Re: (スコア:0)
三相交流の計算と聞いただけでもう忌避感が…考えたくないでござる。知りたくないでござる(ガクガクブルブル)
別の説として、始動用の一瞬だけ使う(高トルク)電流が流れっぱになったという可能性もある。
この場合値に余り意味は無いかな。
Re: (スコア:0)
実行値1Aの交流は瞬時値のピークが1.41Aのあれか?
センサ故障で交流にならずにDCで流し続けたんかな。
Re:故障したら電流を増やす設計思想とは? (スコア:1)
スイッチの操作なんて何されてもそれが原因で事故や故障につながらないようにするのが想定であるべきでしょ。
その上で
「電流制御装置が進行方向を逆に認識」 おかしい
「モーター回転数検知装置の故障と判断」 おかしい
「モーターに基準の1.4倍の電流が流れる」 おかしい
もう意味不明。説明が下手なんだろうけど、全部そのままに受け取ると4重に設計ミスしたってことになる。
Re:故障したら電流を増やす設計思想とは? (スコア:1)
>「電流制御装置が進行方向を逆に認識」 おかしい
前進指令スイッチというのは進行方向指定スイッチのようです。
1編成中で逆を向いてる車両が存在できるという事がおかしいのであって、逆に認識することまではOKです。
>「モーター回転数検知装置の故障と判断」 おかしい
無負荷状態の時に(坂などで)後ろに下がるのはともかく、
力行中に加えた電力と逆に回転してるセンサがいたら故障してると判断すること自体はそこまで変じゃないです。
全センサが一致して逆転してたら逆転を疑うのも有りですが、何れにせよ故障ないし異常信号を出すべき状態です。
今回の場合多分周りの車両との多数決に負けて逆回転してた期間の話でしょうねコレは。
プレスリリースのフローチャートだとスイッチ復帰後に起きた事象ですが、
たぶんスイッチ復帰前のエラーのリセットが掛からなかったパターンですね。
で、スイッチを戻した際に故障フラグがそのまんま残ったと。いや故障表示出せよ。なんで黙るんだよ。
位相も制御する制御装置が位相の分からない誘導電動機に電流流すなよ。何基準に位相決めて回してんだよ。
Re: (スコア:0)
さて、民間航空機の開発やってる方々はこの騒動を見てどう思われるだろうか?
腹をかかえて笑っているだろうか?
それとも、鉄道屋はデザイン・レビューや審査でギリギリ締め上げられずにノホホンと仕事が出来てうらやましいと思っているのだろうか?
#鉄道車両・鉄道システムには型式証明とかの制度は無いの?