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DeepMindの囲碁AI「AlphaGo」、引退へ」記事へのコメント

  • AlphaGoは、不利になると妙手を繰り出して面白いが、優勢だと手抜きの様な打ち方をするのでつまらないと云う、興行的には致命的弱点がある。
    また、囲碁は本来の勝敗の他に、何目差での決着かと云う裏ルールでの勝負が平行して行われている訳で、裏ルールではAlphaGoはてんで弱い。

    これは、勝敗だけを評価するモンテカルロ木特有の欠点で、勝利に重みを付けると弱くなってしまうので解決出来ない。
    或る意味、人間には不可能な終局時の詳細な目数計算をモンテカルロ法と云うドンブリ勘定で行って勝ちを収めてると言って良い状況かと。

    で、「対局での面白さ」を求めると、従来の味やら何やらの碁特有の概念を組み込まないと実現出来ないだろう。
    そして、囲碁文化圏でないGoogleとしては、勝敗以外での勝負に参加出来ない。
    だから、撤退は止むを得ないだろうし、「面白さ」を追求する囲碁ソフトは、まだまだ開発案が多数残ってると言う事でも或る。

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    -- Buy It When You Found It --
    • by Anonymous Coward on 2017年05月30日 20時42分 (#3219650)

      決めないで味を残すとかいう考え方が間違っていたのではないかってことでしょ?
      小林光一流の決め打ちは、本当に強くないと出来なくて、決め打ちスタイルの人が
      年を取るとすごく弱くなったりスタイルを変えたりするのは、決め打ちで勝つことが
      出来なくなっただけだと思う。

      あと、何目差での決着とか、そんな裏ルールは存在しない。そもそも、大差の碁なんて
      ほとんどがつまらないものだ。ねじりあいの末、大石を取って(取られて)大差に
      なったというなら別だが、普通に打ってるのに大差がつくような碁は興業としては
      見る価値なんて無い。

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