パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

ロイヤリティフリーで高性能というコーデック「AV1」とその静止画版、 普及なるか」記事へのコメント

  • AV1はAOMediaにYoutubeを運営するGoogleや、Amazon、Apple、Netflix、huluなどの配信事業者入っているので、少なくとも米国では普及するだろうけれど、
    日本ではNTTやKDDIがHEVCで配信を行っているし、4K/8K放送は世界的にHEVCを使うことが決まっているから、配信もHEVCで行こうという動きが強いため普及はしないのではないかと思う。

    HEVCは、MPEG LA以外に三菱電機が入っているHEVC Advanceと、ソニーやシャープが入っているVelos Media、TecnicolorとH.264時代のライセンサーが分裂したためにロイヤリティがH.264より高額となっているが、ロイヤリティフリーというだけでAV1が普及するとは思えない。

    # 去年からビットストリームの凍結を延期に延期を重ね、2018年1月に予定してはいるものの、また延期する可能性が高い。
     AV1もまともにリリースできていないのに静止画の規格の話を出してきてどうするつもりだろうか。

    • by Anonymous Coward on 2018年01月28日 1時01分 (#3352081)

      >AV1はAOMediaにYoutubeを運営するGoogleや、Amazon、Apple、Netflix、huluなどの配信事業者入っているので

          この時点で、ほぼ決まりじゃないですか?

      > 日本ではNTTやKDDIがHEVCで配信を行っているし、4K/8K放送は世界的にHEVCを使うことが決まっているから、配信もHEVCで行こうという動きが強いため普及はしないのではないかと思う。

          それは、これまで4K/8KのCODECとしてHEVCが技術的にリーズナブルだっただけですよね。
      もし、AV1がよりリーズナブルな技術であればISDB-Tbみたいに、CODECを入れ替える事自体はさほど難しくはないのではないかと思いますが。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2018年01月28日 2時36分 (#3352091)

        ISDB-S3だけでなく、DVBもATSC3.0も現状HEVCなんですよね。仮にAV1がインターネット標準のコーデックとして普及しても、放送はHEVCで行くのではないかと思われます。
        仮にHEVCからコーデック部分を切り替えるとしても、放送機器メーカーや、放送局の参加していないAOMediaのAV1を使うことはとても考えづらく、2020年に標準化を目指しているJVETの映像符号化標準FVCを採用するのではないでしょうか。

        また、MPEGの映像コーデックの開発については日本ではNTTやSONY、NHKなど、海外でもBBCやKBS、SAMSUNG、Dolbyなどの技術が使われています。
        少なくとも日本国内の家電メーカーや通信・放送業界は、HEVCないしは映像符号化標準FVCを推す方が国内の映像技術向上にもつながりますし、ライセンス収入も見込めるということで、AV1を推していくということはあり得です。

        海外についても、AppleやBBCのようにMPEG LAのみに入っている企業・団体はAOMediaに賛同しやすいでしょうが、HEVC AdvanceやVelos MediaなどMPEG LAに入らず別のパテントプールに加盟している企業・団体はAOMediaには賛同しないでしょう。特にVelos MediaについてはWEBサイト上でVP9/AV1はHEVCの技術が使われていると公言していますし、AOMediaとAV1の使用者は特許問題にさらされることになると思われますし、VP8の特許問題はMPEG LAとGoogleが和解しましたが、パテントプールが複数ある以上、AV1は特許問題で泥沼化する可能性が非常に高いです。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        別の視点からツッコミを入れておくと、Amazon、Apple、Netflix、huluでほぼシェアを抑えているのはアメリカとイギリスぐらいで、日本を含めて他の地域ではNetflixですらNo1の所は少ないです。

        それぞれの国で、その国のコンテンツを押さえている会社がシェアを握っているケースが多いです。世界中で売っているから全世界シェアでは強いだろうけども。

        Youtubeですら地域によってはナンバーワンではない所もあります。

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

処理中...